致命傷
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探偵のタナーのもとに著名人の夫人が夫の様子がおかしいので捜査を依頼され・・・というお話。 この人も所謂ロス・マク・スクールの一人に数えられると思いますが、中でも謎の複雑さや入り組み方では一番ロス・マクに近いのではないかと読んで思いました。最後の最後まで謎解きを引きずるその筆致にはエラリー・クィーンの面影すら感じてしまいます。この人も推理小説とは何たるかを十分過ぎるほどよく判っている人だなと、半ば呆れるほどの筋の錯綜のさせ方には感銘すら感じます。流石、80〜90年代の私立探偵小説/ハードボイルド界を牽引しただけはあるなと思います。偶然だと思いますが、幾つか相似点のあるリューインの「A型の女」より出来はいいと思います。個人的にはこういう小説を読みすぎているので謎解きに驚愕したり感嘆したりはしませんでしたが、処女作でここまで書いたら大したものと思います。 この後、もっと評価が高まるのを知っているので読むのが楽しみです。機会があったらご一読を。 | ||||
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