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鉄の骨
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鉄の骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全242件 21~40 2/13ページ
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談合はなぜ無くならないのか?そのことがよく分かる秀作。 談合は必要悪なのではないか、と考えさせられる本。 | ||||
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ハラハラドキドキ | ||||
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読後にスカッとした気持ちになれます。 舞台は建設業界。談合の取り締まりにより疲弊する建設業界で、会社の存続をかけて必死にもがく社員たちの姿を描きます。現場に強いやりがいを感じ、建設という仕事にまっすぐな情熱を持つ若手社員。そんな彼が本社の営業部に配属され、そこで危機的な会社の経営状態を知る。そして会社を救うために、談合の世界に身を投じていく。会社のために、仲間のために。そこで優先されるのは組織の論理です。真面目な性格の主人公だからこそ「組織のために」という義務感のもと、談合にかかわる仕事にも一生懸命に取り組みます。現実の世界でも「なぜあの真面目な人があんな不正を働いたのか」というニュースが多くあります。真面目な人ほどしがらみから逃れられず組織のために不正も働いてしまう。そんな人間の性(さが)を巧みに描いていると思いました。 しかし、物語はそんな暗い結論にはなりません。ここから池井戸小説ならではの大逆転が始まります。主人公の会社を危機に陥れる強大な権力を持つ悪玉が登場。その敵に対して、革新と努力で立ち向かいます。そこで描かれる現場社員たちのプロとしての矜持と情熱、経営者の豪胆さにはしびれました。そしてそのまま物語は怒涛の結末を迎え、晴れやかな気持ちを残してくれます。 一点、欲を言えば、尾形常務の人物像をもっと深掘りしてほしかったです。部下からも恐れられ、清濁併せ呑む一筋縄ではいかない人物ですが、物語の後半で驚くべき行動をとります。彼がどういう哲学をもって建設業界の将来を考えているのか知りたくなりました。 | ||||
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なかなかのボリュームですが、すぐ物語の世界に引き込まれ、あっという間に読み終わりました。 さすが池井戸さん!!という作品です。 | ||||
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談合とはなんなのか なぜそのようなことになるのか なぜ辞められないのか 業界に染まってしまった人、新しく踏み入れる人、他業界の人 色んな角度から建設業界を考えさせられる作品でした | ||||
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この本が書かれた当初は公然の秘密として談合がまかり通ってきた時代、もしくはそこから脱却し始めようとする時代だったと思います。2021年時点はどうかわかりません。国を挙げた大規模公共事業に政治家やフィクサーが全く関わっておらず、出たとこ勝負の入れ札で決着しているとは思えません。 本著では談合をとりまく様々な思惑、謀略と若手社員の恋愛が並行して進んでいきます。談合の行く末、決着については池井戸流でスッキリしたものになっていますが、恋の行方に関してはイマイチです。あとは読者が判断してね、のような決着です。私は彼の作品で気に入っている点は、論旨明確でわかりやすく、結論がはっきりしているところなので、「あとは読者が判断してね」風の決着は好みません。スッキリしません。ここはひとつ、大多数の読者が望むであろう結論を明確に書いてほしかったところです。不満な点はそこだけ。それを除けば、いつものように引き込まれる内容だと思います。 | ||||
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彼女と園田が最低。 それ以外はさすが池井戸先生の作品という感じで、本当に読みやすく面白い作品です。 ただ本当に高飛車な彼女と園田が最低。その部分だけ飛ばして読むのをお勧めいたします。 | ||||
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ゼネコン業界に蔓延る政治家、同業者者、公共団体との談合と癒着の現実が描かれている。その中で各自の個性が色濃く書かれて、更に宮島の会社へ思い、同僚、恋人、上司他の考え方がよく描かれていた。これから宮島が人生を歩んでいくのか続きを読みたい本です。 | ||||
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初期作品で、吉川英治文学賞、というタイトルに惹かれて読んでみた。 (吉川文学賞ははずれがないので……) 談合というのはこういうものかと、読み応えたっぷり。 政治資金のマネーロンダリングの話も非常に面白かった(馬とは!) ただ、最後が、もしかして字数が足りなかったのだろうか、と思うくらいあっけなく、もう少し書きこんで欲しかった。 ただ、「会社のため」だけだったのだろうか? 談合を終わらせる、というウラの願いがあったと思いたい。 「彼女」のエピソードには特に不満はなく、こういうこともあるだろうと思ったけれど…… 「園田さん」の最後のメールはちょっといい人すぎる気がした。 最後まで傲慢で、見くびっていた彼女が自分を振るなど許せない、というタイプとして描いたほうがリアリティがあったと思った。 | ||||
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池井戸潤らしい次から次に引き込まれる内容でとても面白い小説です。 | ||||
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公共工事の入札の談合をテーマにした小説。中堅ゼネコンに勤める若手社員の平太を主人公に、利益と公益性の確保のために談合を必要悪とする業界の幹部、コスト削減を武器に真剣勝負に挑む若手社員、古い体質の建設業界を見下す銀行、理想としがらみの間で揺れる業界の調整役、政治家につながる談合を摘発しようと企む検察など複数の立場から扱いにくいテーマをわかりやすく浮かび上がらせます。個性的な脇役が物語を引き立てるのも特徴。普段は冴えないがやるときはやる社員の西田は若手のサラリーマンのお手本として。一度は関係が途切れる平太の恋人の萌にはやきもきさせられますが、紆余曲折あって自分の居場所に還っていく展開はよいものでした。 | ||||
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どんどん引き込まれる。 | ||||
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中古が安かったので、状態が良いとの事も有り、Amazonでは初めて本を購入しました。注文してから届くのがとても早く、そして、中古だったので、少し古めなのかなと想像しておりましたが、中を見てびっくり‼️新品のようにつやつやして傷が殆ど無かったので嬉しかったです。これで新品の半値以下で買えるとならば、これからも状態の良い中古本をAmazonで買おうと決めました。満足です✨ | ||||
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談合の意味はよく知っているつもりでしたが、業界の生々しい実態を知り、いろいろなことを考えさせられました。 平太は真っ直ぐないい青年ですね。 | ||||
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自粛生活が続く中、近くの本屋も閉まってました。中古品がどの様な物か興味がありました。綺麗な本でしかもポストに届くとても便利ですね! | ||||
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ゼネコンと談合について書かれたものです。 やはり池井戸潤さんの小説は面白いです。 本作もこれまで同様読ませる作品です。 | ||||
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この本を読むと建設業界、談合も致し方無いのかな?と感じる。発注側の適正な工事価格の設定が大切ですね。まあ、建設業界の苦悩また、談合がなくならない構造が良く理解できました。 | ||||
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大好きな社会派小説の一冊になりました。 | ||||
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談合の善し悪しという側面にフォーカスされたストーリーですが、どうせなら入札制度そのものの問題点、危険性まで言及してほしかった。 ストーリー展開はハラハラドキドキでとても楽しませてもらいました。 | ||||
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池井戸さん大好きな中でも、上位に来る大好きな作品。 最初は図書館で借りて読んだけど、WOWOWでドラマ化されてまた読みたくなったので購入。企業ものだけど、主人公の恋愛も絡んだ池井戸作品では珍しい作品。 | ||||
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