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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数87

全87件 61~80 4/5ページ

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No.27:
(6pt)

ファントムの夜明けの感想

ノンシリーズ。山田正紀も絶賛した青春小説の新境地!
ファントムの夜明け (幻冬舎文庫)
浦賀和宏ファントムの夜明け についてのレビュー
No.26:
(6pt)

魔王城殺人事件の感想

子供のためのミステリーランドだが、純粋な正統派ミステリ。ドキドキ感と、謎が解かれる快感の二重奏!
魔王城殺人事件 (講談社文庫)
歌野晶午魔王城殺人事件 についてのレビュー
No.25:
(6pt)

織姫パズルブレイクの感想

織井姫子は、パズル作家の父を持つ高校生。彼女の日常はパズルに満ちていていてアルバイトをするためにパズルを解き、家の鍵を開けるためにパズルを解き、誕生日プレゼントのためにパズルを解かなければならないという波乱万丈なものだった!パズル作家の著者が正に全編パズルまみれで贈る意欲作で表紙からして迷路が仕組まれているという凝ったものですが、さすがに最後の難問パズル20問を解かなければオチが読めないというのにはクラクラしました(笑)何問かルールが理解できるものは挑戦しましたが、結局1問も解けず(笑)残りは後で挑戦しよ(笑)
織姫パズルブレイク
矢野龍王織姫パズルブレイク についてのレビュー
No.24:
(6pt)

エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室の感想

鏡家サーガ第2弾!浦賀とは違った意味で登場人物たちが壊れている。自分はこういう小説が好きなのか?
エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)
No.23:
(6pt)

壷中の天国の感想

第1回本格ミステリ大賞受賞作。全知全能の存在から電波によって地球を救うことを義務づけられた者が起こすのは、「その電波を妨害する」人間たちを殺して回ることだった!一見何の共通点もないと追われる被害者たちを結ぶミッシングリンクとは何か? とにかくこの600数ページを読むのはしんどかったです(笑)特に電波を盲信する犯人の描写が読みづらくて読みづらくて(苦笑)伏線はちゃんと張られてて本格ミステリ的にはうまくまとまっていたんですがね。まあ、知子さんとその周りの人たちのドタバタで楽しめたのでいいか(笑)
壷中の天国 (角川文庫)
倉知淳壷中の天国 についてのレビュー
No.22:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

チョコレートゲームの感想

作家の近内泰洋は息子の省吾が同級生殺人事件の犯人ではないかという疑惑を抱く。疑惑を抱いた父は、学校へ潜入するがそこで同級生が漏らしたのは「チョコレートゲーム」という謎のゲームの存在だった! これは、父が息子の無実を晴らすために右往左往する話ですが・・・、その真相というのもなんとも皮肉なものでしたね(苦笑)あと、表紙に堂々とネタバレがしてあるのでこれなら新装版読んだほうが良かったかも(笑)全体的には読みやすく、現代でも十分に起こり得そうな事件だったのでいつの時代も学生の集団心理というのは怖いものだなと思った。
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人チョコレートゲーム についてのレビュー
No.21:
(6pt)

神のふたつの貌の感想

牧師の息子として生まれた早乙女は、生まれついての「無痛症」に悩まされそのために人の痛みがわからない人間なのではないかと思い悩みやがて神の声を聞きたいと一途に望むようになる。しかし、彼が神の声を聞くに至る道とは同時に自らを血まみれの殺人者へと導く道だったのだ! このトリックは第3章の最初の方で見当が付いて実際その通りだったのですが、最後で明かされるあの事実までは気づけませんでした(笑)にしても、物語的には面白く読めたのですがあまりにも異常な父子の宗教観とその結末には最後まで置いてけぼりを食らいましたね(笑)
神のふたつの貌 (文春文庫)
貫井徳郎神のふたつの貌 についてのレビュー
No.20:
(6pt)

猫島ハウスの騒動の感想

神奈川県葉崎市にある猫の楽園「猫島」では、台風の到来を間近に控えかつてない騒動が矢継ぎ早に発生していた。ビーチでナンパ青年がみつけたナイフを突き立てられた猫のはく製、マリンバイクで海の上を暴走中に崖から落ちてきた男と偶然にも衝突、そしてついに殺人事件まで!若竹さんの長編作品は初めてでしたが、女性の作家とは思えないほど下ネタが乱発していてしかもそれが事件の手掛かりになっているというなんともユーモア溢れる猫だらけのミステリでした(笑)ただ、「修学旅行の一件」が最後まで明かされなかったのはちょっと未消化でしたね。

猫島ハウスの騒動 (光文社文庫)
若竹七海猫島ハウスの騒動 についてのレビュー
No.19:
(6pt)

チャット隠れ鬼の感想

チャットを舞台にしたミステリー。今でこそチャットはネット社会の一つのコミュニティとして成立しているが、本作刊行当時はまだまだ知名度が低く、その中でこのようなネット社会の闇に切り込んだ作品を書いたことは評価できる快作!
チャット隠れ鬼 (光文社文庫)
山口雅也チャット隠れ鬼 についてのレビュー
No.18:
(6pt)

完全犯罪に猫は何匹必要か?の感想

453pという長編にも関わらず、絶妙な登場人物たちのコントと魅力的なトリックたちで全く長さを感じさせず流れるように読めた!東川さんは長編も素晴らしいので、「謎解き」で気にいった方はぜひどうぞ!また、全編猫が事件に絡んでくるので猫好きにもおすすめです(笑)
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
東川篤哉完全犯罪に猫は何匹必要か? についてのレビュー
No.17:
(6pt)

銀の檻を溶かしての感想

薬屋探偵3人衆登場!雪に埋まっていた子供の死体の謎とは?一家に一人リべザルが欲しいです(笑)
銀の檻を溶かして―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)
高里椎奈銀の檻を溶かして についてのレビュー
No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

プールの底に眠るの感想

殺人未遂の容疑者として留置所にいる僕は、13年前に恋した「セミ」という少女と過ごした夏の日の1週間を思い出す。彼女を傷つけ救えなかった自分を悔いるように―。最初はどろどろした救いのない話なのかなあと思いながら読んでいたけれど、ラストは思いの外爽快なものだった。何よりこの短さで青春小説としての魅力を存分に引き出せたことは高評価。ミステリ部分はやや弱いが、これぐらい緩いほうが作品世界には合っていると思った。静かな衝撃と感動で一気読み確実の本書をぜひお試しあれ。
プールの底に眠る (講談社文庫)
白河三兎プールの底に眠る についてのレビュー
No.15:
(6pt)

三姉妹探偵団の感想

人気シリーズ三姉妹探偵団第1弾!個性的な登場人物、スリリングな展開。赤川作品はいつまでも色褪せない!
三姉妹探偵団 (講談社文庫)
赤川次郎三姉妹探偵団 についてのレビュー
No.14:
(6pt)

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人の感想

第21回メフィスト賞受賞作。先輩、浦賀の「記憶の果て」を意識した冒頭。でも、浦賀とは違った意味での新たな青春小説の旗手の誕生を感じた。
佐藤友哉デビュー20周年記念復刊企画 フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (星海社FICTIONS)
No.13:
(6pt)

『クロック城』殺人事件の感想

第24回メフィスト賞受賞作。「物理の北山」の異名通り、時計にまつわる物理トリックが良かったです。
「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)
北山猛邦『クロック城』殺人事件 についてのレビュー
No.12:
(6pt)

四月は霧の00(ラブラブ)密室の感想

霧舎巧が「金田一少年」に対抗して書いた新シリーズ!やはり、この人のキャラは個性的かつ漫画的で良い。内容も本格度満載。

▼以下、ネタバレ感想
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四月は霧の00密室 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
霧舎巧四月は霧の00(ラブラブ)密室 についてのレビュー
No.11:
(6pt)

キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人の感想

この本は、ネコの手の届かないところに保管してください。殺人をたくらむ恐れがあります。京大推理研出身の新鋭のデビュー作は、人間をミンチにして儲けようと企む化けネコ(とその主人の悪徳名探偵)Vs.ミンチにされようとしている人間に恩がある化けネコの騙し合い!猫が人間やモノに化けられて人間並みの知能を持ち人間を料理しようとするのですが、猫は猫を殺せないという法律のために紛れ込んだ化けネコを炙り出すために右往左往することになる・・・という設定はとても面白かったのですが、短くまとめすぎてたのが少し残念でした。
キャットフード (講談社文庫)
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

詩的私的ジャックの感想

ロックと密室、そして理系ミステリィの魅力溢れる快作!
詩的私的ジャック (講談社文庫)
森博嗣詩的私的ジャック についてのレビュー
No.9:
(6pt)

琅邪の鬼の感想

メフィスト賞史上最年長55歳のデビュー作は、始皇帝時代の中国を舞台にした異色歴史ミステリ!甦る死体、一夜で消える屋敷、棺の中で成長する美女など本格ミステリ的要素がふんだんに散りばめられいてるのは勿論ですが、結末に至るそれぞれの宿命の敵とのバトルや個性的なキャラで一気に読ませます!最近の講談社ノベルスはこういった傾向のものが多いかな(笑)嫌いじゃないですけどね(笑)
琅邪の鬼 (講談社ノベルス)
丸山天寿琅邪の鬼 についてのレビュー
No.8:
(6pt)

少年名探偵 虹北恭助の冒険の感想

。「日常の謎」をテーマとしたジュブナイル作品ですが、随所に作者の新本格愛がちりばめられており、大人こそ思わずにやりとさせられる作品でした。特に某大作映画3本を合わせた「名探偵はつらいよin虹北大決戦」は大爆笑しました(笑)
少年名探偵 虹北恭助の冒険 新装版 (星海社FICTIONS)