上田秀人(うえだひでと)の作品一覧

五代将軍綱吉の膳に毒を盛られるも、未遂に終わる。

吉宗の寵愛を受ける竹姫は、武運長久を祈願するため深川八幡宮に詣でることとなった。

幕政を握る大老酒井の狙いは、やはり外様潰しか。

上田秀人の大型新シリーズ、2ヵ月連続刊行でスタート! 外様第一の加賀藩。筆頭家老の本多政長は大名をしのぐ五万石を誇る。

甲府藩主綱重の生母順性院に黒鍬衆が牙を剥いた。九死に一生を得たものの、用人山本兵庫は怒り心頭に発し、黒鍬衆を次々に暗殺。

大奥騒動、さらに炎上。立て続けに襲撃された妾屋昼兵衛は、大月新左衛門を用心棒につけ背後を洗う。

表御番医師の矢切良衛は、大老堀田正俊が惨殺された事件に不審を抱き、真相追究に乗り出すも何者かに襲われてしまう。

竹姫付きの御広敷用人となった水城聡四郎は、八代将軍吉宗の命で購った鏡を竹姫の元へ届ける。

かなわぬ。隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。

次期将軍の座をめぐり火花を散らす、紀州徳川、甲府徳川、館林徳川の三家。

大奥に将軍家斉の子を殺めた輩がいる…。

表御番医師として江戸城下で診療を務める矢切良衛。

将軍・吉宗による登用で御広敷用人となった水城聡四郎。しかし、具体的な担当はなく無任所のままだった。

将軍家斉が襲撃されたばかりの大奥に不審な二人のお末が入った。立花併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。

お髷番深室賢治郎は絶対的な忠義を誓う四 代将軍家綱から目通りを禁じられてしまう。

妾を巡る騒動で老中松平家と対立した山城屋昼兵衛は、大月新左衛門に用心捧を依頼する。

八代将軍となった徳川吉宗の登用で御広敷用人となった水城聡四郎。

鷹狩りで将軍を護った柊衛悟は、念願の立花家婿入りが決定的に。両家は加増に浴すも、併右衛門は奥右筆でいられるのか。

八代将軍となった徳川吉宗は幕政改革に乗り出した。手はじめは贅沢三昧をしてきた大奥の粛清。

信長を圧倒していた今川義元は、なぜ、進路を桶狭間に変えた？軍師黒田官兵衛はその真相に慄然とする（「乾坤一擲の裏」）、坂本龍馬を死に追いやった黒幕に勝海舟が迫る（「たみの手燭」）...

紀州藩主徳川頼宣が出府を願い出た。幕府に恨みを持つかつての大立者が沈黙を破ったのだ。

妾屋昼兵衛の口利きで老舗両替商の用心棒になった大月新左衛門は、働きを認められ妾の護衛を任される。

抜け荷で巨財を築く加賀藩前田家と、幕府の大立者・田沼主殿頭意次の対立が激化。

復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。しがない武家の次男柊衛悟にありえない新規召し抱えの話が。

父にして剣術の達人である順斎が謎の甲冑武者に斬殺された。

徳川綱吉の行列が襲われた。甲府徳川家の家臣の仕業だ。

目に余る横暴、このままにはしておけぬ。田沼意次に反旗を翻した松平定信は、大奥を取り込むことで田沼失脚を画策。

世継ぎなきはお家断絶。苛烈な幕法に苦しむ大名旗本は、秘かに妾屋を訪れた。

江戸城中で熊本城主細川越中守宗孝に寄合旗本板倉修理勝該が刃傷に及んだ。

借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本が娘に自殺を強要していたのだ。

「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で刺客に斬りつけられた併右衛門は、脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらす。

「このままでは躬は大奥に殺されかねぬ」将軍継嗣をめぐる大奥の不穏な動きを察した四代将軍家綱は、お髷番深室賢治郎に動向を探るよう直命を下す。

将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、関東群代を世襲し権勢を誇っていた。

逐電した旗本の行方を追う扇太郎は、借金の形に娘を吉原に沈める旗本が増えていることを知る。

一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した立花併右衛門。だが愛娘瑞紀はなんと縁談相手の旗本家に掠われてしまう。

将軍の身体に刃物を当てることが唯一許されるだけに、かえって絆が深くなるお髷番。

武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。

立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。

目付・鳥居耀蔵の命を受けた榊扇太郎は、闕所となった蘭方医・高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。

権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。

遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。

将軍家斉の四男敬之助が急逝し、尾張徳川家は後継を失う。

将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。

柳沢吉保の遺言を果たすべく、徒目付永渕啓輔は徳川吉宗の命を狙って紀州城下に潜入。

将軍家斉の御台所茂姫の輿入れから八年。

将軍家宣の寵臣だった間部詮房と新井白石が謀議?情報を得た豪商紀伊国屋文左衛門が、米相場の暴落を策す。

天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、奥右筆組頭立花併右衛門はロシアとの密貿易を疑う。

大挙襲来した刺客から将軍家綱を救った織江緋之介のもとに新たな危機が迫る。

新春早々、水城聡四郎は、新井白石から大奥年寄絵島の起こした騒動について調べよと命ぜられた。

立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。

徳川御三家筆頭尾張家当主・吉通が急死。江戸入りしていた紀州家当主・吉宗も動く。

徳川家に凶事をもたらす禁断の妖刀村正が相次いで盗まれた。

徳川宗家を相続した家継の傅育係・間部越前守が襲撃された。

浅草に轟音が響きわたった。堀田家の煙硝蔵が爆発したのだ。

六代将軍・家宣が世を去った。新井白石は、次期将軍の傅育係間部越前守と手を組むと見せかけつつ、失脚を策する。

神君家康の遺宝をめぐる争いで若侍・織江緋之介に煮え湯を飲まされた老中松平信綱は南町奉行神尾元勝に“浪人狩り”を命じる。

政敵荻原近江守を追放した新井白石は、その勢いをかって幕政を革新しようと水城聡四郎に新たな命令を下した。

六代将軍家宣は、懐刀の新井白石の進言により勘定吟味役を復活、水城聡四郎が抜擢された。

無役の小普請から念願のお役に就いた御天守番の工藤小賢太は、見回りに出た天守台で何者かに襲われる。

京都所司代が二代続けて頓死した。不審に思った九代将軍家重は大岡出雲守忠光を通じ、三田村元八郎に背後関係を探るよう命じる。

尾張藩主徳川宗春は八代将軍吉宗に隠居慎みを命じられる。

八代将軍吉宗の治下、老中松平乗邑は将軍継嗣・家重を廃嫡すべく朝廷に画策。