緑ヶ丘小学校大運動会

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長編
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あらすじ

2011年07月20日 緑ヶ丘小学校大運動会

「おれは、先輩の味方になりたい」今日はマサルにとって小学校最後の運動会。好きな子と同じ委員になったし、リレーの選手にも選ばれた。だけど優勝杯の中に薬の空シートを見つけたことから、運動会の色合いが一変する。そのシートは「殺人の証拠」かもしれないのだ。しかも犯人は、憧れのあの先輩だなんて。「このままには、絶対しない」マサルの父親・真樹夫は、子どもたちの間でドラッグが出回っているという情報を耳にする。携帯には差出人不明のいわくありげなメールが送られてきた。昨夜は、ある子どもの母親が死んだ。小学校で今、いったい何が起きているのか―。真樹夫は真相を探り始める。運動会の校庭で繰り広げられる小学生の「推理」と大人の「思惑」。プログラムの進行とともに、ふたつは交わり、そして意想外の真実へとたどりつく。運動会の一日はミステリーの最高の舞台。(「BOOK」データベースより)

評判

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No.2
(3pt)

からみあうストーリー

2011年に出た単行本の文庫化。
 小学校の運動会を舞台に、謎の薬をめぐって子どもたちと父兄が右往左往する物語だ。
 運動会の描写は愉快だ。楽しいところも嫌なところも、いかにもな感じで語られており、懐かしさを感じる。
 真相は意外。複雑にからみあっており、ミステリとしてもよくできていると思う。ただ、ちょっと肩すかしな読後感ではある。盛り上がりにいまひとつ欠けた印象だ。
緑ヶ丘小学校大運動会 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 緑ヶ丘小学校大運動会 (双葉文庫)より
4575516856
No.1
(3pt)

からみあうストーリー

2011年に出た単行本の文庫化。
 小学校の運動会を舞台に、謎の薬をめぐって子どもたちと父兄が右往左往する物語だ。
 運動会の描写は愉快だ。楽しいところも嫌なところも、いかにもな感じで語られており、懐かしさを感じる。
 真相は意外。複雑にからみあっており、ミステリとしてもよくできていると思う。ただ、ちょっと肩すかしな読後感ではある。盛り上がりにいまひとつ欠けた印象だ。
緑ヶ丘小学校大運動会 Amazon書評・レビュー: 緑ヶ丘小学校大運動会より
4575237353
No.0
(2pt)

「運動会」であることに意味はあったのだろうか?

森谷明子お得意の日常のささいな謎を読み解くミステリー。
運動会と謎ときがどう結び付くのかと、ワクワクしながらページを捲ったのだが、
読み進めるうちに「別に運動会を舞台にする必然性ないよなー」と感じた。

恩田陸の『ドミノ』は大勢の登場人物による視点の変化を利用して、
先が読めない展開に仕立てることに成功していたが、
本作ではそれがうまく作用しておらず、 情報過多のよく分からない話になってしまっている。
主人公も小学生なのか、それともその父親なのかハッキリせず、
父子家庭の彼らが抱えるトラウマも物語にあまり活かされていない。
同級生の女の子との恋愛話も正直不要だ。

唯一良かったのは、運動会のプログラムを模した目次ページ。
洒落てて実に面白い。

やっぱり森谷明子は、紫式部シリーズや『七姫幻想』のように、
古典を題材にした作品の方がキレがある。
緑ヶ丘小学校大運動会 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 緑ヶ丘小学校大運動会 (双葉文庫)より
4575516856
No.-1
(2pt)

「運動会」であることに意味はあったのだろうか?

森谷明子お得意の日常のささいな謎を読み解くミステリー。
運動会と謎ときがどう結び付くのかと、ワクワクしながらページを捲ったのだが、
読み進めるうちに「別に運動会を舞台にする必然性ないよなー」と感じた。

恩田陸の『ドミノ』は大勢の登場人物による視点の変化を利用して、
先が読めない展開に仕立てることに成功していたが、
本作ではそれがうまく作用しておらず、 情報過多のよく分からない話になってしまっている。
主人公も小学生なのか、それともその父親なのかハッキリせず、
父子家庭の彼らが抱えるトラウマも物語にあまり活かされていない。
同級生の女の子との恋愛話も正直不要だ。

唯一良かったのは、運動会のプログラムを模した目次ページ。
洒落てて実に面白い。

やっぱり森谷明子は、紫式部シリーズや『七姫幻想』のように、
古典を題材にした作品の方がキレがある。
緑ヶ丘小学校大運動会 Amazon書評・レビュー: 緑ヶ丘小学校大運動会より
4575237353

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