シマロン・ローズ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    5.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    2.50pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-総合:1672位
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    10.00pt

    80.00pt

    20.00pt

    20.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1999年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,095回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    シマロン・ローズ (講談社文庫)

    1999年06月30日 シマロン・ローズ (講談社文庫)

    When his illegitimate son is wrongly accused of murder, Billy Bob Holland stands alone against the ruthless powers controlling the small town of Deaf Smith, Texas, as his investigation uncovers deeply rooted, high-level corruption, violence, and murder. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 出版社からのコメント Texas attorney and former Texas Ranger Billy Bob Holland has many secrets. Among them is Vernon Smother's son, Lucas, a now-teenaged boy about whom few know the truth -- Lucas is really Billy Bob's illegitimate son. When Lucas is arrested for murder, Billy Bob must confront the past and serve as the boy's criminal attorney. Billy Bob knows the propensity of the town, Deaf Smith, Texas, to make scapegoats out of the innocent and to exploit and sexually use the powerless. During Lucas's trial, Billy Bob realizes that he will have to bring injury upon Lucas as well as himself in order to save his son. As a result, Billy Bob incurs enemies that are far more dangerous than any he faced as a Texas Ranger. With the same electric language and hard-edged style that brought James Lee Burke's Dave Robicheaux novels to the forefront of American crime fiction, Cimarron Rose explodes with a new, evocative setting that will establish Billy Bob Holland as James Lee Burke's next great character. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    シマロン・ローズの総合評価:5.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (3pt)

    MWAエドガー賞を射止めた、男の生き様を描いたネオ・ハードボイルド

    アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’98年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)受賞作である。ジェイムズ・リー・バークは’90年度の同賞も『ブラック・チェリー・ブルース』という作品で受賞しており、本書で2度目の受賞に輝いた。

    ハードボイルド小説の魅力はその主人公にあるといっていいだろう。本書のビリー・ボブはそれにまさにうってつけの人物である。41才の彼は、警察官とテキサスレンジャー(テキサス州公安局承認の半官半民的捜査員)を経験したのち、連邦検事補を経て、今はテキサスのとある郡庁所在地であるデフスミスという田舎町の弁護士だ。彼にはテキサスレンジャー時代に誤って相棒を撃ち殺してしまったことと、かつて愛した女性との間にできた子供が今は他人の子として成長し実の親子の名乗りを上げられないことの、ふたつの過去がある。

    物語は、彼の悪を憎み正義を貫くため、頭に血がのぼり我を忘れるほど暴力にのめりこんでしまったり、それらの暗い過去の亡霊や曽祖父・祖父との血のつながりから、それではいけないという矛盾や葛藤を自身の中に抱え込み、みずからをストイックに律しようと苦悩したりする姿が描かれる。

    事件は、くだんの息子が容疑者となったレイプ殺人、留置場から脱走した前科者が焼き殺される事件、保安官の惨殺事件などだが、息子の無実を信じるボブの調査や法廷でのシーンを通して、地元名士の親子の確執、胡散臭いメキシコ人麻薬捜査官、自分の過去と関りのあるらしい凶悪な前科者、ボブが恋心を抱く保安官助手、隣人の息子とのこころのふれあいなどのエピソードを交えながら、ボブの、われわれが常識で知る弁護士とは全然違う生き様を、深く、時には暴力的に、時には詩情豊かに謳い上げてゆく。

    本書は、謎解きの興味は脇に置かれているものの、癒せぬ傷を抱えた男の誇りと哀しみに満ちた、読み応えのあるネオ・ハードボイルド・ストーリーである。
    シマロン・ローズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シマロン・ローズ (講談社文庫)より
    406264617X
    No.1:
    (2pt)

    叙情派ハードボイルド

    叙情豊かな文章で綴られるストーリーは、テキサスの田舎町の風景とよくマッチして独特の雰囲気を醸し出している。だが人間関係がなかなかつかみづらく、本筋を追うのに戸惑うこともあった。登場人物がどんな人間なのかよくわからなかったのは、アメリカ南部のイメージが私にないせいだと思う。本書の質は高いので好みの問題になるが、例えばトマス・H・クックが好きな人にはお勧めできる。
    シマロン・ローズ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シマロン・ローズ (講談社文庫)より
    406264617X



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク