君の館で惨劇を



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    初公開日(参考)2012年03月
    分類

    長編小説

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    君の館で惨劇を (本格M.W.S.)

    2012年03月13日 君の館で惨劇を (本格M.W.S.)

    セレブから秘密裏に依頼をうけ、難解な事件を解き明かすダーク探偵。ワトソン役として指名された売れない本格作家三神悠也は大富豪・天綬在正の館へ招かれる。ミステリー・マニアが集うその館には黒死卿から脅迫状が届き、乱歩と正史の作品を基にした連続密室殺人事件がおこる。土蔵に転がる血みどろの死体!宙を舞い、足跡を残さずに消えさる怪人!赤い乱歩の密室と白い正史の密室が意味するものは。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

    君の館で惨劇をの総合評価:4.60/10点レビュー 5件。Dランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (5pt)

    君の館で惨劇をの感想

    知らない作家だがタイトルと帯に書かれた荒筋に惹かれて読んでみた。うーん、結論から云うと狙いと云うかお遊びの趣旨は解かるんだけれど物語そのものにやや無理があると感じた。そんなミステリに淫した物語は自分には
    ちょっと受け入れられない。架空世界とはいえ「密室殺人ゲーム王手飛車取り」の方が遙かにとっつき易く受け入れやすい。そしてお遊びとして究極の世界感の中でのミステリゲームを楽しむというスタンスが面白かった。
    これは乱歩や横溝のほか数多くのミステリの内容やトリックに関して登場人物から語られるというお遊びのほかに、館で起こる不可能殺人の謎を探偵が解き明かすというオーソドックスなストーリー展開の物語だけれど、内容に
    見合わない軽い文体と薄っぺらな人物達の行動や思考にどうも付いていけない。動機も解明もとおりいっぺんと云った印象で共鳴も何もない。本当にミステリが好きで書いているのか?と感じるほどで分厚さの割りにさーっと読み終えて
    さしたる感想も沸かないほどだった。 こういった内容の本はもういいだろう。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (5pt)

    大変面白い本

    素晴らしい本をありがとうございました
    君の館で惨劇を (本格M.W.S.)Amazon書評・レビュー:君の館で惨劇を (本格M.W.S.)より
    4523265054
    No.3:
    (1pt)

    ひどい作品

    トリックもプロっとも最低レベル。よくこれで出版できたなと思うレベル。特にひどいのが二番目の殺人のトリックで乱歩と横溝作品に敬意を払っていると言いながら全くオマージュになっていない。何とか最後まで読んだものの二度と読みたくないミステリー№1!!
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    4523265054
    No.2:
    (2pt)

    王道を行こうとして・・・という作品

    語り部は、血に弱い売れないミステリー作家。
    惨劇の舞台は、ミステリーマニアにして経済界の影の大物が趣味と金に飽かして作った、仕掛けだらけの大邸宅。
    登場するのは、大物の若き妻にして気品と美貌を誇る絶世の美女とその崇拝者たち。皆、ミステリーマニア。
    そして、セレブだけがその存在を知っている謎の仮面探偵と、犯行予告通りに殺人をする犯人。

    「いかにも本格です」の設定と、飛び交うミステリーの名作タイトルにわくわくして読み始めたのですが・・・。
    主人公が言われてた「トリックありきで人間が書けてない」を地で行ってますよ。
    惨劇のための無理やりすぎる話です。
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    4523265054
    No.1:
    (1pt)

    完璧に読者を選ぶ作品

    これは私には、まったくの期待はずれだった。
    乱歩や正史など数多くの作品のネタバレを含むという謳い文句の作品であり、つまりはそういう作品群に対するリスペクトがあるのかと思っていた。
    そして、内容の充実度も、そういうものだと期待していた。
    しかし、その期待は見事に裏切られた、という感じだ。
    まあ、私が勝手にきたいしたのが悪いといえば悪いのだが。

    とにかく、本作にはミステりに必要な作者と読者の智の勝負、というものがない。
    そしてこのおふざけ感は、実に下世話であり、せっかくの作品の質を低下させている。
    巻末の解説にもあるとおり、「密室殺人王手飛車〜」に相通じるものがある。
    この解説を先に読んでいたら、私が本作を読むことは、まずなかっただろう。

    確かに乱歩や正史の作品をなぞらえたような場面が登場する。
    しかし、それは非常に表面的なものであり、内容は実にうすっぺらい。
    というか、ほとんど無い。
    ネタバレのオンパレードというだけではなく、この作風もまた、読者を選ぶ作品だ。

    「砂楼〜」を読んだときには、著者はもう少し真摯にミステリに対する作家だと思っていた。
    いや、こういう作品が悪いというわけではない。
    しかし、現代もの長編の第一作がこれというのは、ちょっと著者のミステリに対する姿勢を疑ってしまうとともに、この叢書に対する考えも変わってしまった。
    そして実はこういう作品は、私の感覚に一番マッチしないものだ。
    イネスやバークリーのミステリに対するというか読者に対するおちょくりは、もっとずっと高尚だからね。
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