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空の境界
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空の境界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全215件 81~100 5/11ページ
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内容も面白かったし、言うことなしです。 式がかっこよすぎる! | ||||
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凄惨で美しい話です。 最初のほうとっつきにくい書かれ方だなと思いましたが読んでいるうちに頭の中に情景がよく浮かびます。 登場人物の薀蓄が少々難しい部分もありますがそれは飛ばしてしまうのもいいでしょう!どんどん読み進めよう! 表紙買い(ジャケ買い)成功です。内容とイメージぴったり合います。 | ||||
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“新伝綺”云々はよく分かりませんが、新書版で散々書かれている酷評ほどの作品ではないと思います。確かに読んでいて“ん?”と思う表現、誤字(意図的なものかもしれませんが)、情報不足のまま書いたのかな? と思う部分も目に付きますが、そこは素人時代に書いた作品だしきっちりと正しい日本語で書かれた文芸作品を求めているわけではないで割愛できる程度だと思われます。悲劇のヒロイン気取ってネガティブ思考の主人公を設定している下手な携帯小説なんて比べ物にならない面白さを感じます。ただ、万人向けではない(むしろ少数かも?)ので−1としておきます。私個人としては1つとして万人向けする作品はないと思っていますが。 現代の都会を舞台に書かれていますが、パラレルワールドな位置付けで「そういう世界なんだ」と割り切れなければ面白くない作品です。それを常識と捕らえないで「作品内ではそういうのが常識なのね」程度に抑えておけば十分楽しめます。1度目はいまいち理解できなくても再読していくうちに味が出てくる部類の内容となっているので、「話が長い」のは1度目は適当に、2度目以降はじっくりと…。あまり活字だらけの本を読書しない人やグロイ表現が苦手な人にはちょっとつらいかもしれませんが。京極夏彦、菊地秀行、五代ゆう、小野不由美さんの作品、文学作品を読んだことがあれば難なく読めると思います。1章は「なんなんだ、これは!」と思う内容ですが全7章を読み進めていくうちに話がつながっていきます。ちょっと時間軸がおかしいので。興味をもたれている方は読んでみても損はないと思いますよ。 | ||||
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映画で見たあとでも、見る前でも十分楽しめると思います | ||||
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この小説は読者を選びます。頭の弱い人には理解すらでいない独特の書き方です。自分の友達にすすめてみても理解できたのは半分くらいでした。しかし、一回理解できるとすごく面白いし、深いテーマなのでなかなか考えさせられます。 | ||||
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今回レビューさせていただく「空の境界 上」は、実に深淵な伝奇小説の一端をみせてくれる作品です。内容は「殺人」をテーマにおきながら様々な文体をもってひとつの示唆を与えてくれます。それは、この難解でありながら簡易に心に響く感動そのものです。読者である、自分ないしは他の人の意見とて、多様な見識や賞賛や批判をもって成り立つことでしょう。簡易で在るならば、難解に難解で在るならば、簡易に作者が書き連ねたひとつひとつの世界観もまた種々が豊かに練り込まれた一人の人間の世界観に他なりません。万人に理解されるような、かくある大衆の認識じみたモノ、すなわち普遍的な表現では至ることができない個性に富んだ認識が、「空の境界」には非常に多く含まれています。各々の人々の賛否両論が螺旋を描く様そのものこそ本作の深みといえるでしょう。普遍で与えられぬモノが、個性によって感動と成す。奈須きのこ氏の構築する「世界観」と類い稀なる「言語表現」をもって生成された「空の境界」。読者の意見すら「螺旋」と化したその空想具現能力を楽しむのもまた一興。どのような考えをもっても、一読の価値を見出だしてみましょう。それほどに推し進めても良い作品だと、私は考えますよ。 | ||||
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かなり面白かったよ 劇場版も読み終わった後見たけど、それもよかった 話が過去や未来、場面の移り変わりが激しく中学生くらいにはまだ難しい話だと思うんだ 低評価の人はまず読解力をつけてからまた読み直してほしい | ||||
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私は今まで色んなジャンルの本を読み【哲学書、動物行動学、等】この本を中学生の姪に進められ読みましたが、一日半で全三冊読破する程面白かったです。今までに無い位引き付けられました。後私自身痛覚鈍いのでその薬等の事も詳しく調べて有りましたが。後幹也の苗字が黒桐でこくとう正に式の仏の詩人見た。とにかく何時も難しい本読んでる方にもオススメ。 | ||||
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酷評をしてる人たちもいますが私てきにはかなり楽しめました。たしかに読む人を選ぶ作品だと思いますがねf^_^; | ||||
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個人的には、月姫やFateの作品を楽しめた方にはオススメです。(筆者が同じなので当たり前の話かもしれませんが・・・) レビューで多く挙げられていた、当て字のような読み方が多く読みづらい、という点は前文の作品を経験してきた人にとってはむしろ馴れ親しんだ表現だと思いました。型月作品を楽しめた方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。(月姫で目にした単語、人物が結構出てきます)型月作品を知らない方、またはつまらなかったという感想を持った方には正直、私はオススメできません。初見でこの作品を買う前に他の方のレビュー(文章表現についてや、"本"としての評価を書いているもの)を参考にしたほうが良いと思われます。 | ||||
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こんなところでアーラヤーシキとかに合えるとは思はなっかたけど仏教のタマシーみたいな物(仏教はタマシーを認めていないけど)とかよく勉強してるみたい、ウラズケとして、もう少し人を殺してはいけないというところの理由が、はっきりすると良かったかもね 物語は教訓とか要約とかはあまり良くないけど | ||||
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普通の小説を読んでいると洗練されてないなぁ、読む人を選ぶなぁと思うのが普通でしょう。 正直読解力云々というより慣れだと思います。 「評価できない人は読解力が無いから〜」 と自分が読解力があると自慢しているレビューがありましたが、たぶんあまり本を 読んだことがないのでしょう。別に入試の国語じゃあるまいし。 内容は荒削りな分、奈須さんの体温、手を抜こうとしない思いがやたらと感じられる作品です。だからこそ熱狂的なファンがいるのだと思いますが。僕はそれを感じられただけでも十分楽しめました。 | ||||
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2004年に講談社ノベルスとして出たもの。 2007-08年には3巻に分冊したうえで文庫化されている。 剣術とか魔法とか超能力とか、現実とは異なる、向こう側の世界を描いた作品である。近頃の若者向けに、わりと良くあるタイプの作品といってもいい。 しかし、どこか違う匂いがする。非日常を描きつつも、なんとなく、こちら側の世界が舞台となっているように感じられるのだ。現実世界に、うまく、はめこまれているというか。両者の境界が曖昧になっているというか。 この肌合いは嫌いではない。 下巻で、広げた風呂敷をどう畳んでくれるのか、楽しみだ。 | ||||
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最近、やや疲れ気味。通勤電車で堅い本は今はちょっと しんどい。暇つぶしに小説でも、と手にとったのがコレ。 ここ十数年どの新刊文芸書よんでももひとつツマラナイし、 期待はずれ率がほぼ100%。期待度ゼロで、とにかく 疲れない軽いやつを!というつもりで表紙でチョイス。 文章が稚拙だ、みたいな評価が多いみたいですが 私は全くきになりませんでした。 正直いうと久方ぶりに小説でインパクトをうけました。 3分冊と大部ですが、引き込まれわずか二日で読了。 凄惨なシーン。特有の空虚感。通勤途上で気分爽快に なって、1日のやる気を装填する用途にはむきません。 子供にもちょっと勧めつらいですねぇ・・・ いい意味でマンガチック(ほめ言葉でしょ?)。 要はアンチ・オカルトってことじゃないの? この物語に主人公や語り部が存在するのかな? | ||||
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この手のジャンルは門外漢です。 なりの感想をば。 いかにも「萌え」要素満載で見え見えというか。 んが、オタク文化っつーのは本当に すごいっすわ。 日本の産業なんて 言われていますが、実感。 殺人マシーンの美少女が主人公だなんて。 その能書き、語り口は「エヴァ」が『スタジオボイス』で 特集されていた頃を彷彿とさせ、遠い目になってしまいます。 しかし、こんなキャラ造形にまで至っていたとは…。さすが講談社、抜かりなし! 映像はどうなんでしょ? ※笠井潔の解説が秀逸です (オリジナル版) | ||||
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奈須きのこの同人小説を講談社がノベライズしたメジャーデビュー作。とにかく、独特の彼の文体になれるのに苦労しましたが、読み進んでいきなれてくると、その独特の世界観に圧倒されます。一種、麻薬的な、トリップするような不思議な感覚を味わえました。最近、映像化されていますが、どういう感じになるか興味が尽きません。「月姫」のモチーフになるような記述が多々見られます。かなり根気と想像力を必要とする作品なので、まずその他の作品を読まれてから、手に取られることをお勧めします。 | ||||
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刊行までの経緯が特殊なためにあらぬ批判を受けているようですね・・・。 レビューに出ている酷評の多くは、Web掲載時の形そのままで刊行する判断を 下したものに対してなされるべきでしょう(講談社?) 世界観の特殊さ・言葉の解釈の独自性は奈須作品の仕様であると言えます。 奈須氏の脳内に存在する世界の一部地域で起きている出来事の始終を切り抜いて 活字に起こした、といったような表現が恐らく妥当でしょうか・・・。 いわゆる「読みやすい」形に仕立てる必要性のないWebに当初掲載された上、 著者自身にもそのつもりが無かったために、非常に移入・読解しづらい内容と なってしまっているのは確かです。 ・・・それがなくとも人を選ぶ内容であることは間違いないでしょうけどw まぁしかし、それは普段見かけないタイプの文章に触れられる、ということ でもあります。 ためしに読んでみたら意外と「きのこ節」の虜になるかも? | ||||
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著作者である那須氏が「編集者の目線が入ってない作品だから」という理由で2年間断られ続け、講談社の方の熱意が伝わりようやく商業化された作品。 同人で発売された物とは多少変わっていますが、独特の言い回しや言葉の使い方は変わらず。難解な設定や心理描写の書き方など読む方に読解力が必要な作品だと思います。 現在執筆されているDDDはそういった灰汁の取れた感じがしますが、空の境界は那須氏が書きたいように書いた作品なので那須節が一番現れている作品だと思います。 DVDも発売されてこの作品に多くの方が興味持ってくれることを願います。 | ||||
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奈須きのこによるアクション小説。 いや、ジャンル分けは難しい。雑誌『ファウスト』によると「新伝綺」(80年代伝奇小説の影響を受けたマンガ・アニメ・ゲームなどのサブカルチャーから隔世遺伝的に影響を受けた非日常な日常を描いた新しいタイプの伝奇小説)というジャンルらしいが、要するに今までにない作品ということだ。 ・・・衝撃的に面白かったです。 ストーリーとしてはあらゆるモノにある死の線を視ることができる「直視の魔眼」をもつ少女・両儀式と友人の黒桐幹也がさまざまな怪異に立ち向かうというものだ。 たぶん読んでいて気づくことがあると思う。それは独特の文体だ。 この詩情感あふれる文体は作者がとあるビジュアルバンドの歌詞に影響されたのが要因らしく、これが好き嫌いの分かれ目だろうが私は断然この文体が好きで、ハマってしまった。 また、ストーリー構成はワザと時系列をバラバラにして両儀式がなぜこのような力を手に入れてしまったのか、黒桐幹也とはどう出会ったのかという大事なターニングポイントをあえて最初から語らず、順序では4番目ぐらいの話から始めるという構成はより作品を楽しむための布石となっている。 みどころとしては怪異と式とのバトルなどだが、式と黒桐の微妙な関係もこれから非常に気になるところ。橙子さんという話の長い人の部分はそこまで読まないでスルーしても問題ない(笑)。 とにかく新鮮で「こんな小説もあったんだ」と軽くショックでした。 もしかしたらミステリ小説なんか読んでる人には特に楽しめるかも。 人を選ぶ作品・・かどうかはわからないけどハマったもん勝ちだろう! 最高にオススメです! | ||||
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同人版の明朝体フォントの大きさが若干小さめで文字間隔が多少あり 非常に読み安かったためか,講談社版の印象は「字が読み辛い」でした. 作品の評価と少し違う気がするので,減点はしていません. 内容は大雑把にくくればファンタジーになるかと思います. 戦闘もの(?)が好きな人にはうってつけの内容です. クセのある登場人物ばかりで,登場人物だけ見ると非常に濃い作品で す. ですが主人公が非常にあっさりした人物なので,主人公に感情移入して 読むとストーリーもあっさりしたものに感じるのではないでしょうか. 章立ては上下巻合わせて主なものが七章です. 作者に特徴である時系列と異なる章立てのためか,章ごとの厚さがい びつです. 読みながら今まで読んだ内容の整合を取らないといけなくなりますが, この表現が好きな私にとってはうまい配置だと感じました. 文体は非常に特徴的で,文章が下手と酷評される方もいますが,私は あまり気になりませんでした. ・会話中心の茶化したファンタジー小説と比べると地の文に伏線が多いこと ・リアルな世界観と照らし合わせて一から十まで解説してくれる人物がいないこと などから,多少頭を使って読まないといけないかも知れません. ですが,ゲーム(ギャルゲですが)で世界観を同一とする作品もいくつか 出ていることからも分かるように,破綻した設定を読まされるわけでは ありません. ということで,文が特徴的なため内容の善し悪しの議論の前にそちらが 議論されてしまいますが,文の気にならない私には大満足の作品なので, 内容だけで星5つ付けました. | ||||
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