冷たい校舎の時は止まる

評判

冷たい校舎の時は止まるの評価:

3.62/5点 レビュー 174件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全317件 221〜240 12/16ページ
No.97
(4pt)

ちょい長いかな

良く分かるよ、大雪で、朝学校に来ても、人が閑散としているとき・・・
「1時間目で、帰れるんじゃない?」
「職員室で先生が会議しているぞ」
っなんて声が聞こえてくる。

なので、情景はよく理解できる。
しかし、内容はというと・・・、ミステリーだけあって、正体を知りたくて、どんどん、ページをめくってしまう!

下巻がとても楽しみ♪
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752
No.96
(3pt)

こんな高校生なんていない

青春ホラーミステリー。

正体が明らかになり、絡まった糸がとけてゆく。
心の闇を共有できる仲間がいる深月は、本当に幸せだなと思う。
けど、この高校生たち、かっこよすぎる。

冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)より
4061823825
No.95
(3pt)

こんな高校生なんていない

青春ホラーミステリー。

正体が明らかになり、絡まった糸がとけてゆく。
心の闇を共有できる仲間がいる深月は、本当に幸せだなと思う。
けど、この高校生たち、かっこよすぎる。

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.94
(4pt)

ちょい長いかな

良く分かるよ、大雪で、朝学校に来ても、人が閑散としているとき・・・
「1時間目で、帰れるんじゃない?」
「職員室で先生が会議しているぞ」
っなんて声が聞こえてくる。

なので、情景はよく理解できる。
しかし、内容はというと・・・、ミステリーだけあって、正体を知りたくて、どんどん、ページをめくってしまう!

下巻がとても楽しみ♪
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.93
(2pt)

文章はとてもきれい、だけど……。

文章の表現はとても良いと思います。読んでいて苦になりませんでした。物語も、なかなか面白いと思います。ありきたりですけど。だけど、面白くない。良く分からないけれど、面白いとは感じなかった。魅力も感じられなかった。登場するキャラクターたちはどれも個性的。しかし、感情移入できない。辻村深月という作家と同じ名前の登場人物が出てきた時点でドン引き。その子が色々悩んでいるのも、イライラしてくる。この作家さんは、ミステリには合わないんじゃないかな。というか、メフィスト賞に似合わない作家さんだとさえ思う。そんな本でした。でも、読んで損はないと思う。多分。私にとっては、後頭部にもやもやを産むけっかになってしまったけれど。
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752
No.92
(2pt)

文章はとてもきれい、だけど……。

文章の表現はとても良いと思います。読んでいて苦になりませんでした。物語も、なかなか面白いと思います。ありきたりですけど。だけど、面白くない。良く分からないけれど、面白いとは感じなかった。魅力も感じられなかった。登場するキャラクターたちはどれも個性的。しかし、感情移入できない。辻村深月という作家と同じ名前の登場人物が出てきた時点でドン引き。その子が色々悩んでいるのも、イライラしてくる。この作家さんは、ミステリには合わないんじゃないかな。というか、メフィスト賞に似合わない作家さんだとさえ思う。そんな本でした。でも、読んで損はないと思う。多分。私にとっては、後頭部にもやもやを産むけっかになってしまったけれど。
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.91
(4pt)

ストーリーはいいけど・・・

ストーリーはいいけど、さすがに長すぎる。登場人物も6人くらいでよかったのではないか。                                   下巻以降は続きが気になってすらすら読めました。「HERO」には泣かされました。辻村さんの今後の飛躍を期待します。
冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)より
4061823825
No.90
(4pt)

ストーリーはいいけど・・・

ストーリーはいいけど、さすがに長すぎる。登場人物も6人くらいでよかったのではないか。                                   下巻以降は続きが気になってすらすら読めました。「HERO」には泣かされました。辻村さんの今後の飛躍を期待します。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.89
(4pt)

1)脱出劇と2)心理探究という二つは相性

ちなみにこの設定って、まんま『レベルE』の高校野球地区予選編と同じ話だよね。系統としては、森生まさみさんの『7人目は笑う』も同じ。そしてどちらも、短編としては驚くべき完成度を誇る傑作というのも同じだと思う。少年漫画と少女漫画というテイストの違いはあるけれども。同時に3冊読んでみると、いろいろ共通項が見えて面白いかもしれません。単純にいえば、ある空間に閉じ込められて、そこから抜け出すためには、なぜそうなったかを・・・・閉じ込めた犯人の心理を読み解いていく・・・言い換えれば、この作品でいいえば、自殺にまつわる自分との関係をを徹底的にえぐることになるという作劇です。「なぜ閉じ込められたか?」という物理的な脱出劇の部分と、「その謎を解く」という心理的な追及の両方を重ねることで、ともすればウザくなりがちな、内面の奥底まで深く潜っていく追求をしていく・・・ああ、、、考えてみると、ハーレムメイカーや並行世界の物語も、結局とのところ「どこかへ脱出する」という作劇の構造になっていたな・・・・。この1)脱出劇と2)心理探究という二つは相性がいいのかもしれない、物語類型として。
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752
No.88
(4pt)

1)脱出劇と2)心理探究という二つは相性

ちなみにこの設定って、まんま『レベルE』の高校野球地区予選編と同じ話だよね。系統としては、森生まさみさんの『7人目は笑う』も同じ。そしてどちらも、短編としては驚くべき完成度を誇る傑作というのも同じだと思う。少年漫画と少女漫画というテイストの違いはあるけれども。同時に3冊読んでみると、いろいろ共通項が見えて面白いかもしれません。単純にいえば、ある空間に閉じ込められて、そこから抜け出すためには、なぜそうなったかを・・・・閉じ込めた犯人の心理を読み解いていく・・・言い換えれば、この作品でいいえば、自殺にまつわる自分との関係をを徹底的にえぐることになるという作劇です。「なぜ閉じ込められたか?」という物理的な脱出劇の部分と、「その謎を解く」という心理的な追及の両方を重ねることで、ともすればウザくなりがちな、内面の奥底まで深く潜っていく追求をしていく・・・ああ、、、考えてみると、ハーレムメイカーや並行世界の物語も、結局とのところ「どこかへ脱出する」という作劇の構造になっていたな・・・・。この1)脱出劇と2)心理探究という二つは相性がいいのかもしれない、物語類型として。
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.87
(3pt)

青春小説か、ミステリーか

まず一言、長い。8人も登場人物がいて、彼ら1人1人の内面を描いて行ったら、そりゃこれくらいの分量になるとは思うが…いかんせん長すぎる。描写が丁寧なのはとても評価したいが、中だるみ感が否めない。下巻の中盤以降から物語は加速していく。そこからラストまでは一気に読めた。犯人探しではないが、ミステリーとしてはなかなか面白いのではないかと思った。疑問が1つ。主人公は作者本人なのか、単に名前を同じにしただけなのか、そこら辺の作者の意図がよく読めなかったが、どちらにしても、この主人公がなぜこのグループに居られるのかが分からない。そもそも、登場人物たちは皆、「良い子」すぎるのではないか。もう少しヒール役というか、ハズレ役がいても良い気がするが…とにかくその「良い子」たちが主人公に甘いというか構いすぎる。子離れできない親じゃないんだから……作者が自己投影したのかは分からないが、もう少しどうにかならなかったのか…ただ、話自体は面白いし、描写も丁寧、かつ処女作ということもあり、☆3つ。これ以外の作品も多く書いていらっしゃるので、そちらにも期待できるような作家さんだと感じた。
冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)より
4061823825
No.86
(3pt)

青春小説か、ミステリーか

まず一言、長い。8人も登場人物がいて、彼ら1人1人の内面を描いて行ったら、そりゃこれくらいの分量になるとは思うが…いかんせん長すぎる。描写が丁寧なのはとても評価したいが、中だるみ感が否めない。下巻の中盤以降から物語は加速していく。そこからラストまでは一気に読めた。犯人探しではないが、ミステリーとしてはなかなか面白いのではないかと思った。疑問が1つ。主人公は作者本人なのか、単に名前を同じにしただけなのか、そこら辺の作者の意図がよく読めなかったが、どちらにしても、この主人公がなぜこのグループに居られるのかが分からない。そもそも、登場人物たちは皆、「良い子」すぎるのではないか。もう少しヒール役というか、ハズレ役がいても良い気がするが…とにかくその「良い子」たちが主人公に甘いというか構いすぎる。子離れできない親じゃないんだから……作者が自己投影したのかは分からないが、もう少しどうにかならなかったのか…ただ、話自体は面白いし、描写も丁寧、かつ処女作ということもあり、☆3つ。これ以外の作品も多く書いていらっしゃるので、そちらにも期待できるような作家さんだと感じた。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.85
(2pt)

大人にはすすめられない。

私がこれを読んだのは高校を卒業してすぐ、登場人物とほぼ同じ年齢でしたが、どの人物にも共感や感情移入できなかったです。どのキャラもこの小説のために作られたキャラって感じで、生の人間らしさがないんですね。ライトノベルや子ども向けの小説としてならいいけど、大人向けとして通用するレベルではない気がします…。実力のあるベテラン作家の作品を読んだあとにこれを読むと、人物描写の力の差がはっきりわかってしまうので。ホラーやミステリーの雰囲気、怖さを盛り上げる表現力はあると思いました。
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752
No.84
(2pt)

大人にはすすめられない。

私がこれを読んだのは高校を卒業してすぐ、登場人物とほぼ同じ年齢でしたが、どの人物にも共感や感情移入できなかったです。どのキャラもこの小説のために作られたキャラって感じで、生の人間らしさがないんですね。ライトノベルや子ども向けの小説としてならいいけど、大人向けとして通用するレベルではない気がします…。実力のあるベテラン作家の作品を読んだあとにこれを読むと、人物描写の力の差がはっきりわかってしまうので。ホラーやミステリーの雰囲気、怖さを盛り上げる表現力はあると思いました。
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.83
(4pt)

閉塞感青春ホラーファンタジー。

こういう設定大好きなんです。裏表紙の粗筋を読んで、作者のことは今まで一度も聞いたことすらないのにきっと面白いはず!と文庫本にしては少々高めの値段にも躊躇せず購入しました。期待は裏切られませんでした。いえ、期待以上でした。先が気になって、途中で切り上げることができず上巻を一晩・下巻を一晩の計2日で読みきりました。登場人物の多さがあげられているようですが、わたしは脇役の一人一人の背景なども知りたい方なので、彼らの過去のエピソードも楽しく読みました。ただ、飛び降りをしたのはだれか・ホストはだれか・・というのは上巻からこの人だろうなと思ったその人であり、少し残念。ので、星4つ。ただ、「HERO」でのエピソードのつながりは見抜けなかったです。この章が作品で一番輝いている部分だと思います。泣かされました。また、最後の解説が川原泉であったことに少し驚きました。彼女が推薦していることで、この作品の言葉の選び方のうまさが頷けるような気がしました。
冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)より
4061823825
No.82
(4pt)

閉塞感青春ホラーファンタジー。

こういう設定大好きなんです。裏表紙の粗筋を読んで、作者のことは今まで一度も聞いたことすらないのにきっと面白いはず!と文庫本にしては少々高めの値段にも躊躇せず購入しました。期待は裏切られませんでした。いえ、期待以上でした。先が気になって、途中で切り上げることができず上巻を一晩・下巻を一晩の計2日で読みきりました。登場人物の多さがあげられているようですが、わたしは脇役の一人一人の背景なども知りたい方なので、彼らの過去のエピソードも楽しく読みました。ただ、飛び降りをしたのはだれか・ホストはだれか・・というのは上巻からこの人だろうなと思ったその人であり、少し残念。ので、星4つ。ただ、「HERO」でのエピソードのつながりは見抜けなかったです。この章が作品で一番輝いている部分だと思います。泣かされました。また、最後の解説が川原泉であったことに少し驚きました。彼女が推薦していることで、この作品の言葉の選び方のうまさが頷けるような気がしました。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237
No.81
(4pt)

読む手を止められません

私には、ミステリーというよりホラーのような感じがしました。
ときどきぞっとするような描写があり、怖くて読む手を止められませんでした。
夜寝る前に読むのには向きませんが、読者を引き込む文章力はさすがだと思います。
読み終わっての感想は、こんなに素直に思い合える仲間がいるというのは幸せだろうなぁと思いました。
主人公の深月を中心に、仲間8人がお互いを信じ、思いやりをもっていて、
異質な空間なのにはじめのうちは妙な居心地のよささえ感じます。
それぞれが抱える、学校、家庭環境などに抱える悩みの描写も丁寧で、感情移入しやすく、
結末は、それほどの驚きはないものの「そういうことか」と納得でき、読後感もよいです。
辻村さんの作品はこのほか『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』を読みましたが、
恐怖、悲しみ、怒り、苦しみなどの表現がとても上手い作家さんだと思います。
読み手がつらくなるくらいに。
そしてそれが辻村さんの魅力だと思うのですが、この作品ではミステリーと心理描写の両方に力を注いだ結果、
どちらも中途半端になってしまっている印象を受けました。
なので、これから辻村さんの作品を読もうと思っている方には先ほど挙げた2作品の方が個人的にはおすすめです。
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)より
4061823752
No.80
(4pt)

読む手を止められません

私には、ミステリーというよりホラーのような感じがしました。
ときどきぞっとするような描写があり、怖くて読む手を止められませんでした。
夜寝る前に読むのには向きませんが、読者を引き込む文章力はさすがだと思います。
読み終わっての感想は、こんなに素直に思い合える仲間がいるというのは幸せだろうなぁと思いました。
主人公の深月を中心に、仲間8人がお互いを信じ、思いやりをもっていて、
異質な空間なのにはじめのうちは妙な居心地のよささえ感じます。
それぞれが抱える、学校、家庭環境などに抱える悩みの描写も丁寧で、感情移入しやすく、
結末は、それほどの驚きはないものの「そういうことか」と納得でき、読後感もよいです。
辻村さんの作品はこのほか『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』を読みましたが、
恐怖、悲しみ、怒り、苦しみなどの表現がとても上手い作家さんだと思います。
読み手がつらくなるくらいに。
そしてそれが辻村さんの魅力だと思うのですが、この作品ではミステリーと心理描写の両方に力を注いだ結果、
どちらも中途半端になってしまっている印象を受けました。
なので、これから辻村さんの作品を読もうと思っている方には先ほど挙げた2作品の方が個人的にはおすすめです。
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)より
4062758229
No.79
(2pt)

描写は丁寧だけど物語としては残念。

上巻はどこか薄気味悪い緊張感がぴりっと保たれていて、ああこうやって物語が展開されて行くんだな、と流れが読め始めたところで終わる。描写がとても丁寧で良かった。でも下巻になると、特に主要なキャラクターの描かれ方が中途半端で全く魅力が伝わってこない。この人もっと悩むんじゃないかとか、この人こんなこと言わないよ、という違和感を感じるところが多すぎて読み手を上手く物語に惹き付けられてない。 描写だけが素晴らしくて物語の終わり方としては随分ご都合主義的な感じがして、なんとも後味が悪かった。物語を終わらせたくてああするしかなかったというところか。メフィスト賞と言えば舞城王太郎の『煙か土か食い物』が素晴らしかったから期待して読んでみたらがっかりした。でもやはり一人一人の描写は本当に素晴らしかったので星は2つで。
冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)より
4061823825
No.78
(2pt)

描写は丁寧だけど物語としては残念。

上巻はどこか薄気味悪い緊張感がぴりっと保たれていて、ああこうやって物語が展開されて行くんだな、と流れが読め始めたところで終わる。描写がとても丁寧で良かった。でも下巻になると、特に主要なキャラクターの描かれ方が中途半端で全く魅力が伝わってこない。この人もっと悩むんじゃないかとか、この人こんなこと言わないよ、という違和感を感じるところが多すぎて読み手を上手く物語に惹き付けられてない。 描写だけが素晴らしくて物語の終わり方としては随分ご都合主義的な感じがして、なんとも後味が悪かった。物語を終わらせたくてああするしかなかったというところか。メフィスト賞と言えば舞城王太郎の『煙か土か食い物』が素晴らしかったから期待して読んでみたらがっかりした。でもやはり一人一人の描写は本当に素晴らしかったので星は2つで。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)より
4062758237