アテネからの使者



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    初公開日(参考)2009年02月
    分類

    長編小説

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    アテネからの使者 (小学館文庫)

    2009年02月06日 アテネからの使者 (小学館文庫)

    エーゲ海に浮かぶティミノス島。うららかな春の日、ひとりの女性が、崖の下からもの言わぬ姿となって発見される。警察は、漁師の妻である女性が、夫が漁に出ている間不貞をはたらいていたという噂をもとに絶望の果てに自殺したと結論づけ捜査を放棄する。数か月後、島に風変わりな男がやってくる。でっぷりと太った体に白いスーツとスニーカー。高価な鞄を携え、名前をヘルメス・ディアクトロスと名乗った。男は漁師の妻の死を究明するため、アテネの機関から遣わされて来たと言う。しかし、男の捜査の前には島の古い因習や淀んだ人間関係が立ちはだかっていた。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    意外な掘り出し物

    体裁はミステリーですが、謎解きを期待して読むとがっかりするでしょう。
    事故死で片付けられた人妻の死の真相を巡る物語ですが、謎解きはほとんどありません。
    探偵役はヘルメス・ディアクトロス(「神々の使者ヘルメス」の意味)と名乗るミステリアスな存在で、ユーモラスな印象を与えるものの、事件の真相や村人の秘密をどうやらいろいろ知っているらしい不思議なキャラクターです。
    このアテネから来た調査員が事件の真相を追うパートと人妻の生前の物語が交互に語られますが、探偵のキャラクターに頼らずに、村の因習に縛られ追いつめられていく人妻の姿や、胡散臭い警察署長、死の影に怯える老人の姿が丹念に描かれ、物語を紡いでいきます。
    事件の真相が明らかになったとき、人妻を殺害した犯人と、その死にもっとも責任があると探偵に裁かれる人物は別人ですが、読者はきっと罪とは何かと重く考えさせられるでしょう。
    物語の幕切れは、明るさを感じさせ、さわやかな読後感を残すでしょう。
    アテネからの使者 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:アテネからの使者 (小学館文庫)より
    4094083588



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