明日訪ねてくるがいい
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
明日訪ねてくるがいいの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
明日訪ねてくるがいいの総合評価:
8.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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今まで読んだミラー作品からすると、ニューロティックな初期作品から、技巧を極めた中期作品群を経て、後年はありふれた人物や環境でどこでも起こりうる運命の悲劇を描く方向性に変わっていったと思われます。狂言回しとなる若い弁護士トマス・アラゴンは、こうしたストーリーにぴったり。控えめで思いやりがあるにも関わらず、結構ずばずば辛辣な事を言います。登場人物とのやりとりでも、オブラートに包みながらも、必要であれば耳の痛い忠告をずばりと言う。人の命がかかった場面では、自分の危険も顧みず身を投げ出す。そのくせ一命を取り留めて収容された病院の担当医がたまたま自分の妻と知って思わず涙ぐむシーンに胸が暖かくなりました。
地味だけれどいい作品ですね。