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判子 さんのレビュー一覧
判子さんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.52pt |
レビュー数33件
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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生活感と薄暗い想像もしない世界、妙に冷めた女性独特の視点と生々しい死体、それらの組み合わせが絶妙です。
どろっとした倦怠感が魅力の作品でした。 生と性の書き方が上手いです。 |
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カード破産の恐怖をとてもリアルに描いた秀作ですが、いくらか過大評価な気がします。
主人公が地道に靴をすり減らして事実を求める、社会派ミステリーが好きな方には向いていると思います。 同じような展開が続き、ページ以上に長く感じました。 |
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ミステリー要素が限りなくゼロに近いです。このサイトで取り上げられるぎりぎりのラインな気がします。
仕掛け一本に対して3の評価ですが、恋愛モノとしては秀作だと思います。恋愛小説をもっと読みたくなりました。 読む世代によって楽しめる度合いが違ってくると思われます。 |
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物語の設定にマッチした独特の文体が大きな魅力です。
また、キャラクター全員のいかにも人間的な人物像の書き方がこのジャンル特有の安っぽさ、安直さを和らげます。 著者は、他の作品も読んでみたい作家の一人です。 |
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ランキング本上位だからといって面白いとは限らないと思い知らされました。
動きが少なく、不必要に思える描写や石膏の蘊蓄ばかりが多く感じられ、ページがとても重く感じられました。 徒労感しか後に残りません。 |
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死体が発見されないで展開していく構成が新鮮でした。
犯人視点の倒述作なので、探偵役との頭脳線に入り込みやすいです。 本編では書かれなかった扉が開かれた後が気になります。 |
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帯のキャッチコピーにハードルを上げられたせいか、満足に至りませんでした。
生々しく進む泥沼人生にげんなりし、オチも少し予感はしていたものでした。 予備知識無しで出会っていたらもっと楽しめていたかもしれません。 |
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1日を何度も繰り返すという主人公の能力は、海外のSFサスペンス映画の様で自分好みです。
謎の解決も、この設定を生かした大変特殊で面白い、意外性のあるものでした。 ここまで面白い設定なのに、クライマックスの迫力にひどく乏しいことが少し残念です。 |
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僕が過去に読んだ本の中で1番スピード感のある作品です。
無駄な描写、台詞が無く、話がどんどん展開していくエンターテイメントの傑作です。 まるで映画を観ている様な臨場感でした。 |
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他に類を見ない程にグロテスクな作品群でした。
こういったジャンルが好きな人には堪らないでしょうが、そうでない人にとっては陰惨な気分になるだけです。 「すさまじき熱帯」の原住民の言葉はツボですけど。 |
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いわゆる「日常の謎」という区分なのでしょうが、僕の肌には合わないと感じました。
謎の一つ一つが小さく、答えを知ったところで別段大きな驚きを得られませんでした。 キャラクターからライトノベル調の作られた印象を受けます。 |
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海堂尊の医療蘊蓄のように、この作品は出版業蘊蓄が過ぎると思います。その分野に興味がなければ眠くなってしまいます。
作者の体験談の様な語り口に感情移入しやすく、物語の主人公である作者の視点で事件に恐怖することができます。 どこまでが創作か解らないほど現実的です。これほどまでリアルなフィクションを読んだことがありません。 |
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12歳が長編ミステリーを書き上げ新人賞を受賞出来たことは凄いですが、話題性の為だけに選ばれた気がします。
リアリティの無い無茶苦茶な人物描写、殺害方法、動機は「12歳相応」の一言で片付いてしまいます。 著者が大人になった時、どんな芸風の次回作を発表するかは少し楽しみです。 |
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聞いたことも無い出版社、作家だったのですが、読んで損はない作品だと思いました。
ホラー色が強く、グロ描写がありますが、それが上手いことミステリーと馴染んでいます。 クライマックスの勢いも盛り上がり、映画を観るように映像で読めました。 |
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台詞、展開、キャラ設定等どう考えてもどれも伊坂幸太郎の作風で、どれも少しずつ劣ります。
伊坂幸太郎の様な見事な伏線回収はありませんが、伊坂幸太郎には無い青春モノの瑞々しさがあります。 文庫を上下巻に分ける必要は無かったと思います。 |
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犯人の狂気を描いた作品では、良い意味でこれほど嫌悪感をおぼえた作品はありません。
グロテスクな描写が苦手な人にはオススメできません。 どんでん返しに期待をし過ぎない方がより新鮮に驚くことが出来て楽しめます。 |
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多数の作品がドラマ化映画化され、人気ウナギ登りの海堂尊デビュー作ですが、僕は好きではありません。
伏線や意外な結末が無ければ、犯人の動機すら投げやりです。犯行のトリックも医療知識を必要とします。 ミステリーではなく、医学に興味がある人なら楽しめると思います。 |
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醜い姿になった女性が老婆に化けて復讐をするという設定が、東野圭吾らしくなく新鮮でした。
タイトルにもある回廊亭の魅力的な舞台設定を、そこまで上手く使えなかったのは少し心残りです。 主人公視点の記述の巧みさには感心しました。犯人が解った状態で読み返したくなります。 |
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心まで凍てつくような雪山の描写が圧倒的です。
また、テログループの頭脳を駆使した緻密な犯罪計画が、サスペンス好きのテンションを上げます。 最後に判明した厭な事実に、主人公に同情しました。 |
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ころころと視点が変わり、少し読み辛く感じました。
甘酸っぱい高校3年生の群像や、学園祭の疾走感溢れる空気は大好きです。 評価が低いのは、面白くなかったという訳ではなく、結末が釈然としないことが大きいです。 |
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