COVERED M博士の島
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あらすじ
募集内容・・全身整形に抵抗のない二十代から三十代の男性を急募。報酬・・一千万円。条件・・瀬戸内海O島に最大一年の滞在。備考・・術後、元の姿に戻れないことを承諾できる方に限ります。人生に絶望していた「僕」は、新しい「自分」を手に入れるために、治験モニタ人材バンクのサイトにあった異様な募集に応募し、O島に向かった。瀬戸内海に浮かぶO島は、近年まで〈鬼〉が出ると噂され、周囲の住民も近づくことのない孤島だったが、東京から姿を消した若き天才美容外科医のM博士が購入し、研究棟を建てて究極の「美」を追究していた。そこには、二人の美しい女と博士の婚約者=レイコがいた。「僕」の手術後、M博士の部屋から、首のない死体が見つかる。博士を殺した〈鬼〉を自らの手で捕まえるため、レイコは研究棟を〈密室〉にしていく――。なぜ、M博士は殺されたのか。究極の「美」とは何なのか。〈鬼〉は何者なのか。アガサ・クリスティー賞作家が初めて挑んだ孤島ミステリ。(「BOOK」データベースより)
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評判
COVERED M博士の島の評価:
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COVERED M博士の島の総合評価:
7.00/10点 レビュー 2件。
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まったく全身の姿かたちを変えてしまうほどの整形技術という、いかにもミステリーのギミックとして用意された能力の使い方がそのまま過ぎて呆れる。それに加えて犯人の動機面においてリアリティが無さ過ぎて共感もしにくい。それを小難しい自己陶酔的な美に対する哲学の語りで誤魔化している印象が拭えなかった。つまりあえてミステリーというジャンルで勝負している必然性の分からない作品。
この著者さんの他の作品の傾向を見て分かりましたが、無理にミステリーとして書くよりも、自分の書きたい世界観や表現があるようなので、それを優先させたジャンルで活かした方が良いんじゃないでしょうか?