葡萄色の死 警察署長ブルーノ
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
葡萄色の死 警察署長ブルーノの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フランスののどかな田舎が舞台のミステリシリーズですが、 主人公をはじめ人物が好感が持てます フランスの食文化などもしれて相変わらず楽しい作品 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
巻を追うごとに舞台の状況や人間関係が変化していきます。 ブルーノの恋は?村の人々は?と気を揉む楽しみはシリーズ物ならではです。 相変わらず豊かなライフスタイルは羨ましい限り。 けれど単純な田舎礼讃ではなく、フランスの地域社会が抱える問題も描かれていて 登場人物の描写に深みを与えていると思います。 巻末の解説もちゃんとありました。 骨太な事件展開とあわせて星5つつけさせていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「葡萄色の死」マーティン・ウオーカー 読了 創元推理文庫 12年11月 フランス南西部ドルドーニュ県 サンドニ村警察署長ブルーノの物 前作「緋色の十字章」の 約半年後 舞台と配役はほとんど同じでなにやら懐かしい感じ 今回の事件の発端は 村にある 農業試験場の放火事件 それとは別にこの鄙びた 田舎に海外大手ワインメーカーが目をつけて 醸造元やブドウ畑を買収して 近代的な 大型ワイナリー付き 観光施設に しようとする がブルーノ署長は すばらしい田園生活が 破壊される事には 賛成できず と言う話は 脇役で 主役は サンドニ村 の雰囲気とその住民 と言ってよい 地方色豊かなワイン 地元ならではの料理 そして住民たちの生活が実に 魅力的に描かれている フランスの田舎を舞台とした優れた コージーミステリー アクションもサスペンスも無い ゆったりとした 田舎での物語を楽しみたい 方々には 是非ともお勧め 唯 前作では ブルーノー署長が サンドニ村に住み着くまでの経緯が描かれている のでもしも その気になるのであれば 前作「緋色の十字章」から読まれることをお勧めする | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代社会を映し出す暗闇は、大都会ばかりに生ずるとは限らない。かえって地方の小さな村などで、社会の矛盾が・・・。物語の舞台もそんなフランス南西部の小さな田舎町サンドニである。事の発端は農場地帯の農業試験場が放火されたことであった。だが調べてみると、そこは村で建設許可をだしたこともなければ、公共料金、地税すら収めていない施設であった。しかも、ここでなされていたことは、遺伝子組み換え作物の試験栽培であった。この田舎町にアメリカ大資本のワインメーカーの買収の手が伸び、無許可で遺伝子組み換え栽培の研究をしていたのである。そのため過激なエコロジストの犯行も疑われ、村でただ一人の警官で、警察署長のブルーノは、国家警察の刑事に協力し、村民たちへの聞き込みを開始する。ところが、そんなおり、村の青年がワイン農場の大きなワイン桶の中で死んでいるのが発見される。殺人事件の捜査であるが、村人たちやアメリカの青年に、非情になりきれない心やさしきブルーノであった。しかし、村を守り、平穏を取り戻すために不可解な事件に挑み駆け回る。なぜこんな村で、こんな事件が・・・否、小さな村だからこそ起こった事件・・・それは現代を反映する犯罪なのである。 村の人々と魅力的なブルーノの描写がフランスの片田舎の感じを良く捉えていて、なかなか好い感じで、此処が魅力でもある。 そんなミステリーはいかがでしょう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|