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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数349

全349件 101~120 6/18ページ

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No.249:
(7pt)

猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条の感想

龍姫伝説に彩られた連続殺人・・・を止めるべくお馴染み気弱で頼りなげ、でも事件に対する熱い想いは誰にも負けない女探偵猫柳十一弦と探偵助手を目指す大学生のクンクンが奮闘する待望のシリーズ第2弾!今作は「これから起こるはずの事件」を猫柳が推理し、そのトリックを事前にクンクンと一緒に無効化しいくというものでこれはこれで実験的本格ミステリ趣向として結構楽しめたんですが、タイトルに「失敗」とついてるにしては前回の「後悔」ほど大きなミスでもなかったですし次回はもっと凄い事件が起きて猫柳先生にへこんでもらいたいです(笑)
猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条 (講談社文庫)
No.248:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

オイディプス症候群の感想

(上)矢吹駆シリーズ第5作!「そして誰もいなくなった」と「十角館の殺人」に対するオマージュ。孤島で起こる連続殺人の開幕。

(下)ついに明かされる孤島連続殺人の真相!その裏に隠された矢吹駆の失踪の意味とは?孤島ミステリの新たな傑作!

オイディプス症候群 (創元推理文庫)
笠井潔オイディプス症候群 についてのレビュー
No.247:
(7pt)

きみにしか聞こえないの感想

映画化作品が2編も収録された傑作短編集。どれも切なさ全開で、おすすめです!
きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)
乙一きみにしか聞こえない についてのレビュー
No.246:
(7pt)

とらわれびと ASYLUMの感想

安藤シリーズ第4弾。壊れていく登場人物たちをここまで描けるのは浦賀だけ!
とらわれびと―ASYLUM (講談社ノベルス)
浦賀和宏とらわれびと ASYLUM についてのレビュー
No.245: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人鬼IIの感想

あの「殺人鬼」が殺し損ねた男を追ってついに山から降りてきた!男の息子で他人の視点に代わることができる能力を持つ真実哉は父を救うため、一人殺人鬼に立ち向かう! 前回よりも次々と残酷な手口で殺されていくのでスピード感を持って一気に読み切ることができました(笑)犯人は途中で見当がつきましたが、またしても細部までは読み切ることが出来ずリベンジは見事失敗しましたが(笑)それと今回の「まみや」君も最後には勇敢に殺人鬼に立ち向かっていったのでかっこよかったですね!ちょっと後味は悪かったですけど(笑)
殺人鬼  ‐‐逆襲篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼II についてのレビュー
No.244:
(8pt)

インシテミルの感想

米澤版「そして誰もいなくなった」。ガチガチのクローズドサークルモノと見せかけて、実はという新しい形を示してくれた傑作!ドキドキしながら、読めました。
インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー
No.243:
(7pt)

七つの仮面の感想

この短編集での収録作のおすすめは「猫館」。自分が猫好きだから、すすめるわけじゃありませんよ?(笑)
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史七つの仮面 についてのレビュー
No.242:
(7pt)

僧正の積木唄の感想

あの「僧正殺人事件」はまだ終わっていなかった?再び甦った悪魔「僧正」にアメリカ滞在中だったあの名探偵金田一耕助が挑む!二つの偉大なる先達に対するオマージュであると同時に、当時のアメリカを支配していた日系人への「反日感情」が鮮明に描かれていたのも興味深かった。それにしても、背広姿で洋装の金田一耕助って(笑)
僧正の積木唄 (文春文庫)
山田正紀僧正の積木唄 についてのレビュー
No.241: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

そして二人だけになったの感想

森博嗣、初ハードカバー作品。「そして、誰もいなくなった」のオマージュにして、紛れもない森ミステリィ。傑作です!
そして二人だけになった Until Death Do Us Part (講談社文庫)
森博嗣そして二人だけになった についてのレビュー
No.240: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

禍家の感想

ホラー映画を観ているような小説だった。三津田さんらしくミステリ部分もあるが、全体的にはストイックなホラー小説だったと思う。最後の一行もにやりとさせられたし、マニアックな蘊蓄もないので三津田初心者、ホラーファンにおすすめ。
禍家 (光文社文庫)
三津田信三禍家 についてのレビュー
No.239:
(7pt)

樒/榁の感想

殊能将之追悼第3弾!天狗伝説が残る鄙びた温泉宿で神社から盗まれた「天狗の斧」で頭を割られた死体が密室状態で発見される「樒」と、その16年後に同じ宿で起きた犠牲者のいない不可解な密室事件を描いた「榁」!短いながらも二つの短編で「本格ミステリの密室」を解体する手際が見事!前者が水城、後者は石動が解決するという構成も良かったです!それにしても、石動さんが過去にあんなことをしていたとは(笑)
樒・榁 (講談社ノベルス)
殊能将之樒/榁 についてのレビュー
No.238: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

眩暈の感想

最初の手記から一気に惹き込まれた。いい意味で騙された作品でした。
眩暈 (講談社文庫)
島田荘司眩暈 についてのレビュー
No.237: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

不連続殺人事件の感想

昭和文学の第一人者、坂口安吾の探偵小説!奇人変人たちの間で起こる「不連続殺人事件」の真相とは?フーダニット(犯人当て)の傑作!
不連続殺人事件
坂口安吾不連続殺人事件 についてのレビュー
No.236: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数の感想

一見頼りなさげな女探偵「猫柳十一弦」は、実は誰よりも正義感が強く情に脆い優秀な名探偵だった!探偵助手学部の二人の青年とともに研修で訪れた孤島で起こる連続殺人を彼女は止めることができるのか?探偵と助手の関連性に踏み込んだ著者の新境地で、多分これがシリーズの第1弾だと思うので人間っぽい魅力に溢れた猫柳探偵と二人の助手たちの活躍がこれからも楽しみになってきましたね!震災後にこういった本格ミステリが出てきたことは(連載の単行本化なので書かれたのはその前ですが)、一種の希望ではないかと読んでいて思いましたね!
猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社文庫)
No.235:
(7pt)

掌の中の小鳥の感想

バーで飲みながら、推理する日常の謎の魅力。やっぱり、この世界は最高!
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
加納朋子掌の中の小鳥 についてのレビュー
No.234:
(7pt)

上手なミステリの書き方教えます CUREの感想

純菜シリーズ第3弾!ある小説家の苦悩を描いた問題作にして、シリーズの方向性を決定づけた作品。この作品から、第3弾にしてようやくこのシリーズにはまりだしました!
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)
No.233:
(7pt)

フリークスの感想

綾辻さんお得意の本格ミステリと本格ホラーの融合的中編集!表題作「フリークス」は人造人間たちが登場し、自分達を虐待した父親に復讐するという夢ともうつつともつかない悪夢のような事件にくらくらしました(笑)
フリークス (角川文庫)
綾辻行人フリークス についてのレビュー
No.232:
(7pt)

ウィリアム・ウィルソンの感想

自分によく似た男に人生を邪魔され続ける男を描いた傑作短篇!
ポーに捧げる20の物語 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1831)
No.231:
(7pt)

名士の群れの感想

鼻の美しさから偉い男になるユーモア劇!
エドガー・アラン・ポー名士の群れ についてのレビュー
No.230:
(7pt)

息の喪失の感想

ある日突然息がなくなった男の運命は?
エドガー・アラン・ポー息の喪失 についてのレビュー