スィールの娘



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    初公開日(参考)2014年06月
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    長編小説

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    スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫)

    2014年06月12日 スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫)

    “強き者の島”の王ブランには三人の弟と一人の妹がいた。“旧き民”の習わしで王位は彼の息子ではなく、妹ブランウェンの息子が継ぐはずだった。だがアイルランドの上王が妹に求婚したとき、ブランの心は揺れた。妹が嫁げば自分の息子が王位を継げるではないか。こうしてブランウェンは異国に嫁ぎ、悲劇の種は蒔かれた。世界幻想文学大賞生涯功労賞の大家が描く、壮絶な悲劇。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    帯コピー以上の悲劇!そして普遍的。

    「アイルランドに嫁いだ〈強き者の島〉の美しき王女を襲う壮絶な悲劇」という
    帯のコピーを上回る、とても悲しく、戦のむなしさを描いた惨劇です。
    第一部「アンヌウヴンの貴公子」も草薙の剣を巡る物語を彷彿させて面白かったのですが、
    この話は……表紙の可憐さを上回る、凄みを持ったお話です。
    現代社会の血で血を洗う宗教戦争を彷彿させる、戦のむなしさ。
    その原因は、名誉だとか不名誉だとか復讐心だとかの、
    悲しいほどに子供っぽい人間的な感情。
    作者は1907年生まれだとのことですが、幼いときに第一次世界大戦を体験し、
    大量破壊戦争のむなしさを感じ取ったに違いありません。
    なのに、長じての第2次世界大戦……
    女性の視点で結び直す戦争の物語が、とても普遍的で心に染みます。
    女主人公であるブランウェンの結婚を巡る悲劇はもちろんですが、
    その前段階での一族の悲劇の伏線が、切なく効いています。
    「マギノビオン」の原典はとても読みにくのですが、
    再編成されたこのシリーズはとても読みやすい!
    ファンタジー好きは、一食抜いても読んでいただきたいものです。
    スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫)より
    4488579043



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