列車消失



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    6.00pt (10max) / 1件

    5.50pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    2.75pt ( 5max) / 4件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    2pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1990年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,908回
    お気に入りにされた回数1
    読書済みに登録された回数3

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)

    2007年10月05日 列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)

    渓谷を走る7両編成の列車から、6両目だけが抜きとられ、36人の乗客と共に消えた!巨額の身代金の受け渡しに寝台特急「日本海2号」が指定され、日本海沿いを走る列車に異変が続発。同じ男が二度列車に飛び込み自殺をし、あろうことか轢断された胴体だけが車内を歩く!大トリックの連打、逆転また逆転。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    列車消失の総合評価:5.60/10点レビュー 5件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    列車消失の感想

    大井川鉄道井川線を走行中の七両編成の列車から、六両目だけが三十六人の乗客を乗せたまま忽然と消失してしまった!さらに事件はこれだけでは終わらず、その乗客たちの身代金約三億の受け渡し場所に指定された「日本海2号」で同じ男が2度飛び込み自殺したばかりか、あろうことか轢断された胴体だけが車掌を抱えて車内を歩き出したのだ!そして、同じ車内からは密室で射殺された死体も発見され・・・。 タイトルの「列車消失」という核となる大がかりなトリックだけでなく、細かい不可能犯罪の連鎖も見事な目くるめくトラベルミステリツアーでした!

    ジャム
    RXFFIEA1
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (2pt)

    鉄道もの

    元々鉄道ものはあまり好きではないのですが、そういうものではないのかと思って読んでみました。特殊な地形を利用したのか?そうではないのか?というのが一つの醍醐味となっていますが、文を読んでもさっぱりイメージがわかないし、人についても、登場人物が比較的多い割には、誰が喋ったセリフなのかがわかりにくいところがあり、それぞれのキャラクターも頭に入ってこない。こういうのが好きな人や、実際の路線や地形をご存知の方なら楽しめるのかも。
    列車消失 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:列車消失 (講談社ノベルス)より
    4061815156
    No.3:
    (5pt)

    島田荘司の吉敷シリーズ好きは是非!

    列車の一両だけが消失し、その後はループ線を使った身代金受け渡しや、さらには列車に轢かれた死体がまた別の場所で轢かれ、さらに胴体だけが社内を歩く・・・実にわくわくするような不可能トリックがつるべ打ちの鉄道ミステリーです。あとがきで書いている通り、島田荘司の「奇想、天を動かす」に触発されて書いたらしいので、島田氏の特に吉敷刑事シリーズが好きな人にはたまらないでしょう。国鉄民営化に絡む社会派的な要素もあり、時代が感じられその側面でも読み応えがある。
    今読むと復刻作品なので古臭い感じもあるが、それがまた味となっている。個人的には非常に楽しんで読めた作品だ。
    列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)より
    4061825569
    No.2:
    (1pt)

    これを、なぜ選んだのか。

    阿井渉介の鉄道モノから、なぜ本作を選んで復刊したのだろう?
    むしろシリーズ1作目であった『北列車連殺行』や、西村京太郎の『ミステリー列車が消えた』をも凌ぐ大掛かりで破天荒な展開が魅力といえば魅力の『赤い列車の悲劇』(いわゆる“バカミス”としては再評価されるべき作品)を選ぶべきではなかったか?
    本作を“バカミスの先駆”と呼ぶには、あまりにもトリックに無理が多すぎる。
    正直「これを見逃す鑑識班や検死官は、この世におらんだろ」と思うほどデタラメなので、読んでいて、つらくなる。
    『赤い列車の悲劇』から始めて、『銀河列車の悲しみ』『虹列車の悲劇』『黒い列車の悲劇』と読み進めば、その愛すべき“バカミス”ぶりが楽しめると思うのだが…。
    そこから1作目に戻って出版順に読むような、もっとお金と暇がある方でも、本作に至って「もうやめた!」と叫ぶはずだ。
    列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)より
    4061825569
    No.1:
    (3pt)

    あくまでも紙上でのトリックに過ぎない

    列車消失というタイトルに魅せられて読んでみた。
    人脈のそれぞれの背景や描写は素晴らしいが、肝心なトリックはあくまでも紙上のものでしかなく、現実性において無理な構想である。著者が文学部出身だけに良い面と悪い面が出ている。

    この小説は非常に会話の部分が多いが、最初に登場した時だけ人物の説明があるだけで、後は名前だけで表現されている為読者側からみれば読みにくい。こういう長編小説ならそのところを気遣って欲しい。

    列車消失や怪奇的なミステリータッチの箇所は読者を引き込む筆力がある。しかしながら、所々物語の進展性や繋がりにギクシャクした感じを受ける。もう少し滑らかな感じにならないのか?
    また、事件捜査においてはリーダーシップが曖昧で、刑事たちの行動が素直に読み取れない箇所がある。

    最後のトリックに至っては作品の重みが宙に浮いてしまった。
    列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:列車消失―綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)より
    4061825569



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク