君の館で惨劇を
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知らない作家だがタイトルと帯に書かれた荒筋に惹かれて読んでみた。うーん、結論から云うと狙いと云うかお遊びの趣旨は解かるんだけれど物語そのものにやや無理があると感じた。そんなミステリに淫した物語は自分には | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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素晴らしい本をありがとうございました | ||||
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トリックもプロっとも最低レベル。よくこれで出版できたなと思うレベル。特にひどいのが二番目の殺人のトリックで乱歩と横溝作品に敬意を払っていると言いながら全くオマージュになっていない。何とか最後まで読んだものの二度と読みたくないミステリー№1!! | ||||
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語り部は、血に弱い売れないミステリー作家。 惨劇の舞台は、ミステリーマニアにして経済界の影の大物が趣味と金に飽かして作った、仕掛けだらけの大邸宅。 登場するのは、大物の若き妻にして気品と美貌を誇る絶世の美女とその崇拝者たち。皆、ミステリーマニア。 そして、セレブだけがその存在を知っている謎の仮面探偵と、犯行予告通りに殺人をする犯人。 「いかにも本格です」の設定と、飛び交うミステリーの名作タイトルにわくわくして読み始めたのですが・・・。 主人公が言われてた「トリックありきで人間が書けてない」を地で行ってますよ。 惨劇のための無理やりすぎる話です。 | ||||
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これは私には、まったくの期待はずれだった。 乱歩や正史など数多くの作品のネタバレを含むという謳い文句の作品であり、つまりはそういう作品群に対するリスペクトがあるのかと思っていた。 そして、内容の充実度も、そういうものだと期待していた。 しかし、その期待は見事に裏切られた、という感じだ。 まあ、私が勝手にきたいしたのが悪いといえば悪いのだが。 とにかく、本作にはミステりに必要な作者と読者の智の勝負、というものがない。 そしてこのおふざけ感は、実に下世話であり、せっかくの作品の質を低下させている。 巻末の解説にもあるとおり、「密室殺人王手飛車〜」に相通じるものがある。 この解説を先に読んでいたら、私が本作を読むことは、まずなかっただろう。 確かに乱歩や正史の作品をなぞらえたような場面が登場する。 しかし、それは非常に表面的なものであり、内容は実にうすっぺらい。 というか、ほとんど無い。 ネタバレのオンパレードというだけではなく、この作風もまた、読者を選ぶ作品だ。 「砂楼〜」を読んだときには、著者はもう少し真摯にミステリに対する作家だと思っていた。 いや、こういう作品が悪いというわけではない。 しかし、現代もの長編の第一作がこれというのは、ちょっと著者のミステリに対する姿勢を疑ってしまうとともに、この叢書に対する考えも変わってしまった。 そして実はこういう作品は、私の感覚に一番マッチしないものだ。 イネスやバークリーのミステリに対するというか読者に対するおちょくりは、もっとずっと高尚だからね。 | ||||
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