死ねばいいのに

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評判

死ねばいいのにの評価:

3.67/5点 レビュー 166件。 B ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全348件 301〜320 16/18ページ
No.48
(4pt)

京極ワールドのエッセンスが味わえる作品です

死んだ女性でつながる連作短編小説です。
しかし、小説の中で語られるのは関係者の心の闇です。彼らの立場、性格、思い込み、
身勝手な振舞いに思い当たる節のある読者は感情移入がし易いと思います。
好きと嫌い、喜びと悲しみ、幸せと不幸せなどの気持ちは境界線上で揺らぐものなのに、
その人の境遇、経験、秘密などから自分の本心とは裏腹に一方に執着してしまい
憑き物に捕らわれた人達の話でもあります。
自分の見られたくない本性を見透かされて、【死ねばいいのに】という言葉が叩き付けられる。
そこをクライマックスとして関係者の憑き物が落ちて行く。この形式で6個の短編が連なるために、
後半では決め台詞へ向けて他人の身勝手な心情を読んで行くのを煩わしくも感じました。
「幸せなのに死にたいと思う瞬間」、「生きているのを可愛そうだと思う瞬間」が
被害者と加害者に訪れたのを、今までに京極作品を読んだことのある私は受け入れましたが、
初めての方には説明不足で納得が出来ないかもしれません。
京極作品のエッセンスを味わえるので、文書量が多くて敬遠されていた方にはお勧めします。
物足りないと感じた方は、この本をきっかけに京極ワールドに足を踏み入れて頂ければと思います。
本作以上に面白い京極作品はたくさんあります。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.47
(3pt)

色んな意味で唸ってしまう

登場人物の前に、礼儀知らずで頭が悪いと自称する青年が現れ、
亡くなったある女性の事を聞いてくる。
その女性と何かしらの関係にあった彼等は、最初こそ冷静さを
保っているが、徐々に己の奥底にあるものを吐き出し始める。
大部分が会話で成り立っていて、スラスラと読める。
今時の若者言葉で話す主役は、話術に優れているとか弁が立つ
というキャラではないが、相手の言い分を自分なりの考え方で
看破して結果的(?)にはその本心を出させてしまう展開は、
同作者が描く京極堂のそれに似ているような印象を受けた。
結果的にそうなる今作の主役と、犯人にそれを狙って仕掛ける
京極堂とはまた全く別のタイプになるだろうけど。
読み易い内容で引き込まれる部分も多かっただけに、オチへと続く
展開が余りにも急過ぎた気がした。
京極作品は『固定観念や認識の差』が事件の理由に挙げられる事が
多いが、今作の犯人の思考・行動・動機は私には理解が難しかった。
そこが私と犯人との固定観念の差なのだろう。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.46
(4pt)

こんな社会だからこそ救われる

総合的な感想は、面白かったです。
ただ、各章のオチがパターン化しているように感じました。結末までいく為の作業のようです。特に残念だったのが、重要な最後の5、6章が。5章のオチで無理矢理結末に持っていき、6章の最後の数ページでバタバタと駆け抜けた感じがします。
それでも、犯人の動機と女性の望んだこと、理解を持てない人もいるようですが、私は十分受け入れられました。「普通」「当然」「当たり前」で満ちたこの世の中で、この結末は救われました。
世の中に、正しいことなど無いのでしょう。人の心も計れません。人間はあらゆるものに捕らわれすぎだと思います。完全自殺マニュアルではないですが、もう少し生きやすい世の中にならないかな、と。
なんだかしみじみさせられました。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.45
(2pt)

残念です

京極夏彦の「妖怪ぬきの」現代ミステリということで期待しましたが、残念な内容でした。

主人公であり語り手のワタライケンヤのキャラクターと役回りに説得力がないと思います。
設定では、学歴も教養も仕事もないはずの彼が事件に関係する他者の論理の矛盾点や考えの甘さをズバズバ看破し、諭しまくります。
こんな人は現実には考えづらい…。

次回作に期待します。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.44
(4pt)

ある種長いボケとツッコミのような・・・

とある殺人事件の関係者6人と、自称「頭が悪くて物を知らない」青年の会話形式で話が進んでいきます。
それぞれの章が関係者の一人称で綴られており、彼彼女らは青年との会話の中で様々な悩みや苦しみを吐き出していきます。

悩みは極端に珍しいものではなく、会社や生い立ちの悩みといった、容易に読者も感情移入しやすいものです。
青年の舐めた態度も相まって、彼らは語りながら、悩みが怒りへとヒートアップしていきます。
すると、今まであまり多くを語らなかった青年がコロッと態度を変え、思わぬ形成逆転が始まります。
この唐突なカウンターがものすごく鮮やかで気持ち良いのです。
さっきまで悩み・怒りを吐き出していた人間に感情移入していた私はなんだったの?
読んでいる私自身、前のめりだった感情に対して、気持ちの良いカウンターを食らった気持ちになりました。

そんなエンターテイメント小説だと私は解釈しています。
”あの”決め台詞も、「愛のあるツッコミ」だと思うのですが。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.43
(4pt)

こんな社会だからこそ救われる

総合的な感想は、面白かったです。
ただ、各章のオチがパターン化しているように感じました。結末までいく為の作業のようです。特に残念だったのが、重要な最後の5、6章が。5章のオチで無理矢理結末に持っていき、6章の最後の数ページでバタバタと駆け抜けた感じがします。
それでも、犯人の動機と女性の望んだこと、理解を持てない人もいるようですが、私は十分受け入れられました。「普通」「当然」「当たり前」で満ちたこの世の中で、この結末は救われました。
世の中に、正しいことなど無いのでしょう。人の心も計れません。人間はあらゆるものに捕らわれすぎだと思います。完全自殺マニュアルではないですが、もう少し生きやすい世の中にならないかな、と。
なんだかしみじみさせられました。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.42
(2pt)

残念です

京極夏彦の「妖怪ぬきの」現代ミステリということで期待しましたが、残念な内容でした。

主人公であり語り手のワタライケンヤのキャラクターと役回りに説得力がないと思います。
設定では、学歴も教養も仕事もないはずの彼が事件に関係する他者の論理の矛盾点や考えの甘さをズバズバ看破し、諭しまくります。
こんな人は現実には考えづらい…。

次回作に期待します。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.41
(4pt)

ある種長いボケとツッコミのような・・・

とある殺人事件の関係者6人と、自称「頭が悪くて物を知らない」青年の会話形式で話が進んでいきます。
それぞれの章が関係者の一人称で綴られており、彼彼女らは青年との会話の中で様々な悩みや苦しみを吐き出していきます。

悩みは極端に珍しいものではなく、会社や生い立ちの悩みといった、容易に読者も感情移入しやすいものです。
青年の舐めた態度も相まって、彼らは語りながら、悩みが怒りへとヒートアップしていきます。
すると、今まであまり多くを語らなかった青年がコロッと態度を変え、思わぬ形成逆転が始まります。
この唐突なカウンターがものすごく鮮やかで気持ち良いのです。
さっきまで悩み・怒りを吐き出していた人間に感情移入していた私はなんだったの?
読んでいる私自身、前のめりだった感情に対して、気持ちの良いカウンターを食らった気持ちになりました。

そんなエンターテイメント小説だと私は解釈しています。
”あの”決め台詞も、「愛のあるツッコミ」だと思うのですが。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.40
(4pt)

なんだ。京極夏彦の小説じゃないか。

京極夏彦の妖怪・怪談小説ですね。これ。
百鬼夜行や又市シリーズではなく、幽BOOKSで最近描かれている短編怪談のような感覚。
事件の動機やトリック、アリバイ工作が奇をてらいつつも合理的でよく練られ、人情や因縁や愛憎や狂気や時刻表なんかほどよくからめちゃって、キャラのたつ探偵やら刑事やら少年やら家政婦やらがうんうん苦労しながらわずかな手がかりを糸口に事件解決に導く・・・といった所謂『直感ではなく証拠と論理的推論によって謎の解明を行うミステリー小説』が読みたい方には、
ぶっちゃけ向きません。
怪談ばなしには、論理的推論も証拠も結末もないものですから・・・
京極作品で語られる独特の『殺意と死の概念』がなんとな〜くでもわかって読めれば楽しめる作品かなぁ。
百鬼夜行シリーズのように、妖怪の名前や形が直接あるいは隠喩として描かれているワケではありませんが、この作品のシメとして語られたものに
なんだ妖怪じゃないか。
と感じた次第です。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.39
(4pt)

こんな社会だからこそ救われる

総合的な感想は、面白かったです。ただ、各章のオチがパターン化しているように感じました。結末までいく為の作業のようです。特に残念だったのが、重要な最後の5、6章が。5章のオチで無理矢理結末に持っていき、6章の最後の数ページでバタバタと駆け抜けた感じがします。それでも、犯人の動機と女性の望んだこと、理解を持てない人もいるようですが、私は十分受け入れられました。「普通」「当然」「当たり前」で満ちたこの世の中で、この結末は救われました。世の中に、正しいことなど無いのでしょう。人の心も計れません。人間はあらゆるものに捕らわれすぎだと思います。完全自殺マニュアルではないですが、もう少し生きやすい世の中にならないかな、と。なんだかしみじみさせられました。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.38
(2pt)

残念です

京極夏彦の「妖怪ぬきの」現代ミステリということで期待しましたが、残念な内容でした。
主人公であり語り手のワタライケンヤのキャラクターと役回りに説得力がないと思います。
設定では、学歴も教養も仕事もないはずの彼が事件に関係する他者の論理の矛盾点や考えの甘さをズバズバ看破し、諭しまくります。
こんな人は現実には考えづらい…。
次回作に期待します。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.37
(4pt)

ある種長いボケとツッコミのような・・・

とある殺人事件の関係者6人と、自称「頭が悪くて物を知らない」青年の会話形式で話が進んでいきます。
それぞれの章が関係者の一人称で綴られており、彼彼女らは青年との会話の中で様々な悩みや苦しみを吐き出していきます。
悩みは極端に珍しいものではなく、会社や生い立ちの悩みといった、容易に読者も感情移入しやすいものです。
青年の舐めた態度も相まって、彼らは語りながら、悩みが怒りへとヒートアップしていきます。
すると、今まであまり多くを語らなかった青年がコロッと態度を変え、思わぬ形成逆転が始まります。
この唐突なカウンターがものすごく鮮やかで気持ち良いのです。
さっきまで悩み・怒りを吐き出していた人間に感情移入していた私はなんだったの?
読んでいる私自身、前のめりだった感情に対して、気持ちの良いカウンターを食らった気持ちになりました。
そんなエンターテイメント小説だと私は解釈しています。
”あの”決め台詞も、「愛のあるツッコミ」だと思うのですが。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.36
(3pt)

構成とタイトルはいいと思うけど

奇をてらったタイトルかと思ったら、読むときちんと内容に沿ったもので、それが最後にわかって感動すらした。

ただ、それ以外はどうだろう。若い女性が殺され、その女性の関係者一人ずつに話を聞く男性が主人公なのだが、ブツブツと切れる話し方も、毎度繰り返される自分が礼儀を知らないという言い訳も、ちょっとしつこい感じで、途中からは会話の内容を楽しむというより、ひたすら結末待ちのような心理状態になってしまった。

こういうふうに読んでいて少しずつストレスが溜まっていく小説だと、最後にドカンと謎が解けて、スッキリするとうれしいのだけれど。読んでよかった、と本を閉じられて。そのへんでちょっと、最後に解ける謎が少なくて物足りなかったかな。タイトルの本当の意味がわかったのはよかったけど、他はスッキリとまではいきませんでした。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.35
(3pt)

構成とタイトルはいいと思うけど

奇をてらったタイトルかと思ったら、読むときちんと内容に沿ったもので、それが最後にわかって感動すらした。

ただ、それ以外はどうだろう。若い女性が殺され、その女性の関係者一人ずつに話を聞く男性が主人公なのだが、ブツブツと切れる話し方も、毎度繰り返される自分が礼儀を知らないという言い訳も、ちょっとしつこい感じで、途中からは会話の内容を楽しむというより、ひたすら結末待ちのような心理状態になってしまった。

こういうふうに読んでいて少しずつストレスが溜まっていく小説だと、最後にドカンと謎が解けて、スッキリするとうれしいのだけれど。読んでよかった、と本を閉じられて。そのへんでちょっと、最後に解ける謎が少なくて物足りなかったかな。タイトルの本当の意味がわかったのはよかったけど、他はスッキリとまではいきませんでした。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.34
(3pt)

構成とタイトルはいいと思うけど

奇をてらったタイトルかと思ったら、読むときちんと内容に沿ったもので、それが最後にわかって感動すらした。
ただ、それ以外はどうだろう。若い女性が殺され、その女性の関係者一人ずつに話を聞く男性が主人公なのだが、ブツブツと切れる話し方も、毎度繰り返される自分が礼儀を知らないという言い訳も、ちょっとしつこい感じで、途中からは会話の内容を楽しむというより、ひたすら結末待ちのような心理状態になってしまった。
こういうふうに読んでいて少しずつストレスが溜まっていく小説だと、最後にドカンと謎が解けて、スッキリするとうれしいのだけれど。読んでよかった、と本を閉じられて。そのへんでちょっと、最後に解ける謎が少なくて物足りなかったかな。タイトルの本当の意味がわかったのはよかったけど、他はスッキリとまではいきませんでした。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.33
(4pt)

動機を理解できるか否か

殺人事件の被害者の関係者の前に現れる謎の青年を軸とした物語。
言葉遣いも知らず、態度も悪い青年が関係者達に死んだ女の事を聞いて回っていく中で、
死んだ女性の人生と関係者の自分勝手さ、事件の犯人が明らかになる。

ミステリ小説としては凡庸である。
ある程度まで読めば、犯人も、殺人の動機も大体予測が出来てしまう。

ただ、言葉遣いも知らず、態度も悪いという青年の人物設定は巧い。
特に青年の言葉遣いは、文章を読んでいて不快に感じ易いと思う。
物語の登場人物達と同様の不快感を感じさせることで、読者を登場人物達に感情移入させる効果がある。
客観的に見れば、自分勝手で自己中心的な登場人物たちの言い分も、
感情移入することで、彼等の考えが自分の内にも少なからず存在すると気が付かされる。
だからこそ、青年が「死ねばいいのに」の後に続ける正論を素直に受け入れる事が出来ない。
そして、登場人物達が如何に平凡で普通な人間に過ぎないと知る筈だ。

そこで初めて、私は殺人の動機を理解することが出来ました。

文章を重ねることで、理解出来ない動機を理解させる。
京極氏のいつもの手法ではないか。
実に作者らしい小説です。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.32
(4pt)

動機を理解できるか否か

殺人事件の被害者の関係者の前に現れる謎の青年を軸とした物語。
言葉遣いも知らず、態度も悪い青年が関係者達に死んだ女の事を聞いて回っていく中で、
死んだ女性の人生と関係者の自分勝手さ、事件の犯人が明らかになる。

ミステリ小説としては凡庸である。
ある程度まで読めば、犯人も、殺人の動機も大体予測が出来てしまう。

ただ、言葉遣いも知らず、態度も悪いという青年の人物設定は巧い。
特に青年の言葉遣いは、文章を読んでいて不快に感じ易いと思う。
物語の登場人物達と同様の不快感を感じさせることで、読者を登場人物達に感情移入させる効果がある。
客観的に見れば、自分勝手で自己中心的な登場人物たちの言い分も、
感情移入することで、彼等の考えが自分の内にも少なからず存在すると気が付かされる。
だからこそ、青年が「死ねばいいのに」の後に続ける正論を素直に受け入れる事が出来ない。
そして、登場人物達が如何に平凡で普通な人間に過ぎないと知る筈だ。

そこで初めて、私は殺人の動機を理解することが出来ました。

文章を重ねることで、理解出来ない動機を理解させる。
京極氏のいつもの手法ではないか。
実に作者らしい小説です。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.31
(4pt)

動機を理解できるか否か

殺人事件の被害者の関係者の前に現れる謎の青年を軸とした物語。
言葉遣いも知らず、態度も悪い青年が関係者達に死んだ女の事を聞いて回っていく中で、
死んだ女性の人生と関係者の自分勝手さ、事件の犯人が明らかになる。
ミステリ小説としては凡庸である。
ある程度まで読めば、犯人も、殺人の動機も大体予測が出来てしまう。
ただ、言葉遣いも知らず、態度も悪いという青年の人物設定は巧い。
特に青年の言葉遣いは、文章を読んでいて不快に感じ易いと思う。
物語の登場人物達と同様の不快感を感じさせることで、読者を登場人物達に感情移入させる効果がある。
客観的に見れば、自分勝手で自己中心的な登場人物たちの言い分も、
感情移入することで、彼等の考えが自分の内にも少なからず存在すると気が付かされる。
だからこそ、青年が「死ねばいいのに」の後に続ける正論を素直に受け入れる事が出来ない。
そして、登場人物達が如何に平凡で普通な人間に過ぎないと知る筈だ。
そこで初めて、私は殺人の動機を理解することが出来ました。
文章を重ねることで、理解出来ない動機を理解させる。
京極氏のいつもの手法ではないか。
実に作者らしい小説です。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.30
(3pt)

「いろいろあるんだよ」なんて普段から言っている人に読んで欲しい。

「死ねばいいのに」 iPad板を読破。本の評価をしちゃいけない(出来ない)「ズルい」作品です。何故なら「それをどう思うかは人それぞれでいいんじゃねぇ?」と主人公に言われそうなので・・・常識か非常識か・・・ただ人が生きていくことの道徳感を強く刺激させられました。
できれば最終章のどんでん返しを期待したかったのは自分だけ?ま、最後が気になって一気に読んでしまう魅力はありますよ!
このレビューを読んだあなたは、もう私との関係者!?
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.29
(3pt)

「いろいろあるんだよ」なんて普段から言っている人に読んで欲しい。

「死ねばいいのに」 iPad板を読破。本の評価をしちゃいけない(出来ない)「ズルい」作品です。何故なら「それをどう思うかは人それぞれでいいんじゃねぇ?」と主人公に言われそうなので・・・常識か非常識か・・・ただ人が生きていくことの道徳感を強く刺激させられました。
できれば最終章のどんでん返しを期待したかったのは自分だけ?ま、最後が気になって一気に読んでしまう魅力はありますよ!
このレビューを読んだあなたは、もう私との関係者!?
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511