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空の境界
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空の境界の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全220件 181~200 10/11ページ
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| この作品を語るに当たり、TYPE-MOONの処女作であり同人ゲームとして世に発表された『月姫』を外す事は出来ない。恐らくこの『空の境界』を購入した方々のほとんどが月姫のファンであろう。 私自身、月姫の熱烈なファンであり、氏の創り出す独特の世界の虜になってしまった。この作品、上下巻合わせて1000ページ近くのボリュームがある。休日を利用して、丸1日活字と格闘するのも悪くない。 百聞は一見にしかず。一度手にとって読んでみてはいかがだろうか。 | ||||
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| これは、良い。すっごく好き。私の感想は、「ドクターペッパー」。あの異常な世界は、ドクターペッパーを口に入れた時に広がる異世界の様だ。ああ、私が侵されていく。はまって読めないのなら読まない方が良いと思います。 あ、好き嫌いの分かれ方もドクターペッパー並み? | ||||
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| 俺はこの本が講談社ノベルスで販売される前、つまりまだ同人の域であった頃のを読んだことがあるのでもしかしたら先入観を持っているのかもしれませんが、 俺は月姫そのものをやったことも存在さえも知りませんでしたし、同人かどうかはどうだって良いのです。 どうせこれは同人だからと見下して読んでいた人には面白くない物になるかもしれません。 当時まだ中学生だった俺が突然友人から手渡されたのが同人の域から脱していない頃の空の境界だったのですが、その時だけでも十分この世界観には魅せられてましたし、とかく違和感もなく受け入れることが出来た作品でした。 ただこの本は確かに長ったらしく、説明的であり、常人だと思っている人にはややなじみ難い感覚の本であることは間違いないです。 簡単に読みたいと思う人にはオススメしないと思います(例外もありますが)。 確かに個人の長いセリフには飽きたりもしましたが、それは作品中の人物(或いは奈須きのこ氏本人)が「語らなければ理解されない」という意識さえあったからなのではないでしょうか。文中に「心は見えないものだ(矛盾螺旋より」と書いてあったあたりそう感じ取れます。まぁネタバレになってしまうのかもしれませんが(すみませ…)。 この作品にある“リアル”というものは、非日常的な世界の中に存在する人物や唯一一般的である幹也青年たちが語る心の内にこそ存在するのであって、話の流れそのものではないんです。 話の流れはどう読んでもオカルトミステリー・非日常の世界観なのですから(笑) 面白くないと思う人はその“リアル”さを理解できずに乱読して終わってしまったのではないでしょうか。 理解できなかった、と言う人は、読み直してみると新しく発見するかも知れませんね。 視点は人それぞれで感想もそれぞれだけども、俺はこの本は面白かったと思います。クセのある文章がいい味だったかなと。 あえて星4つなのは、俺自身がこの本を理解しきれていなかった、という個人的なもので星-1。 | ||||
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| 違和感なく読めるかと思います。分かりづらい単語、用語が出てきますが、『それはそれ、そう言う世界観なんだ』と割り切れば読むことに不自由はないはず。(例えば水素の原子記号はHなんだからHなんだよ、覚えとけ!という感じで)あなたがもし『こちら側』の人間であれば買って損はないはず。長いし、面白いし。何より、式が可愛い。(*^_^*) | ||||
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| 先入観を持ちたくなかったので、一通り読み終わってからここのレビューを読ませてもらったのだけれど、文章に対して読みにくいとは思わなかったかな?物語の質や都合上、どうしても一つのせりふが長くて説明的になってしまうのは仕方のないことだと思いますし。長くても、わかりやすく書いてあるのでうんざりすることはなかったです。確かに、普通は使われないような単語が飛び出すことも多かったですが、まあ高校生以上ならわかる程度でしょう。わからなくても、前後の文章で意味は予想できると思います。話としては、前半は少しだらだらしてる雰囲気がありますね。脇役がいい味出してます。主人公が感情に乏しいので、燈子さんなどの強烈な個性のキャラはスパイスになっていて良かったかと思います。 | ||||
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| よく指摘されているが、文章が下手だうんぬんは気にならなかった。むしろあのいびつな文章は味でしょう。話の構成も確かに分かりにくい。けれど分割された話が最後に統一されて謎が明かされる、と言う展開は好き。登場人物がだらだら話し出す、なんてことは他の純文学(「カラマーゾフ」等)に比べたら屁でもない。くどい事には変わりないが。ただ、惜しむらくは主役クラスのイメージが希薄なこと。コテコテの妹キャラ鮮花やマッチョ坊主の荒耶と比較すると、式や幹也の印象がどうしても弱い。解説では「そこらへんが新しい!」みたいなことを言ってるけど。ゲームだと絵がついているので、キャラの弱さはカバーできるだろうが、やはり字だけではつらい?と、作者の育ちに原因を求めるのは考えすぎだろうか?ところで、存在だけは匂わせている橙子の妹等々を考えると続編もあるのか? | ||||
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| いろいろなところで、意見がかなり分かれているこの作品ですが、とにかく今売れている!!ということで、興味がある人は多いのではないかと思います。実際のところ、個人的にはいい作品だと思った。文章も別に読みにくくは無かったし。読みにくいと思った人は語彙力が足らないのでは??と思った。今流行のキャラクターノベルという物とは全く違う書きかたで、そっちの方ばかりを呼んでいる人には、意味のわからない単語が続いていると思う。しかし、一般レベル以上の単語を使うことはまれなので、基本的には多くの人が読めると思う。シナリオ的な話をすると、普通のサスペンスに専門的な解説をうまく入れている感じがした。ただ殺人が起きるのではなく、その殺人には細かい動機というか、さまざまな要素があって起きるのだということを、説明的ではなくあくまで会話の中での出来事として書いている。あまりうまく言えないが、とにかく読んで損は無かった。下巻も早く読みたいと思った。 | ||||
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| まず,最初に,この作品の作者は,文学作家としても,ライトノベル作家としても生まれたのではない。"月姫"や"Fate"といった,現実では在り得ない"虚構"を取り扱ったゲームの市場に産まれ出でた作家なのだということを述べて置く。"現実臭さ"を求める読者にはこの作品は駄作以外なんでもないだろう。長ったらしい説明じみた台詞,まったく洗練されてない文章力,何よりその世界の異常さ…飽き飽きするであろう事は,この作品に好感的な私にも容易に想像できる。だがしかし,あくまでも作品内に散りばめられた"リアル"はおまけなのだ。作者や編集者も,おそらくそんな所を狙ってはいない。京極夏彦,清涼院流水,西尾維新,上遠野浩平など…異能で異色な,革新派ともいえる作家が作り出す"虚構”に魅入られた,数限りある者達だけが,この作品の味を理解し,魅了され,賞賛を贈るだろう。 | ||||
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| 叩かれてる理由として「文章が長ったらしい」というのが多いようですね。たしかに説明みたいな文章が多い気もしました。しかし、俺の場合は「読みたくないな~」って所は適当に読んでしまいました。文章のすべてを理解しようとすると、その量の多さでお腹いっぱいになってしまいます。わかりにくい所は適当に読んで、わかりやすいところだけしっかり読む!これだけでも十分楽しめる作品だと思います。また、この作品の登場人物は個性的で人によって好き嫌いがはっきりすると思います。私も最初は「両義式」が好きではありませんでしたが、読み進めていくうちに、それぞれのキャラの新しい一面を見つけることが出来ました。「両義式」も最後はお気に入りキャラになりましたし(笑)長ったらしい文章が嫌でも、とりあえず最後まで読む価値はあると思います。(飛ばしながらでも) | ||||
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| 何度も同じ言葉をくり返していた事は☆ー1であるが内容はよっかた! けっこうグロテスクな表現があるけれどぜひ一度よんでもらいたい戸思うこの本は読み終わった後自分なりの色を考えてもらえたらいいなぁと思う 是非一度呼んでみて下さい(^ー^)/ | ||||
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| 読む人によっては最高の評価にもなり最低の評価にもなるでしょうまず著者の作品には独特のクセがありますし、文章力もそれほど上手いという訳でもありません、ただ著者の思考(狙い?)と見事にマッチした方には最高の一品ではないでしょうか?反面、日ごろから様々な本を読んでいる人や、文章力を気にする人、基本的にこういったある種電波な思考についていけない人は全く楽しめないと思います、ただこの本はあくまで過去の同人詩に加筆修正を加えたものなので、現在の著者が一から練り直して作ればそれなりの作品が出来るのではないかと思います。本職がゲームシナリオライターの著者も小説はゲームと違って文章で全てを構成しなければならない、だから難しい、というようなことを発言していました、だからこそ今後この著者がどのような「小説」を書けるように成長するのか、それが気になります | ||||
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| ずばり言います。個人的にはマジで面白い作品でした。……ですが何か、いろいろと叩かれている作品のようですね。……たしかに文章力や感動はないかもしれません。というかないです。同人小説が企業化しただけのものです。これ。率直に言うと、読みづらい人には「こんなん読めるかー!!!!!」って感じです。文章だらだらで長いだけです。ですが、この本の凄さは「スリリング」にあります。人を殺めたり、陵辱をしたりという何気ない日常にはありえない事だらけです。この本はこの「スリリング」を理解できるか、できないか、で面白い、面白くないが真っ二つに分かれます。文章力や言語力、後に残る感動などを一切抜いて「一時のスリリング」を求める人にお勧めします。 | ||||
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| 私は好きです。面白かった。ブギーポップシリーズを読んでる人なら慣れるのは早いカモ凝った言葉の使い方をしているのでそれもなかなか興味深かったです。 | ||||
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| 私も多くのレビューにあるようにこの本では1つ1つの題材に関する説明が長いとは思いました。でも,その文はとても深くて,違った人の考え方に触れられたような気がします。私はこのような系統の本を読むのは始めてでしたが,一度読み始めると止まらなくて,この本に出会えて良かったと思いました。理解するには何度も読み返しましたが,私はとてもおもしろかったです。 | ||||
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| 普通の小説だと思って読むと、読みにくいですが、これはゲームのシナリオライターさんが書いたものなので、ゲームノベルといった感じだと思います。常識や枠組みにとらわれずに読めば、とてもスリリングだし、キャラクターも卓越しています。 まず主人公の両儀式。その容姿は勿論美しく、出で立ちは着物にブルゾンという妙なもの(コスプレが増えそうです)、そしてその中身は二重人格、しかも彼女はその片割れの織を失うという物語の展開。 少々読みにくいのは、時系列で書かれているわけではないから。その歪みも、この小説の中身そのものだと思います。 その他、黒桐幹也に妹・鮮花のその関係やキャラクターは、本当にゲームやアニメそのもの。特に鮮花は正統派の美少女ながら、その子悪魔的な性格や、兄を異常に想うというすごいキャラクタです。 文面を追うごとに、キャラが飛び、跳ね、切り、舞い、呪う。瞳を閉じ、笑む、その瞬間の一つ一つ……。その鮮やかな様を一字足りとも見逃せません。 | ||||
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| ゆっくり読みましょう。まずこれが大事。それから理解する。言ってしまえばこれだけ。あとは個々の好き嫌いに別れます。好きな人はもっと先が読みたいと思い、もっと好きな人は病みつきになります。もちろんその逆もあります。とりあえず買って損はありません。愛蔵版と違いお手軽な値段ですしね | ||||
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| すんごい賛否両論に分かれてますね。私には、そこまで駄作には感じられませんでした。とはいえ、あまりこの作品の良さも理解できませんでしたけど・・・。台詞がなんだかダラダラと続く説明みたいに感じられ、回りくどく、だから簡単に言うと何なの?と思うところがあります。ただ、圧倒されて一気に読ませてしまう興味深い内容・・・奈須氏には独特な才能が感じられて感服・・・。文章もきれいに書かれています。しかし、なぜ、これが新伝奇ムーブメントなのか分かりません・・・。 | ||||
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| 正直自分は、この作品を「理解すること」はできていない。そもそも、この作品を設定や言葉の意味、全て含めて理解することが出来る者がいるのならば、それこそ作者が作り出そうとした「魔術師」なのである、と考える。そもそもこの手の作品(いわゆるライトノベル)を読むときには、ある程度の受容は最低限のスキルとなってくる。向こうの世界は向こうの世界、そう割り切って読まなければ、これらの作品を読むことは出来ない。かといって、あまりにも突飛過ぎると作品に読者がついてこない。「空の境界」は、微妙な「リアル」を作品にちりばめているため、読者がついてきている。まだ上巻しか呼んでいないが、期待を含めての星四つ。 | ||||
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| 活字に染まった私にはとても面白く読めた彼方此方で相当に叩かれているが、もうもうと埃が出てくるほど酷くは無いと思うただ、文学に近い本を読んでいる方には耐えがたいほど文章が軽いしライトノベルしか読んでいない方には面白く読めない難解さではある文学には文学の、ライトノベルにはライトノベルの面白さがあるとは思うが、『ライトノベルか文学、片方しか面白く読めない』という方にはお薦めできない活字があればとにかく読むという、好き嫌いの無い雑食性の方に向けられた作品であることは間違いないでしょう明らかに現代的なごちゃ混ぜ作品なので、今までの批評家視点から語るのは国語辞典を手に持ち英語作品を翻訳するぐらい骨折り損だと思います | ||||
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| この本の最大の魅力は奈須きのこという若い才能が好き勝手に書いたところにある。彼の独特の文体は私たちを独特の世界へと引きずりこんでくれる。この評価をつけている以上、私も彼の世界に引きずり込まれた一人です「空の境界」は食品のカテゴリーで分類するのなら間違いなく珍味だ。珍味は好き嫌いの分かれる代物であり、嫌いな人はとことん嫌いになる。 彼の独特の台詞回し、無駄としか思えない文章に嫌悪感を感じる人も多いでしょう。本屋で十分も立ち読みしてみればこの本がどんな本なのかなんとなくわかると思います この本には人生で大切なことも恋人の死もありません。ただのエンターテイメントです。それがすごく面白い。私は彼の世界でただ夢中になって読み、読み終えるのがもったいないと感じながら読み終えました。感想はただ一言、「素晴らしい」 余談ですが解説が笠井潔というのも話題になりましたが、彼の解説はこの本が嫌いな人には良い解説に、この本が好きな人には悪い解説のように感じられる気がします。私は悪く感じました。もう少しこの作品に触れろよ | ||||
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