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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数95

全95件 81~95 5/5ページ

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No.15:
(6pt)

三姉妹探偵団の感想

人気シリーズ三姉妹探偵団第1弾!個性的な登場人物、スリリングな展開。赤川作品はいつまでも色褪せない!
三姉妹探偵団 (講談社文庫)
赤川次郎三姉妹探偵団 についてのレビュー
No.14:
(6pt)

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人の感想

第21回メフィスト賞受賞作。先輩、浦賀の「記憶の果て」を意識した冒頭。でも、浦賀とは違った意味での新たな青春小説の旗手の誕生を感じた。
佐藤友哉デビュー20周年記念復刊企画 フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (星海社FICTIONS)
No.13:
(6pt)

『クロック城』殺人事件の感想

第24回メフィスト賞受賞作。「物理の北山」の異名通り、時計にまつわる物理トリックが良かったです。
「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)
北山猛邦『クロック城』殺人事件 についてのレビュー
No.12:
(6pt)

四月は霧の00(ラブラブ)密室の感想

霧舎巧が「金田一少年」に対抗して書いた新シリーズ!やはり、この人のキャラは個性的かつ漫画的で良い。内容も本格度満載。

▼以下、ネタバレ感想
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四月は霧の00密室 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
霧舎巧四月は霧の00(ラブラブ)密室 についてのレビュー
No.11:
(6pt)

キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人の感想

この本は、ネコの手の届かないところに保管してください。殺人をたくらむ恐れがあります。京大推理研出身の新鋭のデビュー作は、人間をミンチにして儲けようと企む化けネコ(とその主人の悪徳名探偵)Vs.ミンチにされようとしている人間に恩がある化けネコの騙し合い!猫が人間やモノに化けられて人間並みの知能を持ち人間を料理しようとするのですが、猫は猫を殺せないという法律のために紛れ込んだ化けネコを炙り出すために右往左往することになる・・・という設定はとても面白かったのですが、短くまとめすぎてたのが少し残念でした。
キャットフード (講談社文庫)
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

詩的私的ジャックの感想

ロックと密室、そして理系ミステリィの魅力溢れる快作!
詩的私的ジャック (講談社文庫)
森博嗣詩的私的ジャック についてのレビュー
No.9:
(6pt)

琅邪の鬼の感想

メフィスト賞史上最年長55歳のデビュー作は、始皇帝時代の中国を舞台にした異色歴史ミステリ!甦る死体、一夜で消える屋敷、棺の中で成長する美女など本格ミステリ的要素がふんだんに散りばめられいてるのは勿論ですが、結末に至るそれぞれの宿命の敵とのバトルや個性的なキャラで一気に読ませます!最近の講談社ノベルスはこういった傾向のものが多いかな(笑)嫌いじゃないですけどね(笑)
琅邪の鬼 (講談社ノベルス)
丸山天寿琅邪の鬼 についてのレビュー
No.8:
(6pt)

少年名探偵 虹北恭助の冒険の感想

。「日常の謎」をテーマとしたジュブナイル作品ですが、随所に作者の新本格愛がちりばめられており、大人こそ思わずにやりとさせられる作品でした。特に某大作映画3本を合わせた「名探偵はつらいよin虹北大決戦」は大爆笑しました(笑)
少年名探偵 虹北恭助の冒険 新装版 (星海社FICTIONS)
No.7:
(6pt)

キスの感想

西澤保彦が挑むSF官能ミステリ短篇集!「勃って逝け、乙女のもとへ」は、冒頭から乙女二人がレストランで堂々と下ネタをしゃべってたと思ったら性欲減退気味のおっさんに宇宙人が性欲増強と女の子が自分から寄ってくる魔法?をかけたりとすごくエッチだけど最後はちゃんとミステリ的に落してくれる良作!また、「うらがえし」も高校時代に片想いしていた先輩二人を親友にとられて嫉妬する三十路の女が親友の息子二人をなんと自分の経営するレストランで誘惑というなんともAⅤチックな話ですがこちらもちゃんとミステリな落としがありました(笑)
また、表題作の「キス」はこれまた三十路の女が20年前の夏に死んだ少女と再会するため、SF的な人体装置で彼女と再会するという話で前2作に比べてエロ要素もほとんどないのですが作品の一貫したテーマはぶれていませんでした!
そして、ラストの「舞踏会の夜」は1話で登場した白クマ宇宙人が編集者にダメ出しを食らいながら書き下ろしたとんでも短編小説3つで主に構成されるという異色作!特に最後の「スノウ・ドラゴン」は人間からみるとなまけものに見える龍と人生に疲れ切った三十路女の交流を描いた話で二人の噛み合わなさと悲哀がなんとも言えませんでしたね(笑)
最後に森奈津子シリーズはこれが初だったので、前2作である「なつこ、孤島に囚われ。」と本作の前日譚にもなっているらしい「両性具有迷宮」も探して読みたいと思います。
キス (徳間文庫)
西澤保彦キス についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

月光ゲーム Yの悲劇'88の感想

日本のクイーン、有栖川有栖のデビュー作!主要登場人物がみな関西弁なところが、新鮮だった。謎解きモノとしても読書への挑戦状付きで愉しめた。ただ、登場人物が多すぎて覚えるのが大変だったのでその点ではあれだけの人物を描き切った漫画版は偉大だった(笑)
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川有栖月光ゲーム Yの悲劇'88 についてのレビュー
No.5:
(6pt)

熾天使の夏の感想

哲学探偵矢吹駆シリーズ第0作!描かれる矢吹の罪と罰。矢吹のテロリズムに対する苦悩と葛藤が描かれた傑作!
熾天使の夏 (創元推理文庫)
笠井潔熾天使の夏 についてのレビュー
No.4:
(6pt)

4ページミステリーの感想

ミステリーは、4ページあれば十分?たった4ページで謎と解決、そして時には笑いや恐怖、感動までをも演出した傑作全60編を収録!時間はないけどミステリを少しでも読みたいという方にぜひおすすめです!ちなみに特に自分が気にいったのはミステリ的に完成度が高い冒頭の「最後のメッセージ」、後期クイーン問題を4ページで論じてみせた「ペット探偵帰る」、見事な完全犯罪を描いた「弁護側の秘策」、そして想像力が最後に恐怖の絶頂に叩きこむラストの「懐かしい思い出」。
4ページミステリー (双葉文庫)
No.3:
(6pt)

列車消失の感想

大井川鉄道井川線を走行中の七両編成の列車から、六両目だけが三十六人の乗客を乗せたまま忽然と消失してしまった!さらに事件はこれだけでは終わらず、その乗客たちの身代金約三億の受け渡し場所に指定された「日本海2号」で同じ男が2度飛び込み自殺したばかりか、あろうことか轢断された胴体だけが車掌を抱えて車内を歩き出したのだ!そして、同じ車内からは密室で射殺された死体も発見され・・・。 タイトルの「列車消失」という核となる大がかりなトリックだけでなく、細かい不可能犯罪の連鎖も見事な目くるめくトラベルミステリツアーでした!

列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)
阿井渉介列車消失 についてのレビュー
No.2:
(6pt)

天使が開けた密室の感想

高校1年生の倉西美波は、行方不明になった父を捜すため日々アルバイトに励んでいた。そんなある日、隣の家の大学生の友人から「寝ているだけで一晩5千円」というおいしいバイトを紹介されるのだが、いざ行ってみるとそれはとんでもない内容でしかも密室殺人の容疑者にされてしまったのだ! 谷原さんの作品はこれが初ですが、非常に読みやすい文体と美波の友人の二人、隣家の大学生、はたまた犬猫に至るまで非常に魅力的なキャラクターと衆人環視の密室殺人などの魅力的な謎で一気に惹きこまれました!タイトルが二重の意味を持っているのも良し。
天使が開けた密室 (創元推理文庫)
谷原秋桜子天使が開けた密室 についてのレビュー
No.1:
(6pt)

浜村渚の計算ノートの感想

森博嗣、東野圭吾らとは違う新しいタイプの理系数学ミステリ誕生!四色問題、カルダノの公式、フィボナッチ数列、円周率という数学用語を背景に数学テロを企む天才数学者に中学2年の天才数学少女浜村渚が挑む! 数学が苦手な自分にも分かりやすく説明してくれており、大体のところは理解できたので良かった(笑 )数学嫌いの方でも本書を読めば数学の奥深さが少しは分かるかも?(笑)
浜村渚の計算ノ-ト (講談社文庫)
青柳碧人浜村渚の計算ノート についてのレビュー