世界の終わりの七日間
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
世界の終わりの七日間の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
世界の終わりの七日間の総合評価:
8.89/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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最初設定を聞いた時、もっと外連味に溢れた派手な内容を予想したのですが、読んでみるとあにはからんや、SFというよりハードボイルド味強めの静謐で美しい物語だった。
一人称視点の性質上、必要以上に大風呂敷を広げることもなく、淡々と主人公の視点の届く範囲を描写していくことで世界に説得力を持たせている。
正直、小惑星が衝突することが確定的な世界がこのようになっているだろうか?と疑問に思うし、主人公の行動もピンとこない部分はあるものの、作者の文章のうまさもあって「まあこういう世界もあるかもな」という納得度はある。
謎解きの部分はこの小説にとってさほど重要ではない。
それよりはロードムービーのように道すがら触れ合う人々との交流をスケッチ的に楽しむ小説なのだと思う。
そういう意味では読んでいて少しカポーティの「冷血」を思い出した。(悪人が妙に魅力的?に見えるという点も含めて)
アーミッシュの人々や、チキンを捌いてビールを飲みつつ終末を待つカップル、短い文章で的確に描写される風景はどの場面もなんだか深く心に残る。
派手ではないけれど、ずっとこの世界の物語を読んでいたいと思わせるような中毒性がある良い小説でした。
作者の別の小説の邦訳早く読めることを期待しています。