(短編集)

この謎が解けるか?



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この謎が解けるか?: 鮎川哲也からの挑戦状! 1 (鮎川哲也からの挑戦状! 1)

2012年02月22日 この謎が解けるか?: 鮎川哲也からの挑戦状! 1 (鮎川哲也からの挑戦状! 1)

一人の男が名古屋の墓地で殺された。やがて浮かび上がってきた容疑者は3人…が、事件当日、東京や静岡にいたという容疑者たち。鉄壁のアリバイは崩せるのか?鬼貫警部・丹那刑事のコンビが登場の「アリバイ」、山奥のヒュッテで起こった殺人事件「白樺荘事件」、資産家の細菌学者を襲った奇妙な殺人事件「悪魔の灰」…など未刊行作全7編!巻末には作品解説のほか、昭和30年代当時「私だけが知っている」のシナリオ作家として鮎川哲也とともに活躍した、夏樹静子のインタビューを特別収録。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

復刻されたことに意味のある推理ドラマ用シナリオ

かつてNHKで放送されていた「私だけが知っている」に鮎川哲也氏が執筆したシナリオをノベライズしたのが本書である。
もちろん鮎川氏のシラリオは相当数あったらしく、本書ではその初期の7作だけが収載されている。
しかし、第二弾はすでに予定されており、好評であれば第三弾、第四弾と続く可能性もある。
しかも、このなかには小説化されたものや、そのアイデアが小説に利用されたものなどがある。
だから鮎川ファンとしては、そういうあたりの楽しみ方もあるというものだ。

さて、ミステリとしての出来はというと、もちろんテレビ用だし推理クイズというかコントのようなものだし、他愛のないものがほとんどである。
もちろん解決を導くためのヒントは作中にあるから、正々堂々と読者は勝負できる。
今風のひねくれたものがあるわけではないから、そういう意味では時代を感じさせる。
しかし、昭和30年代の懐かしく心地良い雰囲気が味わえる。
まあ、かなり無茶なというか、ヒントにもなっていないという作品もないわけではないが、そこはご愛敬というところか。

とにかく、本書をまとめてくれた編者に感謝したい。
読み尽くしたと思われた故人の作品を発掘し、ノベライズとして刊行した意味は大きい。
ビデオ等の記録が残っていない当時の番組を、そして作家の知られざる作品を知る機会を与えてくれた。
鮎川氏の他の作品、さらには土屋隆夫氏等他の作家の諸作も、一部は光文社文庫で復刻されたが、傑作怪作を含めその全貌を俯瞰するためにも、読んでみたいものである。
この謎が解けるか?: 鮎川哲也からの挑戦状! 1 (鮎川哲也からの挑戦状! 1)Amazon書評・レビュー:この謎が解けるか?: 鮎川哲也からの挑戦状! 1 (鮎川哲也からの挑戦状! 1)より
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