恋と禁忌の述語論理(プレディケット)

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種別
長編
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あらすじ

2018年12月14日 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)

それは、「推理」でなく「検証」。探偵を補完するもう一つの存在・推理の「検証者(ベリファイア)」、見参!大ヒット『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!!他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生!(「BOOK」データベースより)

評判

恋と禁忌の述語論理(プレディケット)の評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.00pt

恋と禁忌の述語論理(プレディケット)の総合評価:

7.90/10点 レビュー 31件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.30
(1pt)

登場人物が全員キモい

数理論理学で推理の矛盾を証明する、この構成は新鮮で楽しめました。
ただ登場人物全員が「中高生のオタクが趣味で小説を書きました」みたいな設定&キャラクター性でずっと薄寒さを感じながら読みました。
やれやれ系平凡男子大学生(なぜか周りには美男美女かつ天才的頭脳を持った人間が集まる)とその叔母(数理論理学の第一人者で超絶美人)の2人を中心に、コナンくんばりに事件に遭遇しては難事件を解決している巨乳名探偵、億単位の借金をしているオッドアイで青髪のイケメン名探偵、ハリウッド女優のような豊満ボディの中国人マフィア女等々……。キャラ設定で胸焼けしそうです。
また、平凡男子大学生とアラサー叔母はお互いに気があるのに気づかないフリをしながらイチャイチャする場面が定期的に差し込まれる。これが一番気持ちが悪かった。
堅苦しい数理論理学パートとファンタジーな登場人物たちの掛け合いにスイカと天ぷらを一緒に食べているような不快感を感じました。
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)より
4065139953
No.29
(3pt)

私の好みではない

この著者の作品「アリアドネの声」を昨年読んで非常にしっかりとした構図の本格推理ものを
書ける作家だなと感銘した。ということでこの作家のファンである長男が推薦したきたのが本書。
登場人物や事件の設定などが極めてラノベ的であることは、きっとすっきりとした本格的な推理小説
ということで我慢できるはずということで読み進んだが、正直がっかり。「数理論理学」での検証という
手法が至る所で取り上げられるが、これは退屈以外の何物でもない。この作品は著者のデビュー作
とのことだが、この流れで書かれる作品は少なくとも私の好みではない。作品そのもの価値がどうの
というところまで至ることが出来ない、少なくとも私には。
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)より
4065139953
No.28
(3pt)

面白かつた

連作短編のような体裁の長篇でした。いずれか続きが読みたいです
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)より
4065139953
No.27
(5pt)

論理数学の楽しみ方

高校時代に論理数学の一端に触れた時には、面白さよりも面倒くささにちょっと苦手意識を持っていました。
しかし、その後の仕事人生で、論理数学そのものではなく、「ロジカルシンキング」は必須かつ有用であり(所謂、必要十分条件)道具として重宝してきました。

今回、この作品を読んで、論理数学とミステリをつなげるとこんな風に遊べるんだと知り、とても充実した時間を過ごせました。
久しぶりに読書で頭を使いました。

主人公は依頼人。
彼の叔母であり偉大なる数学者は探偵の鑑定士のようなもの。
しかも、ちょっぴりの恋のドキドキ要素が良いスパイスになっています。

どんでん返しとまでは言いませんが、最後の大団円もどきは読んでいてくすりと笑えました。
うん、可愛いよ。二人とも。
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)より
4065139953
No.26
(4pt)

作中に数式というか論理式が登場の、ぶっ飛びデビュー作

『探偵が早すぎる』がとても好きで、その作者のデビュー作ということで購入しました。
探偵役のお姉さん・硯さんが数理論理学を使って推理していくというもの。作中に数式?論理式?が普通に登場します。ページをけっこう割いて数理論理学の理論について説明してくれるんだけど、だいたい分からない。というか作者、分からせる気はたぶんあまりない。これがデビュー作だなんて、ぶっ飛んでるなあと思います。ちなみに数理論理学のことがちゃんと分からなくても物語には付いていけるのでご安心を。
『探偵が早すぎる』でも思いましたが、この作者の作品は登場人物がみんな個性的で読んでいて楽しいです。ミステリーとして謎解きしながら読むのもよし、一癖も二癖もある登場人物たちの会話にクスリとしながら読むのもよし。
物語は基本的に、別の探偵が解決した事件について、その推理が間違っていることを硯さんが指摘し、正しい推理を提示するという形で進みます。この本のキモである数理論理学は主に前半の別の探偵の推理を否定するところで使われ、肝心の正しい推理を導き出すところではあまり使われないのが惜しい。硯さん自身が天才的な頭脳の持ち主として描かれているので、正しい推理はどちらかというと彼女のひらめき的なところに依存しているように読めました。数理論理学なくても推理成立しちゃうじゃーん、みたいな。まあ、論理学というものがそもそも既知の事実から正しい結論を導くものであって、ゼロから何かを発想するというものではないから、仕方のないところなのかもしれませんが。
ただ、それはそれとして、大学で触り程度に記号論理学を学びましたが、その先にこんなに深い世界があって、色んな体系があるとは知りませんでした。数理論理学をちょっと勉強してみたくなりました。
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)より
4065139953

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