嫌われ松子の一生

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評判

嫌われ松子の一生の評価:

3.74/5点 レビュー 219件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全350件 181〜200 10/18ページ
No.170
(2pt)

話が強引すぎ

思ったより内容は薄っぺらい。
嘘っぽい現実味のない展開かも。
でも、主人公松子さんの一生懸命生きようとするエネルギーは
よく伝わってくるし、そもそもの筋書き自体は面白いと思うので
それなりに読んで良かったと思います。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.169
(4pt)

愛すべき松子

松子は愚か、松子は自堕落、松子は短絡的、松子は哀れ、松子は運がない・・・なのに、松子に共感を覚えてしまう部分が否めないのは、私が女だからか、それとも松子と同じような要素が自分にあるからなのか。
これは負のおとぎ話です。
めくるめくシンデレラストーリーなんて滅多にないように、この物語のような不幸で悲惨な人生もそうそうあるものではありません。そういう意味でこの小説は、登場人物も含め、とても「空想物語然」としているとも言えるので、安心して読むことができます。映画がファンタジックな発想で作られているらしい点もわかるような気がします。
しかし、男性作家の作品であるのに、ときおりぎょっとするほど女性の心理が巧みに描かれている点には少し感心しました。とくに松子の、父親と妹に対する思いや葛藤には、同じ経験があるわけでもないのに妙に感情移入してしまえるから不思議です。
冗長にならず、先を読ませる勢いがあるのはミステリ作家らしい著者の力量なんでしょうか。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.168
(3pt)

晩年の寒々しさ

松子さんは一言で言うと、ターニングポイントで普通の人が九割がた選ばない選択肢を選ぶ人。そこへ毎度のように悪運が重なり、とんでもない場所に転がりつく。本来美徳のはずの一途さすら、裏目裏目に出て恨めしく思われてきます。
昼ドラばりのジェットコースター的展開の一生を一冊の本に(文庫では二冊ですが)収めるのですから、掘り下げ・書き込みが浅くなるのはいたしかたないのでしょうか。悲惨な中にも「救い」を匂わせる終わらせ方ですが、消化不良の感は否めませんでした。ですが、読み始めたら途中でやめられなかったのもまた事実。
最後の方で、松子さんの40代から50代の記述が不自然なほどポンと飛ぶのですが、そこに松子さんの空虚で壊れた生活があらわれているようで、寒々しく、恐ろしかったです。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.167
(3pt)

一番のインパクトは、タイトル!?

松子さんは一言で言うと、ターニングポイントで普通の人が九割がた選ばない選択肢を選ぶ人。そこへ毎度のように悪運が重なり、とんでもない場所に転がりつく。本来美徳のはずの一途さすら、裏目裏目に出て恨めしく思われてきます。
昼ドラばりのジェットコースター的展開の一生を一冊の本に(文庫では二冊ですが)収めるのですから、掘り下げ・書き込みが浅くなるのはいたしかたないのでしょうか。悲惨な中にも「救い」を匂わせる終わらせ方ですが、消化不良の感は否めませんでした。ですが、読み始めたら途中でやめられなかったのもまた事実。
いつか映像化されるだろうなと思っていましたが、とうとう映画になるのですね。中谷美紀さんが松子さんとのこと。はまりそうですね。主演女優賞を意識した気合の入った演技をなさっていることでしょう。怖いもの見たさで関心がつのります。語るべきことの多すぎる松子さんの一生。多数の情報を一度に見せられる映像の方が、この物語を表現するにはもしかしたら適しているのかもしれません。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.166
(1pt)

この不幸、蜜の味と言えるのだろうか

実在したマツコさんは荒川土手で死体で発見された(私はそれで興味があった)。市場に並んでいる魚にも、市場に並ぶ前に見えない海の中で色々なドラマがあっただろう。マツコさんはこんなカタチで世間に食い物されているようで、そっちの方が見ていて哀れな気分になってきた。落ちぶれると言うけれど、落ちぶれる事なんて誰にでも簡単にやれる事。絶望の果てに見えて来る物、それをしっかりとらえ切れていないまま本なんかにして、あげくに映画化するだとか。それとも、第二のマツコさんでも作る為にこんな事やってんですか。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.165
(5pt)

タイトル以上のインパクト

九州の堅実な家庭で育った女教師が女性なら意外と誰にでも起こりうる事件?
がきっかけでジェットコースターのごとく転落していくストーリーです。ありがちなストーリーではありますが松子は違います!ソープランドでもプロ意識で頑張る!誰がみても駄目な男にも頑張る!殺人を犯しても頑張る!こう書くと松子はただのポジティブ馬鹿ですが松子が翻弄される姿は昼メロばりの急展開で有りながらリアリティはもちろん心理描写も見事でこちらにまで松子の体臭や息遣いが伝わってきます。ラスト松子の死の真相は読者の淡い期待さえ許さないグロテスクなものですがその結末さえこちら側に訴えかける力強さがありました。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.164
(4pt)

人生とは・・・part2

 上巻に続き、下巻も松子の壮絶かつ大胆な人生が事細かに記されている。
私であったらこのような人生を歩む勇気が無い。しかし、このような人生を歩むということは同性からは確かに嫌われるかもしれない。でも、この松子の人生に共感できる部分がたくさんある。
 最後の結末にこの物語の壮絶さや、人生の儚さ、世の中の矛盾が含まれている。
 お勧めの本です。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.163
(4pt)

人生・・・part1

 読み始めは、どのような内容か、どのような流れになっていくか、タイトルから見て取れるように不快な内容なのか?などいろいろな事を考えながら読み始めました。
 読み始めてからは、『松子の一生』に食い入るようになり、人生の波・よい時悪い時は誰にでもあるということを思い知らされました。
 人生のどん底にいる方や、人生が嫌になっている、最近刺激がない方など・・・ぜひ読んでみてください。人生の雲が晴れていくかもしれません。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.162
(3pt)

起こり得る?得ない?

上下巻、通勤時間など利用して2日くらいで読み終わりました。面白いとか、感動とか、哀しいとかでもないのに、なんかどんどん読み進んでいってしまう本。一生を通して歯車があわずにどんどん悪い方へはまっていく松子。まじめで教師だった松子が、ただ流されて男に依存して生きてるのがなんかミスマッチな気がしました。人ってもしかしたら、小さなことがきっかけとなって松子みたいに不幸にはまっていくのかな?って思ったけれど、やっぱりここまで堕落してしまうのはそうそうない、と思いたい。絶対に自分におこる可能性がないわけじゃないという危機感を感じたりもする。松子みたいにはならないように、しっかり生きていこうと読み終えて思った。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.161
(4pt)

松子の末路

下巻になると松子の周りはさらに慌しくなる。ヒモ同然の男、小野寺はシャブ中であり、麻薬を打たれそうになった松子は小野寺を殺してしまう。逃亡、束の間の幸せそして逮捕、服役。捕まるか捕まらないかの違いはあるが松子の逃亡人生は、すでに犯人は死亡しているが、いくつもの顔を替えて逃亡した福田和子にも似て見える。辛酸を嘗め尽くした松子の前に再び現れるのが、かつての教え子で、松子が学校を去る原因を作った龍洋一。教師時代から松子に思いを募らせていた洋一の告白をきっかけに一緒に暮らし始める松子。しかし洋一も暴力団員であり、麻薬の常習者になっていた。洋一の逮捕そして松子2度目の服役。服役中に美容師の資格を取り、今度こそと洋一の出所を刑務所前で待つ松子の目の前で再び洋一は愛を受け入れることができずに逃亡してしまう。
そして最終的に松子にふりかかる事件、そして運命。最後は若干期待はずれというか、あっけないような気もするが、ここまで悲しく、転落の人生が描かれるのは小説だからだろう。次から次に降りかかる運命を前向きに乗り切ろうとする松子の強い意志もさること、松子の周辺に登場する男性にも目を向けてみると個人的に印象的だったのは松子の死の真相を探る中で、笙が出会う洋一が最終的には更正して神に近い場所で魂を浄化しているということで、せめてもの救いになっている気がした。今年、映画化が予定されているらしいけれど
映画化するには変化に富んでいて面白い作品になるのではと思った。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.160
(4pt)

そそられて、一気に…

友人に勧められて読んだのですが、まず、ストーリーの展開の速さと、これでもかというくらい強引で濃厚な内容は一気に読ませると同時に下巻を手に取らずにいられなくなるほど面白かった。物語は主人公松子が一人暮らしのアパートで殺され、その片付けを命ぜられた甥の笙が松子の軌跡、生い立ちをたどりながら松子の死の真相、生き様を探ってゆくという形で進んでゆく。国立大学を卒業して中学の教師になった松子。ある事件をきっかけに学校を追われる羽目になって以来、松子の転落人生が始まる。実家を追われ、貧乏な文学青年との同棲、彼の自殺、親友との不倫、そして修羅場。落ちた先は今でいう風俗嬢。何事にも生真面目で優秀な松子はその店でナンバー1になるのだが、しだいに追い落とされて、ヒモ同然の男と駆け落ち。そして下巻につながる大きな波に再び飲み込まれてゆく。普通すぎる女教師の松子があっという間におちてゆく過程もすごいが、ここまでジェットコースターのように激しい物語になるのはさすが小説だからか。上巻だけではおさまらないということで星4つです。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.159
(4pt)

感動の涙はないかも知れない。でも心に残る作品です。

主人公の松子の一生には、あまり読者を勇気づける
要素は無いかも知れない。年を重ねるごとにどんどんと
転落していってしまう人生だからだ。松子の取る一連の
行動は、彼女の不器用なまでの一途さを感じさせるが
それが彼女の人生に好転をもたらすものではない。彼女を
取り巻く人々に救いを求めることも出来ない。無能な父、
異常なまでに拒絶的な弟、そして私の目からみると最低の
男達。彼らの中に一人でもまともな人間がいたなら、この
物語は全く趣の異なるものとなっただろう。作者がなぜ、
そうしなかったのかは疑問だ。この小説は、幸せな人生
を送っている読者には理解不能なものだと思う。ただ、晩年
の松子の孤独を実感できる人なら、この小説は強烈な印象を
残すだろう。しかし、その印象がただの悲しさで終ってしまう
のが、この小説の限界なのである。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.158
(4pt)

感動の涙はないかも知れない。でも心に残る作品です。

主人公の松子の一生には、あまり読者を勇気づける
要素は無いかも知れない。年を重ねるごとにどんどんと
転落していってしまう人生だからだ。松子の取る一連の
行動は、彼女の不器用なまでの一途さを感じさせるが
それが彼女の人生に好転をもたらすものではない。彼女を
取り巻く人々に救いを求めることも出来ない。無能な父、
異常なまでに拒絶的な弟、そして私の目からみると最低の
男達。彼らの中に一人でもまともな人間がいたなら、この
物語は全く趣の異なるものとなっただろう。作者がなぜ、
そうしなかったのかは疑問だ。この小説は、幸せな人生
を送っている読者には理解不能なものだと思う。ただ、晩年
の松子の孤独を実感できる人なら、この小説は強烈な印象を
残すだろう。しかし、その印象がただの悲しさで終ってしまう
のが、この小説の限界なのである。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.157
(3pt)

秀作。

保守的な家庭に生まれ育った真面目だった女、松子。
親の言いつけを守り、地元の中学の先生となっていた。それなりに人気者で、それなりに美しく、それなりの人生を送っていた。
校長と修学旅行の下見に行くまでは…。
真面目であったが故の転がり続ける人生。
何処を、どう回り続けたか、自室で他殺体として発見される。
その頃には、若かりし頃の面影などなく、太った中年女だった。
「小説ってこうやって書くんだね」
と感じさせるお手本的な作品。
ただ、松子の人生を描くのでなく、現代に生きる甥にその時間を追わせることで、物語の広がりを生み出してる?
松子の悲惨さ、馬鹿さ加減による切なさはよく伝わるんだけど、そこまで現代を過去をクロスさせる必要性を感じなかったのが残念。よって、星三つ。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.156
(3pt)

秀作。

保守的な家庭に生まれ育った真面目だった女、松子。
親の言いつけを守り、地元の中学の先生となっていた。それなりに人気者で、それなりに美しく、それなりの人生を送っていた。
校長と修学旅行の下見に行くまでは…。
真面目であったが故の転がり続ける人生。
何処を、どう回り続けたか、自室で他殺体として発見される。
その頃には、若かりし頃の面影などなく、太った中年女だった。
「小説ってこうやって書くんだね」
と感じさせるお手本的な作品。
ただ、松子の人生を描くのでなく、現代に生きる甥にその時間を追わせることで、物語の広がりを生み出してる?
松子の悲惨さ、馬鹿さ加減による切なさはよく伝わるんだけど、そこまで現代を過去をクロスさせる必要性を感じなかったのが残念。よって、星三つ。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.155
(5pt)

「松子の不幸」という表層的な面だけを見てはならない

 何か映画作家もレビュアーも何か変に「不幸な人生」を強調し、その是非についてあれやこれや論じていますが、この話は私は別のところに意味があるのだと思いますよ。
 松子という、1人の人間の一生を心から理解しようとし、そしてした主人公+それを追体験した私たちがどのように彼女を捉えて行くか、最終的に彼女の人生をしっかりと背負った主人公がどうしてあのような行動を取ったのか。そこを理解できるかどうかでこの本の良し悪しがガラっと変わると思うなぁ。
 それを表しているのは物語が主人公パートと松子パートを平行して展開してゆくところからも明らかではないだろうか。 
 でもさ、映画はやっぱり松子中心なんだろうなぁ…不幸だからハッピーじゃないっつーの。小説読み終わったあと公式HP見たら('・ω・`)ショボーン
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.154
(5pt)

「松子の不幸」という表層的な面だけを見てはならない

 何か映画作家もレビュアーも何か変に「不幸な人生」を強調し、その是非についてあれやこれや論じていますが、この話は私は別のところに意味があるのだと思いますよ。
 松子という、1人の人間の一生を心から理解しようとし、そしてした主人公+それを追体験した私たちがどのように彼女を捉えて行くか、最終的に彼女の人生をしっかりと背負った主人公がどうしてあのような行動を取ったのか。そこを理解できるかどうかでこの本の良し悪しがガラっと変わると思うなぁ。
 それを表しているのは物語が主人公パートと松子パートを平行して展開してゆくところからも明らかではないだろうか。 
 でもさ、映画はやっぱり松子中心なんだろうなぁ…不幸だからハッピーじゃないっつーの。小説読み終わったあと公式HP見たら('・ω・`)ショボーン
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.153
(4pt)

最初は・・・

リアリティが無い主人公だなぁ、と感じながら読み進めた。
ただ不幸(と男)に流されるだけの松子に徐々に親近感を覚え始めたのも確か。結構のめり込みました。
不幸な体質というのは現実にありえること、その事を残酷かつ冷静に描いてるお話。
甥っ子さんの成長というテーマを盛り込んだことで作品としてまとめているが、それが無くても良作です。
不幸になるなら、自らの覚悟をもってありたい。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.152
(3pt)

甥っ子・笙の姿に救われる

アパートの一室で惨殺された女性の生涯を、描いた作品。
 主人公の松子は、教師を退職後、次々に悲惨な運命をたどる。その原因となっているのは、ほとんどが男。見る目がないのだ。本人的には幸せを求め行動しているつもりだが、深く考えず、先を見ないで行動するため、結局うまくいかない。その繰り返しで、読んでいてつらくなる。自分は男だが、「こうはならない」と100%いえるのか、といわれると断言できない気もする。
 救われるのは、松子の生涯を調べ、成長していく甥っ子、笙の姿だ。彼が読者の気持ちを代弁してくれる。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.151
(1pt)

究極の勘違い人生!

松子さん。 唖然とするほど状況の読めないヒトでした…
1)私は仕事で真面目にやってるんだから、同じ部屋に寝てもだいじょうぶのはず(校長)、
2)私しか、この男を理解できないんだから、救えるのはアタシだけのはず(不良と文学かぶれ)、
3)私は美人なんだから、ブスの妻よりこのアタシを選ぶはず(不倫男)、
4)この男は私にほれているんだから、ムショから帰るアタシをいつまでも待ってるはず(床屋)、
これほど「ワシこそ至高」の思い込みと希望的観測だけで、突っ走っては土壷にはまる女も珍しい。
次はトルコのマネージャーを追っかけて、北海道までつっぱしるんじゃないか、と冷や冷やしましたが、案の定、別の男を連れて…幸い、瀬戸際で未遂。
最初は「一体なぜ?」と驚き、次第に腹が立ち、最後はしかたがないから爆笑しました。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860