空白の起点



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空白の起点 (日文文庫)
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初公開日(参考)1998年02月
分類

長編小説

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空白の起点 (日文文庫)

1998年02月28日 空白の起点 (日文文庫)

真鶴の海岸近くの崖から男が突き落とされ墜落死する。折しも、付近を通過中の列車の乗客が事件を目撃するが、目撃者の一人は被害者・小梶美智雄の娘・鮎子であった。やがて小梶が多額の生命保険に加入しており、要注意の契約者であったことが判明。事件に不審を抱いた保険調査員の新田純一は、小梶の調査を開始するが…。複雑な人間模様に潜む危険な愛憎を捉えた本格長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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空白の起点の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

古さを感じさせない佳作

僕は本作の日文文庫版を古書フェアで見つけ、買って読んでみた。日文文庫ってどこ? と思ったら、奥付に日本文芸社と書いてあった。今は日文文庫なんてないから、レアな文庫だ。

そんなことはさておき、本書はもともと1961年に光文社から出ているから、ずいぶん古いミステリである。しかし、今読んでも古臭さをあまり感じさせない。保険金殺人、列車からの殺人目撃など、道具立ては地味だが今でも通用する内容だと思う。

難を言えば、女性や男女関係の描写に前時代的なものがあって(笹沢作品には往々にしてこれがある)、今の視点で読めば差別のそしりを免れないけれど、それは書かれた時代を考慮して目をつぶるとしよう。

主人公は保険調査員の新田純一(そんな名前のアイドルがいたけど、これはまあ偶然ですね)。彼にも暗い過去があって、それは何かということでも引っ張るのだが、これは案外あっけなかった。それにしても笹沢左保30歳ごろの作品、文章がとても達者である。本作は直木賞候補にも挙がったようだ。
空白の起点 (日文文庫)Amazon書評・レビュー:空白の起点 (日文文庫)より
4537080310
No.1:
(4pt)

これはいいですね。

「ひどミス」を読んだ人が勧めていたので。1961年、『宝石』に連載され、すぐ単行本化されたもの。新幹線開通前で、大阪から帰る特急の窓から、若い女が真鶴あたりで海へ落ちる男を見た。それが実は実の父で、というところから、その父がいくつもの生命保険に入っていたということで、生保会社の男が探偵役になって調べて行く。特に意外な展開ではないが、雰囲気がいい。
空白の起点 (日文文庫)Amazon書評・レビュー:空白の起点 (日文文庫)より
4537080310



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