仮面幻双曲
登録されているタグ
※以下のグループに登録されています。
6.40pt
6.19pt
3.82pt
3.43pt
3pt
↑現実的
20.00pt
10.00pt
←非ミステリ
80.00pt
ミステリ→
20.00pt
↓幻想的
- このページのURL
あらすじ
この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか?時は、戦後間もない昭和22年。東京で亡き父の事務所を継いだ私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。依頼主は、地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論んでいるのだという。武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくらまし、整形手術を受けて顔を変え、別人になりすまして双竜町に戻っている。「なぜ顔を変えたかわかるか? お前の近くにいる」川宮兄妹の使命は、武彦を探し出し、文彦の命を守ること。しかし、琵琶湖のほとりに建つ巨大な洋館に招かれ、寝ずの番にあたった矢先、文彦は惨殺されてしまう――果たして誰が”武彦”なのか。本格ミステリの名手による傑作が、待望の文庫化!(「BOOK」データベースより)
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
仮面幻双曲の評価:
6.40/10点 レビュー 5件。 B ランク
仮面幻双曲の総合評価:
7.25/10点 レビュー 16件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る
とてもクラシックな探偵小説の体裁を纏った物語である。それはつまり根本的なトリックを成立させるためには現代社会ではありえないからであり、時代背景を昭和の時代で戦後間もない頃にしたのはそのせいである。
とは云え、双子の兄弟、顔の整形、弟からの兄殺害予告、といった懐かしさを覚える古き良きミステリーの装いで幕を開けるストーリーは面白さを予感させる。ただ、残念なのは登場人物のキャラクター造形があっさりしていて平坦な文章と相まって物語りに深みが無いと云う事である。悪く言えば推理クイズの問題編を読んでいるような感じである。だが、本編はなかなか良く出来ていると思う。謎めいた現象も犯人からすれば必然でありそれを指摘する探偵の論理展開も見事であるが、いかんせん探偵役の思考の道筋がさっぱり読者には見えないことに不満が残る。伏線はきっちりしているがそれだけですべてを解き明かすのはちょっと無理だろう。物語の中の探偵と読者は対等ではないと云う事になる。そのへんがどうもネ。しかし、昭和の香りのする探偵小説を味わえるのは悪くない。