悪と仮面のルール

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評判

悪と仮面のルールの評価:

3.57/5点 レビュー 53件。 B ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全94件 21〜40 2/5ページ
No.74
(5pt)

来年に映画上映(⋈◍>◡<◍)。✧♡

玉木宏さんが主人公を演じるので、事前にストーリーを知りたくて読み始めましたが、内容が深いので、もう一度読み返しても良いかな??
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.73
(5pt)

来年に映画上映(⋈◍>◡<◍)。✧♡

玉木宏さんが主人公を演じるので、事前にストーリーを知りたくて読み始めましたが、内容が深いので、もう一度読み返しても良いかな??
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.72
(3pt)

不気味な精神世界

「邪」の家系に生まれた主人公は,好きな少女を守るために,父親を殺害することを決意した.
成長した彼の前に再び現れた「邪」とは?

「邪」の近くで成長した主人公の精神世界を濃密に描いた前半は読み応えがある.
どうしようもなく悪に染まっていって,一方ではそれを恐れる心理を,
これでもかという筆致で表現している.

中盤以降は,自分と少女を守るために,顔を変え,犯罪を犯していくのだが,
そこには葛藤や悪への傾倒のようなものは感じられず,淡々とした印象を受ける.

また,国家レベルの権力やテロがからんできたかと思うと,
その割には個人のレベルで解決されたりと,話のスケールに統一感がないのもマイナスポイント.
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.71
(3pt)

不気味な精神世界

「邪」の家系に生まれた主人公は,好きな少女を守るために,父親を殺害することを決意した.
成長した彼の前に再び現れた「邪」とは?

「邪」の近くで成長した主人公の精神世界を濃密に描いた前半は読み応えがある.
どうしようもなく悪に染まっていって,一方ではそれを恐れる心理を,
これでもかという筆致で表現している.

中盤以降は,自分と少女を守るために,顔を変え,犯罪を犯していくのだが,
そこには葛藤や悪への傾倒のようなものは感じられず,淡々とした印象を受ける.

また,国家レベルの権力やテロがからんできたかと思うと,
その割には個人のレベルで解決されたりと,話のスケールに統一感がないのもマイナスポイント.
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.70
(5pt)

現代的なテロリズム、善悪の価値そのものの否定

ノワール的な雰囲気の、『教団X』以前の中村文則さんの小説ではもっとも長編の作品です。

この小説の最大の問いは、タイトルから連想するような単純な善悪の問題というより、今でもよく〈善悪〉や〈正義と不正〉などの二項対立で語られる人間の行為や思想それ自体を支える『価値』なのではないかと思いました。

すべての価値をゼロにしようとするテログループの若者が、爆弾テロを辞めるようにさとす主人公に語る、
『自分は暴力を受ける度に大したことはないと思うことで今まで耐えてきたのに、いまさらテロのような暴力を大したことだと思えと言うのか』という意味の言葉に集約されていると思います。

自分の受ける暴力(虐待)を「どうでもいい」と自分に言い聞かせることで乗り越えた人間に、世の中に溢れる暴力を「大問題」だと思えというのは、むしろその方が一種の暴力なのではないでしょうか。

善悪や生命の価値などを含め、あらゆる価値を根本的に否定することで出現する徹底的な破壊行為に向き合うことで、ある意味で必然的に、現代思想のニーチェやバタイユ、『悪霊』のドストエフスキーの文学に通ずる人間存在の本質を描き出そうとした、とても現代的な作品だと思いました。

あと、この作品の前後から中村さんは思想を極端化させた寓意的あるいは戯画的な人物をよく登場させる海外文学的な作風になってゆきますが、そこだけを取り出して作品のテーマや思想性を判断するのは少し単純な読み方なのではないかな、と1人の読者として思いました。

他の読者の方はこのことをどう思われているのか、作品自体とは関係ありませんがその事が少し気になりました。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.69
(5pt)

現代的なテロリズム、善悪の価値そのものの否定

ノワール的な雰囲気の、『教団X』以前の中村文則さんの小説ではもっとも長編の作品です。

この小説の最大の問いは、タイトルから連想するような単純な善悪の問題というより、今でもよく〈善悪〉や〈正義と不正〉などの二項対立で語られる人間の行為や思想それ自体を支える『価値』なのではないかと思いました。

すべての価値をゼロにしようとするテログループの若者が、爆弾テロを辞めるようにさとす主人公に語る、
『自分は暴力を受ける度に大したことはないと思うことで今まで耐えてきたのに、いまさらテロのような暴力を大したことだと思えと言うのか』という意味の言葉に集約されていると思います。

自分の受ける暴力(虐待)を「どうでもいい」と自分に言い聞かせることで乗り越えた人間に、世の中に溢れる暴力を「大問題」だと思えというのは、むしろその方が一種の暴力なのではないでしょうか。

善悪や生命の価値などを含め、あらゆる価値を根本的に否定することで出現する徹底的な破壊行為に向き合うことで、ある意味で必然的に、現代思想のニーチェやバタイユ、『悪霊』のドストエフスキーの文学に通ずる人間存在の本質を描き出そうとした、とても現代的な作品だと思いました。

あと、この作品の前後から中村さんは思想を極端化させた寓意的あるいは戯画的な人物をよく登場させる海外文学的な作風になってゆきますが、そこだけを取り出して作品のテーマや思想性を判断するのは少し単純な読み方なのではないかな、と1人の読者として思いました。

他の読者の方はこのことをどう思われているのか、作品自体とは関係ありませんがその事が少し気になりました。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.68
(1pt)

あまりに朝日新聞的な

基本的にはチープな犯罪小説で、大時代ですらある。一番の問題は作者の能天気な政治のとらえ方で、ベトナム戦争もイラク戦争も北朝鮮のミサイルも、米国の軍需産業の陰謀だと考えているらしいことだ。北朝鮮に関しては、日本が刺激しているから悪事を働くらしい。このへんのバカさ加減は、崔実の「ジニのパズル」に比べたら認識のレベルが低すぎてまるで平和主義の中学生なみである。まあ日本の作家が海外で受けるってのはわりあい何かおかしなところがあるが、こいつを芥川賞で推した石原慎太郎は反省すべし。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.67
(1pt)

あまりに朝日新聞的な

基本的にはチープな犯罪小説で、大時代ですらある。一番の問題は作者の能天気な政治のとらえ方で、ベトナム戦争もイラク戦争も北朝鮮のミサイルも、米国の軍需産業の陰謀だと考えているらしいことだ。北朝鮮に関しては、日本が刺激しているから悪事を働くらしい。このへんのバカさ加減は、崔実の「ジニのパズル」に比べたら認識のレベルが低すぎてまるで平和主義の中学生なみである。まあ日本の作家が海外で受けるってのはわりあい何かおかしなところがあるが、こいつを芥川賞で推した石原慎太郎は反省すべし。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.66
(3pt)

読むべきところもある

ベタなセリフは俺には必要なかったし、結末に対してエンターテイメントとしてはもっと悪の量がほしかった。
中途半端に感じ星3つにしたが、人を殺すということについての思索はよく書けているように思う。
「人を殺したことがある」人か「人を殺したことがある」と思っている人にすすめる。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.65
(3pt)

読むべきところもある

ベタなセリフは俺には必要なかったし、結末に対してエンターテイメントとしてはもっと悪の量がほしかった。
中途半端に感じ星3つにしたが、人を殺すということについての思索はよく書けているように思う。
「人を殺したことがある」人か「人を殺したことがある」と思っている人にすすめる。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.64
(5pt)

究極の恋愛小説なのかな

主人公が不運な生い立ち故、殺人を犯し、顔を変え、少年時代に心を通わせた少女のために殺人を犯していくストーリー。
ひょっとして作者は殺人を犯したことがあるのではないかというくらいの心の葛藤が見事に描かれ、殺人についての哲学がすっと入ってきて、とても読みごたえのある作品だった。
ただ、主人公の気持ちの葛藤が延々と続き、暗い気分になったり、大人になった少女と主人公との会話に涙したりと、大きく感情が揺さぶられるので、読み終えるまで結構しんどくはなった。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.63
(5pt)

究極の恋愛小説なのかな

主人公が不運な生い立ち故、殺人を犯し、顔を変え、少年時代に心を通わせた少女のために殺人を犯していくストーリー。
ひょっとして作者は殺人を犯したことがあるのではないかというくらいの心の葛藤が見事に描かれ、殺人についての哲学がすっと入ってきて、とても読みごたえのある作品だった。
ただ、主人公の気持ちの葛藤が延々と続き、暗い気分になったり、大人になった少女と主人公との会話に涙したりと、大きく感情が揺さぶられるので、読み終えるまで結構しんどくはなった。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.62
(5pt)

究極の恋愛小説なのかな

主人公が不運な生い立ち故、殺人を犯し、顔を変え、少年時代に心を通わせた少女のために殺人を犯していくストーリー。 ひょっとして作者は殺人を犯したことがあるのではないかというくらいの心の葛藤が見事に描かれ、殺人についての哲学がすっと入ってきて、とても読みごたえのある作品だった。 ただ、主人公の気持ちの葛藤が延々と続き、暗い気分になったり、大人になった少女と主人公との会話に涙したりと、大きく感情が揺さぶられるので、読み終えるまで結構しんどくはなった。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.61
(5pt)

究極の恋愛小説なのかな

主人公が不運な生い立ち故、殺人を犯し、顔を変え、少年時代に心を通わせた少女のために殺人を犯していくストーリー。 ひょっとして作者は殺人を犯したことがあるのではないかというくらいの心の葛藤が見事に描かれ、殺人についての哲学がすっと入ってきて、とても読みごたえのある作品だった。 ただ、主人公の気持ちの葛藤が延々と続き、暗い気分になったり、大人になった少女と主人公との会話に涙したりと、大きく感情が揺さぶられるので、読み終えるまで結構しんどくはなった。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.60
(4pt)

大切な人の幸せを願わずにはいられない

読み終わった後、しばらくぼーっとしてしまいました。 その後、大切な人の幸せを願わずにはいられなくなりました。 人を殺すことの是非に対する答えが書かれた小説だったとは思いますが、不思議とそんな気持ちにさせてくれる話でした。 私は好きです。 『何もかも憂鬱な夜に』と似たセリフがあり、またそれは角田光代さんの『八日目の蝉』の主人公のセリフともリンクしているように感じました。 人を殺すという非日常の自分にとってありえない行為だけでなく、人を憎んだり、悪口を言ったり、ということも、自分の枠を狭めてしまうことなのだと思いました。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.59
(4pt)

大切な人の幸せを願わずにはいられない

読み終わった後、しばらくぼーっとしてしまいました。 その後、大切な人の幸せを願わずにはいられなくなりました。 人を殺すことの是非に対する答えが書かれた小説だったとは思いますが、不思議とそんな気持ちにさせてくれる話でした。 私は好きです。 『何もかも憂鬱な夜に』と似たセリフがあり、またそれは角田光代さんの『八日目の蝉』の主人公のセリフともリンクしているように感じました。 人を殺すという非日常の自分にとってありえない行為だけでなく、人を憎んだり、悪口を言ったり、ということも、自分の枠を狭めてしまうことなのだと思いました。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.58
(5pt)

評価が低くなるのは期待値が高いから

「スリ」と「王国」を読んだ後で購入し、一気に読みました。 点数低い評価者もいるようですが、ブンガクとしてではなくラノベとして評価すれば5点です。 ただ、マンネリになる前に、悪を描くのはやめたほうがいいような。 他のテーマでも、面白い世界を描ける作家さんだと思って期待しています。
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.57
(5pt)

評価が低くなるのは期待値が高いから

「スリ」と「王国」を読んだ後で購入し、一気に読みました。 点数低い評価者もいるようですが、ブンガクとしてではなくラノベとして評価すれば5点です。 ただ、マンネリになる前に、悪を描くのはやめたほうがいいような。 他のテーマでも、面白い世界を描ける作家さんだと思って期待しています。
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705
No.56
(5pt)

世界観も最後までブレが無く、丁寧かつ文学的な文章、とても好きな作家さんです。

外れの可能性も十分あるなと予想しつつ、 それでも女優兼脚本家の中江有里さんのおすすめ本なだけに、 読んでみましたら、冒頭から最後まで小説の世界に浸りっぱなしでした。  人間とって悪とは何か、そういったお堅い議論もいいですが、 とても優良で、有意義で面白い作品でした。  世界観も最後までブレが無く、丁寧かつ文学的な文章、とても好きな作家さんです。  この作品をもって2011年このミステリーがすごい!中江さんのおすすめ三作品を全て読み終えました。  全てハズレなしの佳作ばかりでした♪
悪と仮面のルール (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (講談社文庫)より
4062776790
No.55
(5pt)

世界観も最後までブレが無く、丁寧かつ文学的な文章、とても好きな作家さんです。

外れの可能性も十分あるなと予想しつつ、 それでも女優兼脚本家の中江有里さんのおすすめ本なだけに、 読んでみましたら、冒頭から最後まで小説の世界に浸りっぱなしでした。  人間とって悪とは何か、そういったお堅い議論もいいですが、 とても優良で、有意義で面白い作品でした。  世界観も最後までブレが無く、丁寧かつ文学的な文章、とても好きな作家さんです。  この作品をもって2011年このミステリーがすごい!中江さんのおすすめ三作品を全て読み終えました。  全てハズレなしの佳作ばかりでした♪
悪と仮面のルール (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)より
4062163705