初恋物語
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極めて平凡な男子高校生が、ある日突然相手の夢に入り込むことで相手をコントロールできるという超能力を身につける。そして旅の途中で出会った謎の少女とともに不良学生や暴力団との闘いを繰り広げる。 相手の夢に入るためには相手と目を合わせ、その後お互いの夢波が一致することが必要……などと、主人公の超能力は完全に著者の手の内にあり、著者の設定が絶対である。まあ今でいうと、あらかじめ著者の決めた設定に基いてロジカルにストーリーが展開する西澤保彦のSFミステリみたいなものか。 題名からはラブコメの要素を期待するが、二人の恋愛感情の芽生えはほとんど描かれておらず肩透かしをくう。また、主人公の超能力がすごすぎて、サスペンスストーリーにつきものの、主人公が絶体絶命のピンチに陥る場面がほとんどなく、スリルを味わうこともできないうちにあっという間に話しは終わる。最後はまさかの◯◯オチである。 どうでもいいことだが、こういう安直な小説に出てくる犬ってたいがい絶大なる嗅覚を持っていて絶対間違えないんだよな。宮部みゆきや道尾秀介のデビュー作なんかでもそうだった。 小説のリアリティとは何かについて著者が書いた"あとがき"がちょっとだけおもしろかったかな。本編は著者の大量の有名作に埋もれて、おそらく忘れ去られていくであろう。 | ||||
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