死ねばいいのに

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死ねばいいのにの評価:

3.67/5点 レビュー 166件。 B ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全348件 81〜100 5/18ページ
No.268
(1pt)

京極夏彦の思い描く馬鹿は賢すぎる(ネタばれあり)

京極夏彦の作品は好きなのですが、この作品は不愉快な人間が不愉快な人々を巡って行く話だと感じてしまいました。 主人公は常に無意識に自身を卑下しているのですが、その言葉詭弁でしか無く、京極夏彦の思い描く馬鹿は賢すぎると タイトルでも記載させて頂いたままの印象が残ります。 また、周りを囲む人間も嘘をつき、他人を否定して、最終的に自分を否定されるという、非常にワンパターンな連載だったの ではなと思ってしまいます。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.267
(1pt)

京極夏彦の思い描く馬鹿は賢すぎる(ネタばれあり)

京極夏彦の作品は好きなのですが、この作品は不愉快な人間が不愉快な人々を巡って行く話だと感じてしまいました。 主人公は常に無意識に自身を卑下しているのですが、その言葉詭弁でしか無く、京極夏彦の思い描く馬鹿は賢すぎると タイトルでも記載させて頂いたままの印象が残ります。 また、周りを囲む人間も嘘をつき、他人を否定して、最終的に自分を否定されるという、非常にワンパターンな連載だったの ではなと思ってしまいます。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.266
(5pt)

ユニークです

鹿島亜佐美さん(25歳・・・だったかな)が自宅マンションで絞殺されます。彼女の知り合いだった渡来健也さん(24歳)が、彼女の派遣先の上司、マンションの隣人、情夫だったというヤクザほか5人を訪ねて、生前の彼女のことを何でもいいから教えてくれと話しかけます。
物語の構成がユニークですし、健也が喋る大量の現代若者語が翻訳なしに書かれていますが、このレベルのものは初めてです。ですから、読み始めてすぐにスバラシイと感激し、以降をじっくり味わって読みました。健也が訪ねる5人の内、事件を担当している刑事の話以外はとても面白かったと思います。
ミステリを読み進む時、犯人は誰なのか、それとも手の込んだ自殺なのかというようなことは、読んでる間中とは言わないまでも結構意識することだと思いますが、今回は物語の半ばを過ぎるまで考えませんでした。話が面白いこともありますが、展開がそうなっていて、気がまわりません。よくできていると思います。
それは物語後半で明かされますが、その前に何となく予想できてしまいますし、最後のひっくり返しもありませんから、それを期待される方には向いていません。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.265
(3pt)

使い方が間違っている

「死ねばいいのに」という言葉の使い方が間違っているように思います。
みなさんは、この言葉を、こういうシチュエーションで使いますか?
ふつう、自分にとって明々白々な害を及ぼす人間を思い浮かべながらぼそっと呟く言葉じゃないですか。
不自然ですよ。
そこが気になったんで、あまりぴんとこない話でした。
あとがきの方も的外れだと思います。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.264
(3pt)

使い方が間違っている

「死ねばいいのに」という言葉の使い方が間違っているように思います。
みなさんは、この言葉を、こういうシチュエーションで使いますか?
ふつう、自分にとって明々白々な害を及ぼす人間を思い浮かべながらぼそっと呟く言葉じゃないですか。
不自然ですよ。
そこが気になったんで、あまりぴんとこない話でした。
あとがきの方も的外れだと思います。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.263
(4pt)

読みにくい本。思い入れできない主人公。京極ファンとしては残念な作品だ。

読みにくい本。思い入れできない主人公。京極ファンとしては残念な作品だ。今どきのワカモノの物言いはうまくとらえているが、やはりそれは、ウザイ。そしてそれを上回るほどのウザイ登場人物たち。作者の書きたかったことは、現代人の恵まれすぎとそれに原因する他責思考と不幸自慢の見苦しさ、という問題だろう。それについては良く書けているだけに残念。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.262
(4pt)

読みにくい本。思い入れできない主人公。京極ファンとしては残念な作品だ。

読みにくい本。思い入れできない主人公。京極ファンとしては残念な作品だ。今どきのワカモノの物言いはうまくとらえているが、やはりそれは、ウザイ。そしてそれを上回るほどのウザイ登場人物たち。作者の書きたかったことは、現代人の恵まれすぎとそれに原因する他責思考と不幸自慢の見苦しさ、という問題だろう。それについては良く書けているだけに残念。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.261
(4pt)

ミステリー的要素をもった人生論

インパクトの強いタイトルのこの書は、構成もよく工夫されたミステリーでもあり、また人間の幸せや不幸とは何かという人生論の要素も持った作品である。アサミとい
う女性が死ぬ。

彼女のことをもっと知りたいという理由だけで、ケンヤという若者がアサミが生前関係のあった人間たちに接触する。ケンヤは教育もなく、言葉遣いも悪く、仕事も
長続きしない態度の悪い男。自分でもそれを認めていて、馬鹿で屑と言って憚らない。彼が探しだしてアサミの話を聞こうとする相手は、アサミの派遣先の上
司、アパーチの隣の部屋の女、アサミを買い取ったやくざ、そしてアサミの母親など計6名。そういった人間たちの一人称で話は進む。彼女はとてつもなく不幸だっ
たのか、何故死んだのか、ページを進めて行くと意外な事実が分かって来る。軽薄で教養もないケンヤだが、自分の不遇を嘆くばかりのその6人に言う言葉は
「死ねばいいのに」。この言葉がキーワードにもなって事件の真相も少しずつ分かってくる。だが、人間の幸福論という観点から言うと、決して結論が出るような
ストーリーにはなっていない。考えさせられる。ケンヤは、この本の狂言回しであり、また大きな存在感を読者に残して作品は終わる。ミステリーという分野に簡単に
入れるわけにはいかない作品である。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.260
(4pt)

ミステリー的要素をもった人生論

インパクトの強いタイトルのこの書は、構成もよく工夫されたミステリーでもあり、また人間の幸せや不幸とは何かという人生論の要素も持った作品である。アサミとい
う女性が死ぬ。

彼女のことをもっと知りたいという理由だけで、ケンヤという若者がアサミが生前関係のあった人間たちに接触する。ケンヤは教育もなく、言葉遣いも悪く、仕事も
長続きしない態度の悪い男。自分でもそれを認めていて、馬鹿で屑と言って憚らない。彼が探しだしてアサミの話を聞こうとする相手は、アサミの派遣先の上
司、アパーチの隣の部屋の女、アサミを買い取ったやくざ、そしてアサミの母親など計6名。そういった人間たちの一人称で話は進む。彼女はとてつもなく不幸だっ
たのか、何故死んだのか、ページを進めて行くと意外な事実が分かって来る。軽薄で教養もないケンヤだが、自分の不遇を嘆くばかりのその6人に言う言葉は
「死ねばいいのに」。この言葉がキーワードにもなって事件の真相も少しずつ分かってくる。だが、人間の幸福論という観点から言うと、決して結論が出るような
ストーリーにはなっていない。考えさせられる。ケンヤは、この本の狂言回しであり、また大きな存在感を読者に残して作品は終わる。ミステリーという分野に簡単に
入れるわけにはいかない作品である。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.259
(4pt)

ミステリー的要素をもった人生論

インパクトの強いタイトルのこの書は、構成もよく工夫されたミステリーでもあり、また人間の幸せや不幸とは何かという人生論の要素も持った作品である。アサミとい
う女性が死ぬ。

彼女のことをもっと知りたいという理由だけで、ケンヤという若者がアサミが生前関係のあった人間たちに接触する。ケンヤは教育もなく、言葉遣いも悪く、仕事も
長続きしない態度の悪い男。自分でもそれを認めていて、馬鹿で屑と言って憚らない。彼が探しだしてアサミの話を聞こうとする相手は、アサミの派遣先の上
司、アパーチの隣の部屋の女、アサミを買い取ったやくざ、そしてアサミの母親など計6名。そういった人間たちの一人称で話は進む。彼女はとてつもなく不幸だっ
たのか、何故死んだのか、ページを進めて行くと意外な事実が分かって来る。軽薄で教養もないケンヤだが、自分の不遇を嘆くばかりのその6人に言う言葉は
「死ねばいいのに」。この言葉がキーワードにもなって事件の真相も少しずつ分かってくる。だが、人間の幸福論という観点から言うと、決して結論が出るような
ストーリーにはなっていない。考えさせられる。ケンヤは、この本の狂言回しであり、また大きな存在感を読者に残して作品は終わる。ミステリーという分野に簡単に
入れるわけにはいかない作品である。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.258
(5pt)

ユニークです

鹿島亜佐美さん(25歳・・・だったかな)が自宅マンションで絞殺されます。彼女の知り合いだった渡来健也さん(24歳)が、彼女の派遣先の上司、マンションの隣人、情夫だったというヤクザほか5人を訪ねて、生前の彼女のことを何でもいいから教えてくれと話しかけます。
物語の構成がユニークですし、健也が喋る大量の現代若者語が翻訳なしに書かれていますが、このレベルのものは初めてです。ですから、読み始めてすぐにスバラシイと感激し、以降をじっくり味わって読みました。健也が訪ねる5人の内、事件を担当している刑事の話以外はとても面白かったと思います。
ミステリを読み進む時、犯人は誰なのか、それとも手の込んだ自殺なのかというようなことは、読んでる間中とは言わないまでも結構意識することだと思いますが、今回は物語の半ばを過ぎるまで考えませんでした。話が面白いこともありますが、展開がそうなっていて、気がまわりません。よくできていると思います。
それは物語後半で明かされますが、その前に何となく予想できてしまいますし、最後のひっくり返しもありませんから、それを期待される方には向いていません。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.257
(3pt)

使い方が間違っている

「死ねばいいのに」という言葉の使い方が間違っているように思います。 みなさんは、この言葉を、こういうシチュエーションで使いますか? ふつう、自分にとって明々白々な害を及ぼす人間を思い浮かべながらぼそっと呟く言葉じゃないですか。 不自然ですよ。 そこが気になったんで、あまりぴんとこない話でした。 あとがきの方も的外れだと思います。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.256
(4pt)

読みにくい本。思い入れできない主人公。京極ファンとしては残念な作品だ。

読みにくい本。 思い入れできない主人公。 京極ファンとしては残念な作品だ。 今どきのワカモノの物言いはうまくとらえているが、やはりそれは、ウザイ。 そしてそれを上回るほどのウザイ登場人物たち。 作者の書きたかったことは、現代人の恵まれすぎとそれに原因する他責思考と不幸自慢の見苦しさ、という問題だろう。 それについては良く書けているだけに残念。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.255
(5pt)

現代における 善と悪との境界

「そんなんアリすか?」
主人公の言葉が思いのほかずっしりと胸に響く。
読後、この作者にしては珍しく、ストレートに読者に問いかけている作品だと感じました。
同時期に、吉田修一さんの「悪人」を読んでいたからかもしれませんが、
二つの作品からは、同じ『現代において 善とは何か、悪とは何か』の問いかけを受けるのです。

あまり詳しく説明すると、ネタばれになってしまうのですが、
今風に調子よく世の中を渡っている人間と、不器用ながらも正直に生きている人間がいて、
今風に 法律に触れなければ悪ではない と考える人間と、
昔ながらに 人に迷惑をかけるのは悪いことだ と考える人間がいる。

少し前までは、前者より後者のほうが圧倒的に多く、
『お天道様に顔向け出来ない』という言葉も、世間では通用していた。

しかし今は、前者のほうが優勢になっている。『法律に触れなければ、悪ではない』と考える人間。
大人、子ども、民間人、公人、法曹界の中にさえいる。

前者は自らの言動を『合理的』と考え、他人に迷惑をかけても、相手の立場から振り返ることをせず、
逆に、自分の非を 相手のせいにして、『こうするしかなかった』と 正当化しさえする。
後者の正直者は、相手に非があろうとも、自分の非を客観的、冷静に見つめ、潔く認める。

こうなれば、前者の天下、正直者はいつもバカをみる。生きにくい世の中。
 ーさて、これでいいのだろうか。ー
と、語り手の男の口を借り、作者自身が問いかけてくる。

関係者自身も気づかない心理をあばき、絡み合った難事件を 快刀乱麻を断つ ごとく
解決する 京極堂シリーズとは また違う魅力。
読者をぐいぐい引き込む手法には毎回舌を巻きますが、読み進むうちに、
何度も『ここでどうにかできなかったのか』と考えさせられる作品でした。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.254
(5pt)

現代における 善と悪との境界

「そんなんアリすか?」
主人公の言葉が思いのほかずっしりと胸に響く。
読後、この作者にしては珍しく、ストレートに読者に問いかけている作品だと感じました。
同時期に、吉田修一さんの「悪人」を読んでいたからかもしれませんが、
二つの作品からは、同じ『現代において 善とは何か、悪とは何か』の問いかけを受けるのです。

あまり詳しく説明すると、ネタばれになってしまうのですが、
今風に調子よく世の中を渡っている人間と、不器用ながらも正直に生きている人間がいて、
今風に 法律に触れなければ悪ではない と考える人間と、
昔ながらに 人に迷惑をかけるのは悪いことだ と考える人間がいる。

少し前までは、前者より後者のほうが圧倒的に多く、
『お天道様に顔向け出来ない』という言葉も、世間では通用していた。

しかし今は、前者のほうが優勢になっている。『法律に触れなければ、悪ではない』と考える人間。
大人、子ども、民間人、公人、法曹界の中にさえいる。

前者は自らの言動を『合理的』と考え、他人に迷惑をかけても、相手の立場から振り返ることをせず、
逆に、自分の非を 相手のせいにして、『こうするしかなかった』と 正当化しさえする。
後者の正直者は、相手に非があろうとも、自分の非を客観的、冷静に見つめ、潔く認める。

こうなれば、前者の天下、正直者はいつもバカをみる。生きにくい世の中。
 ーさて、これでいいのだろうか。ー
と、語り手の男の口を借り、作者自身が問いかけてくる。

関係者自身も気づかない心理をあばき、絡み合った難事件を 快刀乱麻を断つ ごとく
解決する 京極堂シリーズとは また違う魅力。
読者をぐいぐい引き込む手法には毎回舌を巻きますが、読み進むうちに、
何度も『ここでどうにかできなかったのか』と考えさせられる作品でした。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.253
(5pt)

現代における 善と悪との境界

「そんなんアリすか?」
主人公の言葉が思いのほかずっしりと胸に響く。
読後、この作者にしては珍しく、ストレートに読者に問いかけている作品だと感じました。
同時期に、吉田修一さんの「悪人」を読んでいたからかもしれませんが、
二つの作品からは、同じ『現代において 善とは何か、悪とは何か』の問いかけを受けるのです。

あまり詳しく説明すると、ネタばれになってしまうのですが、
今風に調子よく世の中を渡っている人間と、不器用ながらも正直に生きている人間がいて、
今風に 法律に触れなければ悪ではない と考える人間と、
昔ながらに 人に迷惑をかけるのは悪いことだ と考える人間がいる。

少し前までは、前者より後者のほうが圧倒的に多く、
『お天道様に顔向け出来ない』という言葉も、世間では通用していた。

しかし今は、前者のほうが優勢になっている。『法律に触れなければ、悪ではない』と考える人間。
大人、子ども、民間人、公人、法曹界の中にさえいる。

前者は自らの言動を『合理的』と考え、他人に迷惑をかけても、相手の立場から振り返ることをせず、
逆に、自分の非を 相手のせいにして、『こうするしかなかった』と 正当化しさえする。
後者の正直者は、相手に非があろうとも、自分の非を客観的、冷静に見つめ、潔く認める。

こうなれば、前者の天下、正直者はいつもバカをみる。生きにくい世の中。
 ーさて、これでいいのだろうか。ー
と、語り手の男の口を借り、作者自身が問いかけてくる。

関係者自身も気づかない心理をあばき、絡み合った難事件を 快刀乱麻を断つ ごとく
解決する 京極堂シリーズとは また違う魅力。
読者をぐいぐい引き込む手法には毎回舌を巻きますが、読み進むうちに、
何度も『ここでどうにかできなかったのか』と考えさせられる作品でした。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.252
(4pt)

本当に怖いこととは、何か

京極夏彦氏は、人間の弱さや醜さを描くのがとても上手い。京極氏の著書にはやや難解なものもあるが(例 京極堂シリーズ)、本書はほとんど一対一の会話だけで進んでいく。物語の構造も複雑ではないため、とても読みやすい(これらの点は、人によっては物足りないと感じると思う)。

「常識と非常識」、「幸せと不幸」、「立派な人とダメ人間」。

これらの言葉を、私たちはあまり深く考えずに使っている。こうした事柄に関して私たちはある種の固定観念を共有している。共有しているからこそ、効率的に社会生活ができるのだとも思う。

本書の魅力(?)は、私たちのそうした固定観念を粉々に砕いてしまう点にある。「魅力」と書いた後で「?」をつけたのは、そういう物語は必ずしもすべての読者にとって心地良いものではないと私は思うからだ。怖い、と感じる人もいるかもしれない。しかし本当に怖いのは、私たちの固定観念が(知らないうちに)アンフェアな形で誰かを傷つけ追い込んでしまうことの方ではないだろうか。そして、その「誰か」とは他ならぬ私たち自身なのかもしれない。私は本書を読んで、そんなことを考えた。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511
No.251
(4pt)

本当に怖いこととは、何か

京極夏彦氏は、人間の弱さや醜さを描くのがとても上手い。京極氏の著書にはやや難解なものもあるが(例 京極堂シリーズ)、本書はほとんど一対一の会話だけで進んでいく。物語の構造も複雑ではないため、とても読みやすい(これらの点は、人によっては物足りないと感じると思う)。

「常識と非常識」、「幸せと不幸」、「立派な人とダメ人間」。

これらの言葉を、私たちはあまり深く考えずに使っている。こうした事柄に関して私たちはある種の固定観念を共有している。共有しているからこそ、効率的に社会生活ができるのだとも思う。

本書の魅力(?)は、私たちのそうした固定観念を粉々に砕いてしまう点にある。「魅力」と書いた後で「?」をつけたのは、そういう物語は必ずしもすべての読者にとって心地良いものではないと私は思うからだ。怖い、と感じる人もいるかもしれない。しかし本当に怖いのは、私たちの固定観念が(知らないうちに)アンフェアな形で誰かを傷つけ追い込んでしまうことの方ではないだろうか。そして、その「誰か」とは他ならぬ私たち自身なのかもしれない。私は本書を読んで、そんなことを考えた。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
4062161729
No.250
(3pt)

鹿島亜佐美の死

最近、文庫化したみたいで再読。鹿島亜佐美の死を親族は心中喜んでいたようだが、さすがに死んだら家がなんとなく寂しくなるものだね、実際。あとコマーシャルペーパーの宮部みゆき先生コミケ常連のゲーマーに驚愕した。
死ねばいいのに Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのにより
B009GXMFTQ
No.249
(3pt)

鹿島亜佐美の死

最近、文庫化したみたいで再読。鹿島亜佐美の死を親族は心中喜んでいたようだが、さすがに死んだら家がなんとなく寂しくなるものだね、実際。あとコマーシャルペーパーの宮部みゆき先生コミケ常連のゲーマーに驚愕した。
死ねばいいのに (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死ねばいいのに (講談社文庫)より
4062773511