(短編集)
十月の旅人
- SF (392)
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ブラッドベリ‥この作家の名を聞くだけで、広大な宇宙を漂う詩人を思い浮かべるが、ここに編まれた10の短編は「これがブラッドベリ?」「これぞブラッドベリ!」と唸らせるものばかりだ。訳者の伊藤典夫氏が厳選して編んだ。種々の事情で日本の読者の目に触れなかった初期の短編を、よくぞ発掘してくださった。どの作品も50年も前に書かれたものとは思えない。作品のジャンルはSF、ミステリー、怪奇、シュール、文学、‥どれにも当てはまり、どれをも超えている。訳すのも難しかっただろう。日本の作家にはいないタイプの作風を堪能できる短編集。ブラッドベリファンではない人にもお勧めの一冊です。 | ||||
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ブラッドベリ大好きです。秋になると読み返したくなる。 | ||||
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知らなかった作品に出合えるのが楽しい。 | ||||
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新装版を見て10代の頃に購入した新潮文庫と表紙がまるで違うので別物として再購入してしまった。ブラッドベリの短編集の中でいまだに一番好きであり続ける大きな理由が収録ラスト作。続けてラスト作だけで何度か再再読。 被って購入したので新装版は誰かにふと、気楽にプレゼントしたいような気分。年齢を経て周囲に読書好きも増えたことだし喜んでもらえる可能性が大きいのもブラッドベリの魅力。 古い新潮文庫版は生涯手放すことはないだろう。引っ越しなど様々な転機に大幅に蔵書を減らしていくしかない生き方をしているが、絶対手放さない棚に入れていたため被って購入してしまうことさえ著者の言葉でいう「宇宙からの贈り物」そのものである。 | ||||
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伊藤典夫さんが選りすぐった日本独自の短編集だ。当時は珍品を集めたありがたい本だったようだ。 残念ながら、今となっては『十月のゲーム』『永遠と地球』『昼さがりの死』の三篇が既読だった。 どれも傑作なので、ちょっと残念かな。 もちろん目を見張るような作品はほかにもある。 『休日』火星コロニーから地球の花火を眺める話だ。花火はブラッドベリが愛着を持つモチーフのひとつだが、こんなに嫌な花火は他にない。たぶん物凄く綺麗なんだろうね。子供の最後のセリフに鳥肌が立つ。本書の白眉だ。 『ドゥーダッド』爆笑アイデアストーリーである。フレドリック・ブラウンみたいだ。 『すると岩が叫んだ』メキシコをドライブする夫婦がいる。この設定好きだなあ。じんわりと恐い。 特殊な恐怖が存在するのではなく、周囲のすべてが恐怖なのだ。 作者はリベラルで公正な視点の持ち主だ。それだけに一部のアメリカ人(白人限定)にひそかに怒りを感じていたのだろう。 トランプに読ませてやりたい作品だ。ああ、あいつは字が読めないか(笑)。 全部初読なら、文句なしに五つ星だった。 | ||||
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