土の中の子供

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評判

土の中の子供の評価:

3.45/5点 レビュー 86件。 D ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 21〜40 2/5ページ
No.68
(5pt)

恐怖を求め続ける人格。その先の「あるもの」を求めて

他人から見ても"絶望"と呼べる状況にわざと身を置き、その恐怖を底まで体験することに何の意義があるのか?

幼少の体験:生後すぐ親から捨てられ、転々と居候先を替えた主人公。最後に預けられた親戚宅では殴る蹴るの暴行を毎日受け続け、最後は死に至る寸前にまで虐待され、山中に埋められた。親のいない、土の中の子供。
施設生活、登校、生きる意味を見いだせない毎日。それが、恐怖を求め続ける人格を育んだ。
後半、命の危機に遭うことにより、求めていたものは恐怖ではなく、その先の「あるもの」であることが主人公によって自覚される。この辺の描写は見事だ。

個人的には、物語の中盤、初めて自分の意志で積み重ねてきたある行為が、外力によって崩れ落ちる場面が印象に残った。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.67
(5pt)

恐怖を求め続ける人格。その先の「あるもの」を求めて

他人から見ても"絶望"と呼べる状況にわざと身を置き、その恐怖を底まで体験することに何の意義があるのか?

幼少の体験:生後すぐ親から捨てられ、転々と居候先を替えた主人公。最後に預けられた親戚宅では殴る蹴るの暴行を毎日受け続け、最後は死に至る寸前にまで虐待され、山中に埋められた。親のいない、土の中の子供。
施設生活、登校、生きる意味を見いだせない毎日。それが、恐怖を求め続ける人格を育んだ。
後半、命の危機に遭うことにより、求めていたものは恐怖ではなく、その先の「あるもの」であることが主人公によって自覚される。この辺の描写は見事だ。

個人的には、物語の中盤、初めて自分の意志で積み重ねてきたある行為が、外力によって崩れ落ちる場面が印象に残った。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.66
(5pt)

引き込まれました。

引き込まれて読みました。私は高齢なのですが久し振りに眠くならない本に出会い、中村文則さんの本は読破しようと思っています。蜘蛛の声も誰もが持っている心理ではないでしょうが、男性の深層心理を垣間見たようで凄い作品だと思いました。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.65
(5pt)

引き込まれました。

引き込まれて読みました。私は高齢なのですが久し振りに眠くならない本に出会い、中村文則さんの本は読破しようと思っています。蜘蛛の声も誰もが持っている心理ではないでしょうが、男性の深層心理を垣間見たようで凄い作品だと思いました。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.64
(4pt)

ひさびさに、しっくりくる小説

芥川賞授賞作らしいけど、特に意識せずに読んだ。

著者は何らかの虐待を受けたことがあるのか、
知らないけれど、多分あるんだろう。
自分も子どものころ、精神的虐待を受けてたんだけど、
そのせいなのか、妙に読んでて、心地よい感じがした。

明るくはないけど、とくに暗くもなく、
「生きる」って、そんなに難しいことじゃない、
そんなふうに思わせてくれる物語だった。

今年の目標は、彼女をつくることかな〜?と、
関係ないけど、思ったりしました。

でも、もうひとつの、
「蜘蛛の声」は、正直よくわからなかった。
なので★-1
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.63
(4pt)

ひさびさに、しっくりくる小説

芥川賞授賞作らしいけど、特に意識せずに読んだ。

著者は何らかの虐待を受けたことがあるのか、
知らないけれど、多分あるんだろう。
自分も子どものころ、精神的虐待を受けてたんだけど、
そのせいなのか、妙に読んでて、心地よい感じがした。

明るくはないけど、とくに暗くもなく、
「生きる」って、そんなに難しいことじゃない、
そんなふうに思わせてくれる物語だった。

今年の目標は、彼女をつくることかな〜?と、
関係ないけど、思ったりしました。

でも、もうひとつの、
「蜘蛛の声」は、正直よくわからなかった。
なので★-1
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.62
(5pt)

弱者に焦点を当てた作品

以前一度読み始めて挫折した作品であるが、著者の他の作品を数点読んた後、本作品を改めて読んだら非常に胸を打たれた。

主人公は27歳のタクシードライバー。
幼少期の壮絶な虐待を抱えた記憶とともに、生きることとの健全な距離を見失っており、絶望の中にも生への核心を探る生き方をしている。
全体として暗く哀しい内容であるが、いくつか未来への希望を見出すような場面もあり、弱者が絶対的な力の中でも一縷の光を見失わずに生きていく姿が胸を打った。

中村さんの作品は生き難さを抱えた社会的マイノリティーに焦点が当てられることが多いように思うが本作品も例外ではない。
一体この天才作者は心にどんな困難を抱えて生きているのだろうと思う。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.61
(5pt)

弱者に焦点を当てた作品

以前一度読み始めて挫折した作品であるが、著者の他の作品を数点読んた後、本作品を改めて読んだら非常に胸を打たれた。

主人公は27歳のタクシードライバー。
幼少期の壮絶な虐待を抱えた記憶とともに、生きることとの健全な距離を見失っており、絶望の中にも生への核心を探る生き方をしている。
全体として暗く哀しい内容であるが、いくつか未来への希望を見出すような場面もあり、弱者が絶対的な力の中でも一縷の光を見失わずに生きていく姿が胸を打った。

中村さんの作品は生き難さを抱えた社会的マイノリティーに焦点が当てられることが多いように思うが本作品も例外ではない。
一体この天才作者は心にどんな困難を抱えて生きているのだろうと思う。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.60
(4pt)

屈折した生き方

施設で育ち、暴力の中で、育った青年が、やや自暴自棄になりながらも、生き続けている姿を描いた作品です。タクシードライバーとして生活する中で、強盗に遭遇した恐ろしい体験や、踏みつけにされた、土の中のような描写が、個性的です。芥川受賞作品ですが、特殊な共感しにくい描写が多いかなと思いました。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.59
(4pt)

屈折した生き方

施設で育ち、暴力の中で、育った青年が、やや自暴自棄になりながらも、生き続けている姿を描いた作品です。タクシードライバーとして生活する中で、強盗に遭遇した恐ろしい体験や、踏みつけにされた、土の中のような描写が、個性的です。芥川受賞作品ですが、特殊な共感しにくい描写が多いかなと思いました。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.58
(5pt)

心の描写

この方の心情の描き方がすきです。
この本を読んだ後、他の本も購入しました。
どれも人の心の奥を鮮明に描いた素晴らしい話です。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.57
(5pt)

心の描写

この方の心情の描き方がすきです。
この本を読んだ後、他の本も購入しました。
どれも人の心の奥を鮮明に描いた素晴らしい話です。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.56
(4pt)

レビューを見た

虐待児、元虐待児の心情としてリアルじゃないという意見。これは虐待のドキュメントじゃないわけですよ。虐待児の主人公を通して我々が抱える心持ちのあぁいった側面を丸ごと塊として取り出してるんですよ。自分事だから、と。虐待児に寄り添ってるんじゃなく我々に寄り添ってると見た方が面白く読めるとは思います。だって虐待された経験はないとしてもあの鬱屈した心情は身に覚えあるんじゃないですか?
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.55
(4pt)

レビューを見た

虐待児、元虐待児の心情としてリアルじゃないという意見。これは虐待のドキュメントじゃないわけですよ。虐待児の主人公を通して我々が抱える心持ちのあぁいった側面を丸ごと塊として取り出してるんですよ。自分事だから、と。虐待児に寄り添ってるんじゃなく我々に寄り添ってると見た方が面白く読めるとは思います。だって虐待された経験はないとしてもあの鬱屈した心情は身に覚えあるんじゃないですか?
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.54
(4pt)

存在自体の不安定

死ぬことも生きることも出来ないタクシー運転手。子供の時に、虐待を受けて自分の存在自体が希薄であり、恐怖の中に自分の居場所を求めている。ものを落とすが好きで、その落下の間に、生と死の間にある瞬間。それ自体が慰めであった。生き方自体が、その落下の瞬間にあるままである。その落下を求めて、最終的には死にも至らない生活。究極は、その落下の最終過程まで行くことでやっと「泣くこと」が出来た。落下の間にある不安と恐怖、また、その後に控える愉悦。自分の存在が不安定になると、こんな精神状態になるのだろうか。大切にされなかったことにより、自分の存在が不安定になっている主人公に、ある意味、共感できた。サルトルの「嘔吐」に近い、存在自体の不安定を感じた。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.53
(4pt)

存在自体の不安定

死ぬことも生きることも出来ないタクシー運転手。子供の時に、虐待を受けて自分の存在自体が希薄であり、恐怖の中に自分の居場所を求めている。ものを落とすが好きで、その落下の間に、生と死の間にある瞬間。それ自体が慰めであった。生き方自体が、その落下の瞬間にあるままである。その落下を求めて、最終的には死にも至らない生活。究極は、その落下の最終過程まで行くことでやっと「泣くこと」が出来た。落下の間にある不安と恐怖、また、その後に控える愉悦。自分の存在が不安定になると、こんな精神状態になるのだろうか。大切にされなかったことにより、自分の存在が不安定になっている主人公に、ある意味、共感できた。サルトルの「嘔吐」に近い、存在自体の不安定を感じた。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.52
(4pt)

確かな救い

・「土の中の子供」:これ以上ないと言ってもいいような過酷な人生の中を、かすかな希望と静かな力で生き抜いている主人公の姿。そこには確かな救いがある。
・「蜘蛛の声」:隠遁生活へのあこがれを実現できたすぐその先から、それを危うくする自分自身の属性を揺さぶる薄ぼんやりとする記憶。これに脅かされ、主人公は、主人公の確からしさを自ら証明することを強いられるようになる。自明性が危うくされることの不気味さ、怖ろしさがそこにはある。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.51
(4pt)

確かな救い

・「土の中の子供」:これ以上ないと言ってもいいような過酷な人生の中を、かすかな希望と静かな力で生き抜いている主人公の姿。そこには確かな救いがある。
・「蜘蛛の声」:隠遁生活へのあこがれを実現できたすぐその先から、それを危うくする自分自身の属性を揺さぶる薄ぼんやりとする記憶。これに脅かされ、主人公は、主人公の確からしさを自ら証明することを強いられるようになる。自明性が危うくされることの不気味さ、怖ろしさがそこにはある。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040
No.50
(5pt)

読みやすい

芥川賞取った本のわりに読みやすく久しぶりにやめれなく
AM2時まで読んでしまった。この本を購入するには、夫が新聞に中村文則さんの
教団Xを買ってほしいと、宗教じゃあるまいし、と思いましたが、全国の書店さんの読んだ声が
載っている、凄いことなんだと、中村さんがどんな本を出しているか検索して題名の土の中の子供
題名に惹かれて買ったのですが、最近本を買っても途中で読むのが止まってしまいますが、
中々魅かれて夢中に読んでしまいました。
土の中の子供 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 土の中の子供 (新潮文庫)より
4101289522
No.49
(5pt)

読みやすい

芥川賞取った本のわりに読みやすく久しぶりにやめれなく
AM2時まで読んでしまった。この本を購入するには、夫が新聞に中村文則さんの
教団Xを買ってほしいと、宗教じゃあるまいし、と思いましたが、全国の書店さんの読んだ声が
載っている、凄いことなんだと、中村さんがどんな本を出しているか検索して題名の土の中の子供
題名に惹かれて買ったのですが、最近本を買っても途中で読むのが止まってしまいますが、
中々魅かれて夢中に読んでしまいました。
土の中の子供 Amazon書評・レビュー: 土の中の子供より
4104588040