火の粉

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評判

火の粉の評価:

4.19/5点 レビュー 217件。 A ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全475件 381〜400 20/24ページ
No.95
(2pt)

ストーリーは良いが・・・

ストーリー自体は面白いと思う。
しかしいかんせん、文章が下手すぎる。
直接的・説明的な形容詞に頼りすぎていて
登場人物それぞれの感情の機微を“描写”しきれていない。
描写ができていないから、登場人物に感情移入もできず
唐突な言動の変化にもついていけない。
「〜〜だなと○○は思った」なんて記述が頻繁に出てくるし
文章に厚みや深みといったものが全く感じられない。
まるで中学生の作文のような稚拙さ。
一家惨殺事件で武内が背中に負った傷の原因、生成方法も
もったいつけたわりにはトリックとも言えないようなパッとしないものだし
“謎解き”などという要素はどこにも見当たらない。
プロの小説家が書く作品としては「未熟」としか言いようがない。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.94
(4pt)

良質なサスペンス

 いや、家族間のなかのちょっとどろどろした対立も非常によく書けていてうまい。このレベルの作品に文句をつけることもないのだけれど、気になったこともある。
 犯人がまるわかりであることは、まぁ、べつにミステリじゃないからいいのかな。ひとつのテーマであるはずの裁判官の話が中盤にひたすら無視されまくっているのと、あと、中盤やっぱりだれ気味であることが弱点。
 しかし、それでも良質です。これだけかけていればいいです。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.93
(4pt)

まさにスリラー

氏の代表作「犯人に告ぐ」より前にこちらを手にとった。
梶間家の隣にかつて勲が裁判官として無罪を下した男武内真吾が引越してくる。
その日から勲の妻尋恵、息子俊郎、その妻雪見などの心の揺れが
徐々にゆがみ、噴き出していくことになる。
それはあたかも勲の判断から出た火の粉が降りかかるようだった。
読んでいて息苦しさを覚えるように梶間家の緊張が高まっていく、
何より武内のような男がいったい何者なのかがなかなかつかめないのが
ハラハラさせる。
一家(と読者)はやがて、あらわされた真相に戦慄することになる。
しかし、細かいところで「あれは結局どうだったの?」という解決が
行われていないような気もする。
が、まさに現代的なスリラーであることは否めない。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.92
(5pt)

乱歩、清張、そしてサイコサスペンスの時代に

 この物語のストーリ展開は淡々としたものだが、無罪釈放となった武内真吾の異常な心の内を、彼のごく普通の行動を描くことによって、更に増幅させるという心理的効果を狙っている。読者の内面に戦慄を徐々に浸透させ、それでは武内が身体に受けた深い傷は?という謎解きに惹きつけられる。
 武内、裁判官から大学教授になった梶間、彼の息子の嫁雪見。この3人の絡みは絶妙である。武内の梶間一家に対する、何気ない言葉と行動によって伏線が微妙に張られていくという感じだ。
 著者の最高傑作。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.91
(3pt)

判決の重み

あらすじは、とある家でおきた一家惨殺事件、警察もその犯人の手掛かりがなかなかつかめない。難攻する事件で、警察が炙り出した容疑者は、その事件の被害者であり、唯一の生き残りである被害者の友人・武内。警察に追求され、武内は自分のした罪を認めるも、無理のある動機と、武内の背中につけられたひどい打撲傷、それらをふまえて裁判長・梶間が出した判決は「無罪」。
しかし事件はこれで終わりではなかった。数年後、梶間の家の隣に武内が引っ越してきた。それから梶間家で起こる不可解な事件の数々、いったい武内とは何者なのか?梶間の判決は間違っていたのか・・・
なぜ「無罪」にした裁判官の家の隣に住み、不可解な事件が起こるのか?それは読んでいくうちに序々に明らかになっていきます。ただこの物語、犯人に全くひねりがなかったです。物語中に出てくるトリックの種も、そんな大したものではありませんでした。
この物語、「武内という男の性格」を描くことが作者は大変だったのではないかと思われます。1冊を通して、武内という1人の男を、多くの人々の話から構築していくことによって、読者に納得させる必要があったのではないのでしょうか。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.90
(4pt)

意外なおもしろさにびっくり!

ゾクリ。推理小説かと思いきや、ホラー仕立ての『世にも奇妙な物語』に近い物語。証拠不十分のため、一家三人を殺したとされる男・竹内に無罪を言い渡した裁判官・梶間。2年後、竹内は梶間の隣に越してくるが、その日から梶間一家の周りで奇妙なことが起こり始める…竹内は善良な隣人なのか、凶悪な殺人鬼なのか?何が真実なのか?先の読めない展開にドキドキしながら一気に読んでしまった。裁判の小難しい場面からはじまるので、初めは読む気が失せてしまったが、それも一瞬のことで、ラストまで飽きずに楽しめる。姑の介護に疲れる梶間の妻や、子育てに悩む梶間の息子の嫁の苦悩を実に丁寧に描いている。「作者は本当に介護や子育てをしたことがあるのだろうか」と思うほど。家族が崩壊していく様子がとてもリアル。余談ではあるが、私は梶間の息子に最後までイライラしてしまった。読んでもらえれば分かるはず。笑
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.89
(4pt)

これはミステリーか、人間ドラマか?

裁判官が、ある刑事被告人を無罪にしたところからこの物語はスタートします。冒頭からミステリーの臭いをしっかりと嗅がせてくれますが、物語の大事な伏線となるのは著者の描く、何気なくそして、どこの家庭にでも起こりうる日常の人間ドラマです。この描写があまりにも素晴らしく、心のヒダを描いており読者の感情移入を誘っています。家族とのやりとりは、「ドキュメンタリーではないか?」と思わせるほどで、ふと気がつくと著者のプロットするミステリーに嵌り込んでおり、今度はこのミステリーを追いかける事に夢中になってしまいます。誰が犯人なのか、その犯行手順は?と最後まで読む者をヒヤヒヤさせ、ページをめくるのももどかしくなりました。久しぶりに面白いミステリーに出会った、という気持ちで一杯です。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.88
(3pt)

力作スリラー

善人なのか狂人なのか、見極めようとハラハラ読んでいる内はなかなか面白かったです。細かい心理描写とリアルな人間ドラマで丁寧に外堀を埋めていて、読み応えがありました。しかし、コロコロ変わる視点はちょっと気になりました。雪見さんの一視点で固定しても良かったような気がします。貴志裕介の「黒い家」を彷彿とさせる怖さがありましたが、意外性はもうひとつでしたね。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.87
(5pt)

喉が渇くくらいの緊張感!

怖い。ものすごく怖い。そして面白い!すごいスピードで一気に読んだ。とにかく続きが気になって、ページをめくらずにはいられない。閑静な住宅街に住む元裁判官。ある日隣りに昔自分が受け持った裁判で無罪にした元被告人が引っ越してきた。再会を喜ぶ元被告人っだったが、それからというもの小さな問題は抱えてはいるが平穏だった家庭が、音もたてず、自分も気付かない内に静かに静かに崩れていく。手を打とうと思った時にはもう遅い。全てが狂った後だった。徐々に明らかになっていく隣人の素顔。気付いたときには・・・。とにかく隣人が怖い。得体の知れない恐怖がビシビシ伝わってくる。生唾飲みながら、ドキドキして読み進む。手がじっとりと汗ばんでくる。文章から目を離した時に、大きく息を吸い込む。緊張していたのがわかった。怪しい人物がたくさん出てくる。一体誰が嘘をついているのか。隣人の本当の素顔は?一時は頭がぐちゃぐちゃになる。しかし、待ち受けていた結末は・・・やっぱり恐怖?読み終わってすぐ、「これ面白い!」そう母に薦めた。次の日から家の食卓は手抜き料理で埋めつくされた・・・。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.86
(5pt)

女性心理の描写が巧い!!!

 「犯人に告ぐ」ど俄然注目株となった雫井修介さんですが、本作「火の粉」は私的には「犯人に告ぐ」よりも完成度は高いと思います。 自分が無罪判決を下した元裁判官梶間の隣家に越してくる男、武内。彼が越してきて少しづつ身の回りに異変がおき始める展開の描きこみが凄く自然で巧い。展開が凄く自然なので、リアリティに富んでおり、読む進めば進むほど本当に恐ろしくなる展開に目が話せません。 雫井さんの筆力は高くとてもわかりやすくさくさく読めるので、あっという間に読める一冊です。 ただ家族劇なので、視点を一人に絞らずそのつど家族の一人の目線で物語が進むので、元裁判官が主人公ではないのでそこのところはチェックしておいてください。 雫井さんは女性心理の描きこみが巧い。この物語では尋恵、雪見の二人の心情が特に巧く描きこまれています。これを読んで共感できる女性は多いのではないでしょうか。
火の粉 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎スタンダード)より
4344009096
No.85
(5pt)

女性心理の描写が巧い!!!

 「犯人に告ぐ」ど俄然注目株となった雫井修介さんですが、本作「火の粉」は私的には「犯人に告ぐ」よりも完成度は高いと思います。 自分が無罪判決を下した元裁判官梶間の隣家に越してくる男、武内。彼が越してきて少しづつ身の回りに異変がおき始める展開の描きこみが凄く自然で巧い。展開が凄く自然なので、リアリティに富んでおり、読む進めば進むほど本当に恐ろしくなる展開に目が話せません。 雫井さんの筆力は高くとてもわかりやすくさくさく読めるので、あっという間に読める一冊です。 ただ家族劇なので、視点を一人に絞らずそのつど家族の一人の目線で物語が進むので、元裁判官が主人公ではないのでそこのところはチェックしておいてください。 雫井さんは女性心理の描きこみが巧い。この物語では尋恵、雪見の二人の心情が特に巧く描きこまれています。これを読んで共感できる女性は多いのではないでしょうか。
火の粉 Amazon書評・レビュー: 火の粉より
4344002938
No.84
(5pt)

熱が出ました

「ど、どっちの言い分を信じたら…?」「あなたはいったいどなたさん?!」と最後まで登場人物と同じ次元で翻弄されます。作中の家族のどの立場に近いかでも、それぞれ違った思い入れがちゃんとできる奥行きの深さもあり、オソロシイまでの引力。隣近所との距離の取り方をはかりかねている都市/郊外在住者にとっては、いっそうリアルに入り込めるのではないでしょうか。そんな調子で一気に読んだら、怖さゆえか疲労でか、熱が出ました。ほんと、心して読みましょう。
火の粉 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎スタンダード)より
4344009096
No.83
(5pt)

熱が出ました

「ど、どっちの言い分を信じたら…?」「あなたはいったいどなたさん?!」と最後まで登場人物と同じ次元で翻弄されます。作中の家族のどの立場に近いかでも、それぞれ違った思い入れがちゃんとできる奥行きの深さもあり、オソロシイまでの引力。隣近所との距離の取り方をはかりかねている都市/郊外在住者にとっては、いっそうリアルに入り込めるのではないでしょうか。そんな調子で一気に読んだら、怖さゆえか疲労でか、熱が出ました。ほんと、心して読みましょう。
火の粉 Amazon書評・レビュー: 火の粉より
4344002938
No.82
(4pt)

面白い

初めて雫井さんの本を読んだのですが、飲み込まれるように読みきってしまいました。刑を宣告する裁判官が、検事の提出する確信犯への手がかりが不十分...というより、犯人の自分への自虐性を見抜くことが出来ず無罪判決へ。裁判官は死刑宣告を出せない事より裁判官を辞職。その後犯人は自分を助けてくれた裁判官への自宅の隣人へ。その隣人としての犯人の異常性をあらわし、元裁判官の家族を事件当事者とし、次第に昔の事件の全貌が明らかになって行く。犯人の異常性に気付いてからのストーリー展開は意外に早かったけど、最近あまり見ない推理物だと私は感じました。機会があれば、雫井さんのほかの書物を読んでみたいと感じましたよ。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.81
(3pt)

物足りない・・・

判決を言い渡した勲、その妻尋江、息子の妻雪見と、次々に視点が変わる。視点が変わる作品は他にもあるが、読んでいてどうも物足りない感じがした。老人の介護問題、夫婦間の問題、子供の問題、嫁姑の問題など、今の社会にあるさまざまな問題を取り入れてそれなりに面白いのだが。越してきた男武内の人間性も、もう少し掘り下げたものがほしかったと思う。武内がなぜ犯行に及んだのか、説得力に欠ける気がする。だが、動機が無くても殺人が数多く起こる世の中だ。武内のような犯罪を起こす人間がいてもおかしくはないのかもしれない。ラストは、やはりそうなってしまったか!という思いだった。意外性はないが、納得できる気がした。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.80
(2pt)

最後の2章を読まなければ傑作

裁判官の当事者意識への疑問や隣人への不安感、新旧の夫婦・嫁姑間の葛藤や中絶・老人介護等、身近な問題を、変に声高にならず上手にとりあげています。最初から興味深く、最後まで一気に読み通しましたが、最後のところが残念ながら納得いきませんでした。ちょっと陳腐な印象を与えかねないまとめ方でもったいない感じがします(以前、宮部みゆきの「模倣犯」で同様の読後感が持ったことがあり、最近の日本文学の傾向なのかもしれません)。武内の描き方は、野間宏の「青年の環」の田口を想起させましたので、興味のある方は「青年の環」もお読みになってはいかがでしょうか(超長編小説ですが・・・)。本作について私の評価は、厳しいようですが☆2つです。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.79
(4pt)

誤審から生まれた悲劇

武内真伍の生きざまがひしひしと伝わってきました。判決はまちがっててはいけない。そのために家族をつぶしてしまった悲劇が最後のシーンでうまく描かれていた。
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.78
(4pt)

元裁判官の家庭にしのびよる隣人の恐怖。一気によめます。

裁判官 梶間勲。退官も近いし「疑わしきは罰せず」で、結果的に冤罪から一人の人物 武田真伍を守ったことになり、とやかく言ってくる人たちもいるが、まあ、円満に引退し、郊外に一戸建ても持ち、「やることはやった」の心境。その後、勲の家族が描かれ、これが典型的ではあるが微妙な均衡を保っている人たちで面白い。うるさがたの介護老人、嫁いびりの義姉、フリーターの息子に育児にイライラが募る息子の嫁。家族の問題を何一つ解決できない元裁判官勲は、家族からも物語からも序々に影を潜めてしまう。といった背景で、この作者はどういうストーリーを展開するのだろうと思っていると、なんと、冤罪をまぬがれた武田が隣に引越してきた。武田からすれば勲は命の恩人、なのに勲の周辺の家族に異変が...いままで、裁判官の椅子で「伝言ゲーム」のように遠ざかってきた事件の現場に自分がいる、自分に火の粉が降りかかってきていることを最後の最後までみとめようとしない勲とは別に事態はとりかえしのつかない状態まで進展していく...550ページの大作だが物語に無駄がないので一気に読める。ただでさえ人間不信の世の中だからこの本は時流にのっている感がある。星4つは、もうひとつヒネリが欲しかったから。ミステリーではなくサスペンスドラマと割り切って楽しみましょう!
火の粉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎文庫)より
434440551X
No.77
(4pt)

他の善意の上に自分の嘘を乗っけて生きる人っています

この本は、なかなか、おもしろい!私の知り合い、元、仲良しに、超嘘つきがいます。普通ならそこまでつく?っていう嘘をつきます。そのうち、ついてはいけない嘘では?というたぐいの嘘をつき始め、それで、社会的・経済的大成功を収めてしまいました。あ~あ。世の中、色々乱れても、まだまだほとんどの人が「出来ることなら人を信じたい」と思って生きていると私は感じています。少なくとも、そんなひどい話はテレビや小説や映画の中だけで、実際にあってもそれは、ニュースの中であって、自分の周囲にはそんなひどい話はないと思いたいって。でも、私のその知り合いの様に、「普通ならそんなことでは嘘はつかないから、きっと嘘ではないだろう」と思ってくれる、多くの人の善意(?)の上に、ものすごい嘘を乗っけて、逆に「いい人」ということで成功してしまう人がいるのだと思うと、恐ろしい。でも、大半の人はその人のことを「いい人」「すごい人」だと思っているので、「あの人は本当はね」と暴露しても、私の方が疑われることにきっとなると思う。だから、言わない。その知人は、そういうところまで計算して、日頃から行動・発言しています。その人は色々な人と仲良しになりたい、でも仲良くなるほどに本性が知られて、人は少しずつ去り、孤独になっていく。勘がいいから、自分が嫌われてるかどうか、すごくよく知ってる。そして、自分を避け始めた人のことを、今度はぼろくそにこき下ろすようになります。成功を収めた今でも、いつも、新しい人脈と仕事をしています。つきあいが深くなると、人は離れていくようです。なんか、その人のこと想い出してしまいました。もちろんその知人は、この本の登場人物と同じ行為はしていません。でも、本当に数限りない人のことを、嘘と裏切りで利用し、踏み台にしていきました。一種の病気の範疇かも。全然、レビューじゃなくてすみません。この本は、楽しめます。お薦め。
火の粉 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 火の粉 (幻冬舎スタンダード)より
4344009096
No.76
(4pt)

他の善意の上に自分の嘘を乗っけて生きる人っています

この本は、なかなか、おもしろい!私の知り合い、元、仲良しに、超嘘つきがいます。普通ならそこまでつく?っていう嘘をつきます。そのうち、ついてはいけない嘘では?というたぐいの嘘をつき始め、それで、社会的・経済的大成功を収めてしまいました。あ~あ。世の中、色々乱れても、まだまだほとんどの人が「出来ることなら人を信じたい」と思って生きていると私は感じています。少なくとも、そんなひどい話はテレビや小説や映画の中だけで、実際にあってもそれは、ニュースの中であって、自分の周囲にはそんなひどい話はないと思いたいって。でも、私のその知り合いの様に、「普通ならそんなことでは嘘はつかないから、きっと嘘ではないだろう」と思ってくれる、多くの人の善意(?)の上に、ものすごい嘘を乗っけて、逆に「いい人」ということで成功してしまう人がいるのだと思うと、恐ろしい。でも、大半の人はその人のことを「いい人」「すごい人」だと思っているので、「あの人は本当はね」と暴露しても、私の方が疑われることにきっとなると思う。だから、言わない。その知人は、そういうところまで計算して、日頃から行動・発言しています。その人は色々な人と仲良しになりたい、でも仲良くなるほどに本性が知られて、人は少しずつ去り、孤独になっていく。勘がいいから、自分が嫌われてるかどうか、すごくよく知ってる。そして、自分を避け始めた人のことを、今度はぼろくそにこき下ろすようになります。成功を収めた今でも、いつも、新しい人脈と仕事をしています。つきあいが深くなると、人は離れていくようです。なんか、その人のこと想い出してしまいました。もちろんその知人は、この本の登場人物と同じ行為はしていません。でも、本当に数限りない人のことを、嘘と裏切りで利用し、踏み台にしていきました。一種の病気の範疇かも。全然、レビューじゃなくてすみません。この本は、楽しめます。お薦め。
火の粉 Amazon書評・レビュー: 火の粉より
4344002938