幸福な朝食
評判
幸福な朝食の評価:
3.81/5点 レビュー 16件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1〜14 1/1ページ
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幸福な朝食の評価:
3.81/5点 レビュー 16件。 C ランク
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第1回日本推理サスペンス大賞優秀作受賞!
妖しい狂気が彩る女性心理のサスペンス。
どうして大きくならないの?
なぜ返事をしないの――
マリオネットの手足がてんでに宙を舞う。
狂気が胎児のように、着実に育っていく。友人の死にまつわる「赤い記憶」も、しだいに形をとりはじめ、そして――
<選評から>
動きが少なく小事件なのに、濃密な心理描写だけでじゅうぶん劇的であり、“事件”を感じさせる……(連城三紀彦氏)
女性心理を陰影鮮やかに描いた点でもっとも地に足のついた作品……(逢坂剛氏)
目のつんだありそうな嘘で、主人公の物腰や表情が読み進むにつれてじわじわとそれらしい形をなしてくるところが嬉しかった……(椎名誠氏)
*
著者は1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞を受賞、
本書はデビュー作で1988年に第1回日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞されています。
最後四作残ったうちの一作だったみたいですね、選評を読むと、文章に難ありなど辛口には書かれていました。
最初読み始めた時、推理だから殺人が起きるのかなと思ったんですが裏切られて狂気への階段を上るか下るようでした。
若い頃はもてはやされてはいても次第にそうではなくなっていく日常。
それこそサスペンスであり、とくに女性にとっては儚いもの。
選評どおり文章や視点にやや読みにくさはあるものの、恨みや嫉妬、光と陰、そこからの逃避。同じ世代頃として感極まるシーンがありますね。
どこまでも鬱々としてしまい、最後にちょっとだけ光が当たって終わるかなと、浮かばれない話ですが、サスペンスとしては悪くはないかなと思います。
人間くさい。
女性って怖いね~。