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空の境界
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空の境界の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全220件 121~140 7/11ページ
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| 挿入絵が入り、持ち運びもしやすくなり書き下ろしの表示。まさに完璧。本文にも修正を加えたとあとがきに書いてありました。まあオリジナルを読んでないので自分は分からなかったのですが(笑) ま…完全版と言ってもいいでしょうね。劇場化され注目作品、話題沸騰です。文庫化にあたり絶対に売れます。是非買ってみては? | ||||
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| ストーリーや感想に関してはノベルスで相当書き込まれてますので割愛。 値段が文庫版という事で今までの奈須作品に比べて手頃なので未だに奈須作品知らないが、ちょっと読んでみるか的な人にはちょうど良い品。 表紙は当然武内氏の書き下ろしとなり、彩色にMORIYA氏が起用されています。原画はノベルスの上巻がポーズ、背景共にとても素晴らしいと思いますが、 これはこれで式が格好良い。それに僕はTYPE−MOONスタッフのグラフィッカーの中ではMORIYA氏の彩色が一番好みなので嬉しい限りですが。 そして今回文庫化にあたっての一番の見どころは何と言っても綾辻行人先生の解説でしょう。 奈須きのこ先生が綾辻先生に影響を受けたのは何かしらの関連雑誌などで知られてますが、その綾辻先生の奈須きのこ作品に対する解説、 これだけで買う価値ありです。しかも綾辻先生の解説はとにかく面白い。 まあこれは僕が綾辻先生の作品がとても面白いと思っているからかもしれませんが、ノベルスでの笠井潔先生の解説に比べて分かり易かったのは確かです。 笠井先生の解説は正直難しくて最後まで読めなかったです。 ノベルス持ってる人も気にいるかと思うのでこの解説は是非読んでみると良いでしょう。 しかしながら残りの(中)、(下)の解説には菊池先生、笠井先生と続くので、笠井先生の解説が文庫版ではどのようになるになるのか、出来ればノベルスの時より難しくない内容だと良いなと思います。 あとはノベルスには付属されていた栞が有ったら嬉しかったですね。 初めて読む人にはこの時間系列のややこしさは酷なので。 | ||||
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| 分かりにくいだの遠回しだのと言っている方も多いが日頃から推理小説や漫画を読んでいる人であればそこまで読みにくくはないと思う。複雑な語彙が多く、多少難解な部分はあるものの、奈須氏のそんな文体に惚れこんでしまっている私にはむしろそれが心地よかった。 これから読む人は式の持つ「直死の魔眼」や殺人衝動の裏に隠された意図を自分なりの解釈で読みとることができれば読み終わったときに涙が溢れそうになると思うし、2回目、3回目の人もそうだと思う。何回読んでも泣けそうにない人は月姫やFateの世界を知った後に読めば、式と幹也の何気ない会話にすら感動することだろう。この「空の境界」はここまで褒め称えても誇張ではないといいきれるほど完成度の高い作品だ。 この本に出合えてよかったと思えるほど感動する作品に出会えていない方は「空の境界」を手にとってもらいたい。なぜなら、私が知り得る本の中でこの作品だけが唯一私に涙を流させたからだ。 | ||||
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| この方のノベライズはこの作品が初めてです。 Fate本編も月姫も読んでおりませんが(ホロウアタラクシアは読みましたが) これらの作品にも通じているという「世界観」は 予備知識がなくとも十分よめると思います。 純粋に「この人の作品を読んでみたい」と思って 購入してみたのですが 文体そのものに特に癖がある方だとは感じませんでした。 むしろ・・・世界観とそれに伴う説明文や講釈が「文学」というよりも 「物理」的なものを多く含んでいるので、此方の方になじめない癖を感じました。 この独特の世界観を全て解釈しようとするのは困難でしたので 頭で理解しようとはせず、素直に「こういう世界なんだな」と 感じる事にしました。 短編が何本か入っていて、その時系列がばらばらですが これは本の栞に時系列がきちんと示してありますので 特に問題はないと思います。 話の内容としては、この方の作風なのかどうしても 目を背けたくなるような展開が多く、苦手な方も多いでしょうが それでも、その世界に、自分の置かれた立場に しっかりと足をつけて立ち、したいことを素直に行って生きている そんな登場人物達には好感が持てます。 式と幹也 おそらくは、性格的に対極に位置するだろうこの2人の行く末がどうなるのか 下巻が楽しみです。 | ||||
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| 奈須さんの作品を読むのは初めてだったのでまず構成の複雑さ、具体的に言うと時間軸がバラバラであることと誰の視点で話をしているのかはっきりしないことに戸惑い、最初は何度も読み返したりして話の展開を把握するので精一杯だったのですが、後になってくるとパズルのピースがはまっていって節と節とが繋がっていく感じを覚えてとても面白く思いました。 文章全体としてかなり衒学的な部類に入ることは否めないと思いますが、悪い方向の衒学性は感じられず、むしろ衒学性が読者を高いところから作品世界に引き込むような効果を感じました。小説の文章は可能な限り簡略にすべし、第三者の視点で話を進めるべし、というどこかで習った理念が頭にあった私はやはり最初の頃は拒絶反応を起こしたのですが、まぁせっかく友達に借りたんだから、と思って読み進めるうちに慣れて、むしろその文体の長所が浮かび上がってくるようになった次第です。 結局のところ、確かに読みにくいとは思うのですが、こういう小説もアリなのかな、という感はあります。文体の新鮮さもそうですが、話の内容も結構深く、夜通し読みました。会話文中、同音異義語を敢えて繋げて使っているなど、文章の美しさを優先させるあまり、これは文字で読ませるためだけの物語なんだ、といったような違和感、気になる点は多少ありましたが、それでも夢中にしてくれたことは事実ですし、既存の理念にあまりこだわらなければ楽しめるでしょう。そういう意味で私はこの作品は最高位評価に値すると思います。 | ||||
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| 事前に奈須きのこ氏の代表作「fate」「月姫」を読んでいたので違和感無く、そして世界観に浸透しながら読み進めることができました。 感想はまあ、らしいなといったところです。まさに初期の初期、氏の基本骨子を感じました。であるからしてまさに「fate」「月姫」を知っている方向けです。氏の原点でありながら入り口には不適格と言うのはおかしいことですが、知らずに読むとこの小説は難解に思ってしまいます。 内容に関しては所々で登場人物に陰惨な過去や出来事があったり、またそれらへの救済がちょっと納得し難かったりで(あくまでも個人的にですが)鬱展開が嫌な方には向いていないでしょう。(それこそ氏の真骨頂だと仰る方もいますが) でも何故私がこの作品に☆5つを与えたかというと、タイトル通り、感覚的に読み進めていく内に惹きこまれ、寝食忘れるほどに集中して氏の世界観に浸っていったからです。 感覚やその時どきのインスピレーションを大事にする方にはおすすめです | ||||
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| 非常に良かったです これをきっかけに月姫やFateもやってみようと思います しかし個人的に残念なのは 最後の都合の良いハッピーエンド あそこは正直無い方が良かったかなと思いました | ||||
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| これについては散々酷評があるようですが…。まずこれを何の目的で買ったか。恐らく帯の言葉に釣られて読んだ方々は単純に自分の持っている先入観や価値観が那須きのこの書く文章表現を受け付けなかったかもしくはついてこられなかったか。一方で同人誌時代から、あるいはTYPE MOON作品に触れてから買って読んだ方々は余裕で読み進められるはず。単純に那須きのこ作品は予備知識がないと理解しがたい点が多いので読みたいなら予めそこを考慮すべき。さもなくば内容が理解できずに作品の良さが伝わらないはず。作品は読み手次第で秀作にも駄作にもなる。 | ||||
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| すごく良い。月姫ファンのみならず満足できると思う。どんな作品にでも好き嫌いはあるだろうが「文章の作りが〜」等の酷評をしてる人は単純に「奈須きのこ」の魅力の引き込まれる文章これを理解できないんだろな。奈須さんの文章を読むの凄くおもしろいけどね。 | ||||
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| 個人的には奈須作品で一番好きです。 確かに説明がくどい所や、内容がつかみづらい所もありますが それで読んでると、今までの奈須さんの作品とは違うなにか 静かな川で読んでるような気持ちで読めます。 奈須作品を知らない方でも十分楽しめると思います。 かなり「静」な作品なのでそれが楽しめる人はどうぞ。 | ||||
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| この小説の書き方はけっこう作者の独特感が表に出ています。 時間軸が飛んだり、視点が一人称や三人称に変わったり、文章の書き方にクセがあったりします。(例を上げるなら、同じ言葉を何度も連続して使用する) さらに文は結構難解で、一度読んだだけではわかりにくいところがあるので、何度か読み返さないといけません。 ここまで言えば、「ダメじゃん」と思われるかもしれませんが、そんなことないです。 この小説ははっきりいってシリアスもので、文章がまわりくどく難解になるのは至極当然のことであり、それが嫌だという人は今まで軽い文体を読んでいたために重い文体に慣れていない人でしょう。 また、同じ言葉を何度も連続で使用することによって、緊迫感が出ているので効果的だと思いました。 視点がコロコロ変わるのは……まあ、仕方ないでしょう。 一人称にすることでその語り部の人の心象を表すことができますし、三人称にすることで、その場その場を、観客席で野球などの試合を観ている観客のように感じることができます。 物語については、タイトルにもなっているように伝奇に興味がない人は本当に読むのが苦痛にしか思えないでしょう。 ですが、伝奇に興味がある人ならドップリとこの物語に浸れるかと思います。 | ||||
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| 最初が多少意味不明かも知れませんが、全体を通してみると、とてもよい出来だと思われます。1冊大体500ページ前後ですが、割合さらりと読めてしまうでしょう.近いうちに映画化されるようですがそちらのほうにも期待しております。 | ||||
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| 猟奇、怪奇とあわせると、なんでもできるような気分になります。 空は皮膚を覆うところからであると、有名作家がかつていったが それどころでなく。ひきつけられつつ那須氏のテクニックが さえているとおもった。が、すこし重い感もいなめない。 そのままを本にしたのであろう。 もうすこし整理されるとなお怪しさが増すのではないか。 しかし、おもしろいのは確か、一読推薦。 | ||||
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| 確かにこれは読み手を選びます。奈須さんの文章を下手ととるか独創的ととるかですね。奈須さんの全体的な文章の書き方を上手いととるのは難しいと思います。でも、私は独創的だと思ったし、なにより話の流れ、発想がおもしろいと思いました。 それに戦闘シーンの書き方、あれは純粋に上手いです。あの戦闘描写は読んでいてとてもドキドキします。そこの部分は速く次の文章に目を通したくなって、読むテンポがあがってしまいますね。 入口の問題です。この文章体を読んだ時、どう感じるかです。 | ||||
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| まず個人的に言わしてもらえばダイスキですね。この人の作品は最初は気にしないで飛ばしていたんですがいざ読んでみると色々考えさせられました。人が人を殺すとの意味。様々な心のあり方。 生粋の殺人鬼であるが故に命の重みをしる両儀式、その殺人鬼が憧れる日常普通に生きるという幻想を持たせてしまった普通だが普通でない黒桐幹也、そしてそれ以外の個性的なキャラクターが織り成す物語です。 あと世界観を言えば現代版魔法世界って感じです。けど骨子がしっかりしていて魔法も学問としての魔法で何でもありじゃアリマセン、作者も魔法と呼ばれる5つ以外は科学でできるよって言ってますしね。 好き嫌いに関してはかなり別れると思います。神話、伝奇が好きならいけるかな?人間の醜い所とか苦手ならだめかも・・・ もう考え方によります、同人的だなって人もいるかもしれないけど自分は伝奇だなっておもいまたね。分かる人には哲学的だなって感じだけど考え方が違ってワカラネって人もいるんじゃないかと・・・ 私は落ち込んでる時にこの人の作品を読んで人というものを考えさせられ励まされました。 買ってみて当たりな人はOKですが、はずれの人はまぁ本好きの宿命と思って新しい本を探してください。 | ||||
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| きのこ好きなら読まなきゃ。 アンチ、というか、ラノベってジャンルが好きじゃないと大分苦労すると思います。 面白い本が読みたいって人は当たりと外れがまっぷたつ きのこ御大将の本が読みたい人なら当たりでしょう。多分。 月姫、fate、DDDときのこ作品のメジャー所は抑えてますけど、 多分、空の境界が一番です。何が何でも一等賞。 伝奇であるんですけど、俺にとってはこれは恋の物語と思ってます。 必死に恋して、必死に殺して、必死になっている物語。 よくきのこさんの作品は設定とか書き方とかが話題になっているんですけど、 俺は物語が一番好きです。確かに、どこかで見かけたような情景がおおいけども、 そこにアレな設定やアレな書き方が混ざって面白くなっていると思っています。 俺的一等賞。なにがなんで五つ星。 | ||||
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| 奈須 きのこさんのシナリオはやっぱ凄い! 伝奇物でこんなにおもしろかったのは久しぶり! 映画化もされるみたいで今後の展開が楽しみ。 | ||||
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| 祝映画化。作者の発想のセンスはピカ一と思います。話にもひねりは効いていますし、一つの話とすれば印象に残る作品だと思います。人それぞれの感想は別としても印象には残ったはずです。 作者の作品はクロスオーバーする物が多く、空の境界、fate、月姫、魔法使いの夜(仮、未発表)など、魔術師の青崎家が同軸時間上に存在しているので、登場人物が皆、存在している世界観は非常に面白いと思います。この機に全部の作品を観てみるのはどうでしょう? | ||||
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| 続きが読みたくないなと思いました。 このままハッピーエンドで終わっていてほしいと心から思いました。 大抵私は貪欲に「続きが出ないかな」って思う方なのですが。 それだけ、この作品にイカれたということでしょう。 物語は最高です。 なんだかんだいって戦闘中心のラブストーリー。殺し愛。 7/殺人考察(後)での主人公、式はかわいいですね。 最近めずらしい純愛です。 素晴らしい作品で基本的に自信を持ってお奨めできますが 読み手を選ぶことは確かです。 独自に構築された世界観の上で物語が展開されていく為、 普段マンガしか読まないけど、たまには小説を読んでみようかなぁって方、 純文学しか読めない頭の硬い方は おそらく、設定の量についていけず、楽しめないと思います。 語り口が独特である為、 他人が評価した作品しか評価できない権威主義者の方は 独特であるが故に楽しめないと思います。 また、1人称小説が苦手な人も駄目ですね。 ライトノベル(この呼称は好きではないのですが)が好きな方は わりかしすんなり入っていけるのではないのでしょうか? 表現方法総評としましては、純文学を1人称小説の手法で描いた作品です。 それ故、純文学とライトノベルの長所と短所を同時に兼ね備えています。 この表現方法はなかなかに興味深いものであり、 ここ十年で純文学を名乗っていい数少ない作品の1つだと思います。 敷居が高いとは思いますが、本好きな方なら一読なさってはいかがでしょう。 他の人がなんと言おうと、私はこの本をお奨めします。 | ||||
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| 映画化決定ということで読もうって思う人もいると思いますが 奈須きのこ未経験者に「空の境界」からはいるのは 個人的にはおすすめできない。 まず、Fateや月姫などのPCゲームのほうをプレイしてから読むのがいいとおもいます。 この作品は、奈須きのこさんのファンになって、奈須きのこさんの他作品を楽しみたいって思った人が読むべきです。 読みにくいとアンチ派が多いのはそう言った先入観があるのとないのとの差で出てきてるのだと思います。 私は、おもしろい作品だと感じました | ||||
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