蘆屋家の崩壊
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初版刊行(参考)
種別
長編
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3,703回
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9回
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あらすじ
外部リンク
評判
蘆屋家の崩壊の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
蘆屋家の崩壊の総合評価:
8.63/10点 レビュー 38件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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まず、陰陽師、八百比丘尼、昔話、巨大赤蟹、ケルベロス、黄泉の国等の道具立てを現代に活かすと言う構成がシッカリしている。猿渡と言えば、猿蟹合戦、これが巨大赤蟹へと拡がると言ったイメージの繋がりも巧み。これを背景に、ガンモドキをワザと飛龍頭と言う妖怪名で記す等の洒落で、ユーモア味とホラー味のバランスを巧く取っている。猿渡の乗るハデな車が次々と変わるのも趣向の一つだろう。
その中でも、赤蟹、ヌートリアと言った具体的イメージが湧く「カルキノス」、「超鼠記」は生理的嫌悪感が読み手に纏わる様。「ケルベロス」は外国人宮司や特殊な地形を活かした雰囲気創りが巧み。「埋葬虫」は幻想感と圧倒的な"虫"の迫力が混淆した傑作。
最終作「水牛群」は本作の解題とも言うべき作品で、作者の苦衷の体験がそのまま読者に伝わって来る様である。脳内恐怖物質がジワジワと溢れて来る短編集。