密封
- 奥右筆秘帳シリーズ (12)
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居眠り磐音シリーズが終わり暫らく時代小説を読む気がしなくなっていたが、また面白い作品に出会って しまった。為政者、権力者の腹の内や彼らにすり寄る者、利用される者の打算など人間の狡猾さがいやらし くて面白い。中盤あたりからもうページをめくる手が止まらなかった。夜中まで一気読み。願わくば準主人 公・柊の剣技は絶対的な強さを示してほしかった。著者の剣劇シーンの描写は迫力あるだけに、もったいな く、またスカッとしたかった。 | ||||
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日本の歴史に疎く、時代物は基本読んでこなかったのだが、今回はこのシリーズに挑戦。 一巻目だけあって、人物紹介にかなりウェイトがさかれているが、それ以外に江戸時代の風俗・制度等について実に詳しく説明が入る。 聞きなれない単語一つ一つに対しても説明が入るのでとても分かりやすい。 いかに江戸の爛熟期がこちらの思っていた武家社会ではなく、商人社会になっていたがが理解できる。 さらに将軍や御三家、様々な旗本のかかわりや因縁も詳しく説明してくれるので、下知識がなくても十分に楽しめた。 そして何より練りこまれたプロット、登場人物のキャラの魅力が相まって一気にラストまで聴き終わった。 惜しむらくは、Audibleだと聞くことしかできないので、キャストの一覧とかが無く、歴史オンチの私は途中で人物の関わりが分からなくなってしまった事。 逆に歴史好きの人であれば、この作者の持つ膨大な蘊蓄に触れられ、歴史の片隅の創作を大いに楽しめると思う。 | ||||
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内容的には面白い方ですがおんなじ説明が何度何度も出てきて五月蝿い。 団子出す度に律儀屋の説明なんかいらん。 奥右筆の説明も最初だけで良い。 覚ぜんの説明は巻頭の登場人物があるから不要! なんだろうページ数稼ごうとしてるのかなぁ? もっとスッキリと書いてほしい。 | ||||
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Audibleで初めてききましたが、大変面白く、夢中になりました。 | ||||
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開府200年弱、11代家斉(在位1787-1837)の時代。(これ以降4代、100年弱1867年大政奉還) 新たな世界体制が始まりつつある時代でもある。(アメリカ初代大統領ワシントン(在位1789-1801)) アジアに対する西欧の関心は専ら内政混乱の清に向かっていた。 この時代の日本人は単一民族としての自我意識をある程度持っていたと思うが、清は多数派の漢民族を筆頭に多民族国家。 清が中国を統治するのは、徳川が日本を統治するよりも遥かに困難だったことは、素人にも想像できる。 そんな世界情勢の中での平和な日本の時代。 奥右筆という役職から、時の権力の関心事が垣間見えて面白い。 幕藩体制という小さなコップの中だけでの優位性を競い合うことに終始させることで徳川の安定を守っていたと解釈しました。 この時代に幕府が世界情勢にもう少し目を向けた課題設定をして対処していたら、今の日本や世界はどうなっていたのだろう? しかし非現実的ですね。人間(日本人?)は、目先のことが最大の関心事ですから。 幕末の人々もペリーが来て初めて、世界との関わりが目先の関心事になって右往左往した。 事前に世界情勢を知らなかったからこそ、”攘夷”なんて意見が一時的にせよまかり通った。 書評から外れてすみません。 いずれにしても300年も前のことを、その空気感も含めて伝えてくれるよい作品だと思いました。 | ||||
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