アトロシティー

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種別
長編
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あらすじ

2013年02月16日 アトロシティー

続発する詐欺的な訪問販売に、それとの関連が疑われる押し込み強盗殺人の真相。生活保護も受けずに餓死したまだ若い母娘の謎。極悪な拉致監禁殺人を犯しながら、反省の色のない少年犯罪加害者の追跡。取材を続けていたジャーナリストは、いつしか、動機も手口も不明の奇怪な事件の渦中に巻き込まれていく―都会の闇はいまだ濃く、人間どもは生臭い。不気味な通奏低音が鳴り響く、傑作犯罪叙事詩。凄惨なるクライム・サスペンス。(「BOOK」データベースより)

評判

アトロシティーの評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

アトロシティーの総合評価:

7.88/10点 レビュー 16件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

アトロシティーの感想

まず、訪問販売についてのいろいろな問題部分が書かれている。これは主人公が事件に入り込んでいくきっかけになるところなので、相手の手口とかずる賢さがしっかり丁寧に描かれている。要するにオレオレ詐欺的な犯罪を構成する
訳で、一般的な市民はキチンとした対処をしないと相手の思う壺にはまることになる。そうならないためにどうすべきか、そんな教えになる良い書き方だと思う。そして隣室のトラブルに係わった主人公は仕事としてアパートで餓死した親子の様子をリポートしているうちに、悪質な訪問販売を繰り返すグループが凶悪な殺人事件を起こしている事実に行き当たる。現実社会でもオレオレ詐欺や振り込め詐欺の犯罪をシンジケートを組んでやっている犯罪集団が居る。小説の中では騙され何もかも失った人が、復讐のため知恵を絞り用意周到に計画して相手を騙し失った物を取り返す、そんな内容が共感を呼び爽快感に繋がる訳だ。しかし、彼らは何の罪もない人たちをターゲットに大切なお金を騙し取っていく。ある意味とても許しがたい犯罪である。こういった犯罪に加わっているのが同じ人間であるという事実にやりきれなさ以外に何もない。ただ楽して人より金を手に入れたい。金を手に入れるためなら何も考えない。そんな人間の心の内は何がどうなっているのか非常に興味深い。脱線したがこの訪問販売のグループも主犯格は居るがメンバーがその度入れ替わり痕跡を残さないようにして捜査の手が及ばないようにしている。この連中も無機質な自分勝手な行動原理を見せ現実の詐欺集団と同じ描き方をしているので、読んでいると非常に腹立たしく、我知らず物語り世界に入り込んでいて苦笑する。けっこう展開の上手さ人物の動かし方の上手さがあり読みふける。ラストはともかく目の付け所が上手いなと感じる著者の姿勢で、ミステリとしてもこれはこれで面白い一冊と評価できる内容だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.15
(1pt)

後味が悪すぎる

救いがない物語。こんな陰惨な話を書いていたら読者に見放される。案の定というか、ほとんど作品を残せていない。作風を変えない限り、文壇から消えるのは時間の問題。
アトロシティー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: アトロシティー (光文社文庫)より
4334769381
No.14
(1pt)

後味が悪すぎる

救いがない物語。こんな陰惨な話を書いていたら読者に見放される。案の定というか、ほとんど作品を残せていない。作風を変えない限り、文壇から消えるのは時間の問題。
アトロシティー Amazon書評・レビュー: アトロシティーより
4334928730
No.13
(5pt)

交差する複数の殺人事件!

複数の殺人事件が見事に交差する。訪問販売殺人事件。大学教授の愛人殺人事件。大学教授の同期生がジャーナリストとして複数の事件の真相に迫る。アメリカの猟奇的殺人事件が参考にされている。主人公と共同戦線を張るユニークな刑事。登場人物のキャラクターが面白い。一気に読ませる。世相を反映しているのは、訪問販売殺人だ。浄水器や蒲団セットを法外に高価な値段で売り付け、客が辞退すると殺人行為に及ぶ。訪問販売が目的なのか、殺人が目的なのか、よく分からない。猟奇的殺人とはそういう事件である。キャラクターとして面白かったのは、誠実で優しい人柄でありながら、不倫をして、不義の子を儲け、邪魔になると愛人と娘を殺し、最後は自ら自死に至る大学教授の空虚な人生だ。地位も名誉もありながら、愛人を殺してしまう虚しさ。何のために殺さなければならないのか?金で解決することは出来なかったのか?何とも悲しい性だ。
今回も性的犯罪が重要なテーマになっている。本格的な推理小説。お勧めの一冊だ。
アトロシティー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: アトロシティー (光文社文庫)より
4334769381
No.12
(5pt)

交差する複数の殺人事件!

複数の殺人事件が見事に交差する。訪問販売殺人事件。大学教授の愛人殺人事件。大学教授の同期生がジャーナリストとして複数の事件の真相に迫る。アメリカの猟奇的殺人事件が参考にされている。主人公と共同戦線を張るユニークな刑事。登場人物のキャラクターが面白い。一気に読ませる。世相を反映しているのは、訪問販売殺人だ。浄水器や蒲団セットを法外に高価な値段で売り付け、客が辞退すると殺人行為に及ぶ。訪問販売が目的なのか、殺人が目的なのか、よく分からない。猟奇的殺人とはそういう事件である。キャラクターとして面白かったのは、誠実で優しい人柄でありながら、不倫をして、不義の子を儲け、邪魔になると愛人と娘を殺し、最後は自ら自死に至る大学教授の空虚な人生だ。地位も名誉もありながら、愛人を殺してしまう虚しさ。何のために殺さなければならないのか?金で解決することは出来なかったのか?何とも悲しい性だ。
今回も性的犯罪が重要なテーマになっている。本格的な推理小説。お勧めの一冊だ。
アトロシティー Amazon書評・レビュー: アトロシティーより
4334928730
No.11
(3pt)

アトロシティー

大学の非常勤講師でありジャーナリストの田島は、生活保護も受けずに餓死した母娘の事件を調べていた。ある日、浄水器の悪質な訪問販売に居座られている隣人の姉妹を助け、その姉妹を通して刑事の緑川と知り合う。緑川から、いくつかの強盗殺人事件に悪質訪問販売が関わっていることを聞いた田島は謎を追うが、やがて自らも奇怪な事件の渦中に巻き込まれていく!
アトロシティー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: アトロシティー (光文社文庫)より
4334769381

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