ビジョンの条件
- 横領 (72)
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同族会社の巨大な悪の組織を相手に、共同のビジョンを持ってそれに立ち向かう人間模様が旨く描かれた作品です。 非常に細かいところまで描写が行き届いていて、読者を引き付ける魅力ある作品だと思われます。 かなり様々な人間が登場しますが、それぞれには個性があり、その個性を生かしながら立ち振る舞う姿が良く捉えられています。 一人の人間だけを中心に描くのではなく、関係する人物をそれぞれの角度から描写し、それが作品の奥の深さに繋がっています。 ひょっとしたら、この作品に出てくるような社会構成は(読者の)身近に感じられるかもしれませんね。そういう読者はおそらく共感を持ちながら読まれることでしょう。 我々もビジョンを持って生きたいですね。 | ||||
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ビジョン=志だ。 著者がこれまで、度々描いてきた世界だ。 例えば著者の「荒野の証明」と、通ずるところがある。 しかし、本書で描かれる会社の裏側は、悪そのものである事が特徴だ。 私なら、自分の勤務する会社が、この様な悪に手を染めている事を知れば、 翌日にでも、辞表を提出したいぐらいの巨悪だ。 基本的スタンスは、会社に滅私奉公しても、会社がいったん業績不振に陥れば、 社員は簡単にリストラされてしまうが、その時には、元会社員にとって、 家庭にも、社会の片隅にも、居場所が無くなっている、というものだ。 我々の多くは、普段は忙しさに追われて、ビジョンについて、深く考えたりしない。 本書は、そんな中で、多くの疑問を投げかける。 会社とは?家庭とは?妻とは?子供とは? 著者は常に「負け犬」の側の身方だ。 さらには、年齢とともに気力と体力の衰えた社員の側の見方だ。 本書は、スリルのあるモデルだ。 一出向社員が、どこまで会社の枠に対抗出来るか? 読了後の貴方のビジョンは? | ||||
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