■スポンサードリンク
(短編集)
シンデレラ・ティース
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
シンデレラ・ティースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段から何気なくある他人に対しての疑問に敢えて踏み込んで謎解きをしていく坂木司お得意のミステリー。 読みやすく、流れるような展開だったため、読むこと自体が作業になることもなく、最後まで一気に読むことができた。 読後感も、アンを先に読んだ自分からしてみれば、かなりいい方。 アンは、2作とも後半にバテて、読後感がよくなかったので、いい口直しになった。 ただ、取材して作りこんでいるのだとは思うが、仕事のために仕事の取材をして、仕事仕事で肝心な何かが欠けているような気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな作者さんで、本書も「歯科無関係」者であれば楽しめたんだと思います。…が、やっぱり歯科医療知ってる人間にしてみれば「アラ」ばかりが目についてしまいました…。 技工士はチェアーサイドに行く事はまずありません。院内技工の技工士なら、稀に「色」の確認の為に診察室に入る事もあるかも知れませんが、患者に「触れる」事はありえません。義歯の調整はドクターの仕事です。印象材は削りません。「印象」とった後、大概は石膏流して「模型」状態になってからが技工士領分です。技工士自ら印象とる事はありません。診察室から手づかみでロールワッテや滅菌ガーゼ持ってくるなどあり得ない行動です。「手」は不潔なモノなので、ピンセットでしか扱いません。予約患者を待たせない為に1人頭15分の余裕なんか入れたら経営破たんします。それが出来るのは「保険外治療」が主の高額所得者に特化したクリニックだけだと思います。 技工士がどんなに精度や技術を向上させようと、それが報酬に還る事も通常ありません。故にドイツ留学などしても「投資」しっ放しで回収できないと思われます。 フレッチャーさんの「かむ健康法」は、1度やってみると分かると思いますが、「美味いモノでも不味くする」喰い方です…。1口30回噛んで「もう飲み込むしかなくなった時」に食道に送り込め、ってやり方です…。水飲む時も「口に含んで体温と同じになったら」飲むんです。1口ずつちまちまと…。食事を「楽しむ」のではなく、「餌化」させる喰い方で、そんな喰い方しなきゃならないなら短命で好きな様に食った方がよい、と思う事請け合いです。やってみて下さい。 やっぱり小説は「知らない業界」「未知の業界」の方が楽しい。…ファンなので1冊損した気分になりましたw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は歯医者が舞台の作品で、主人公は 医者ではなく、受付嬢の物語です。 しかし、いつもの坂木ワールド炸裂で、 これを読めば、あなたも歯医者が好きに なるかもしれません。 また、ちょっと安易な展開的ではありま すが、ラブコメエッセンスも入ってます。 特にどんな仕事をしたらいいかわからな いヒロインが様々な体験を通じて、仕事 というものに向き合っていく様子が素晴 らしい作品です。 これも続編が読みたくなる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歯医者を舞台にした小説なんて考えもしなかった。 それもドクターでは無く、歯科技工士がメインとは・・・・・ 小説家がどこに目を付けることが出来るのかと言うこと。 小説の可能性は無限に広がっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都会のきれいなオフィスに最新の機器を備えた歯科医院、腕利きの歯科医師が3名、熱意溢れる歯科衛生士3名、天才歯科技工士1名、有能な事務員1名、さらに受付専門の女子大生アルバイト嬢という「理想の歯科医院」を舞台にした物語。 ありえねーーーーっっ!!! な設定はエンタメ小説だから仕方がない、と目をつぶるとしても、こんなすごいスタッフ揃ってることにしてるんだったら間違わないで欲しい。 庄義歯じゃなくて「床」義歯!2か所も間違ってるよ!歯医者は田んぼを耕さないから! 衛生士のお姉さんに褒められるような「初期う蝕」ならCRの症例だから!技工士の四谷君の出番はないから! 四谷君が「最高の技工物を作ってみせるよ」って気合い入れるような症例なら、かなりでかい虫歯だから!歌子さん叱って! 正直、歯科業界で仕事してる人にはおススメしません。 つっこみどころだらけで、お話の世界に入り込めないから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ひきこもり探偵シリーズ」の坂木=サキ、鳥井=四谷とした感じ。 穏やかな日常ミステリー。 舞台が歯医者さんというのが面白い。 だが、それ以外はあまり印象に残らなかった。 四谷が完璧すぎる。物語が綺麗過ぎる。 それこそ「シンデレラ」などの、おとぎ話のようだ。 読みやすい本を探している人にはおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待せずに読み始めたものの、歯科医院で起こる”日常の謎”がとても新鮮♪ (ヒロインと異なり)歯医者さん恐怖症でなくても、なんとはなしに共感はできるせいか? 但し、ヒロインをはじめとして、歯科医院のメンバーが類型的なのがいまひとつ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描き方が浅いのでいま一つ強い魅力が感じられなくて。 どのエピソードもなんだか盛り上がらない気分(私にとって)。それは舞台が歯科医院だからかも。でも、こんな歯科医院が現実にあったら行きたいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間関係のトラブルの元凶は歯?口? 歯医者を舞台に、歯や口が招くトラブルという面白い角度からアプローチする作品。 しかしここで働いているのは一癖ある個性的な面々ばかり。 主人公は小さい頃から歯医者が大嫌いなのに 歯医者の受付でアルバイトをすることになった女子大生です。 軽く楽しめて、歯医者さんの患者の恐怖心へのケアが伝わります。 この本を読んで歯医者嫌いを克服できる人もいるかもね♪ ただし、変わり者で通っている技工士・四谷さんと 主人公との恋が進展していく過程はいま一つ。 四谷さんは変わりもののはずなのに恋は当たり前の男女のように スムーズに進んでいくのがつまらない! 四谷さんに限らず、せっかくの個性的な面々の個性がうまく引き出されてないのには残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分のタイトルだけの印象ではティースを涙と解釈していたので 第1話を読んで「歯」じゃん!!と自己突込みをしました。 ありえないくらい勘違いしていました。 内容は読みながらもだえるような恋愛模様でした。 なんとなくくっつきそうだなと思っていたら案の定くっついた・・・。 いえ、それが悪いわけではないですが・・・。 ナンパの注意点などある意味勉強にもなったりw 個人的にはお色気歯科衛生士のお姉さまの性格と、変な院長、 探偵歯科技工士の指の描写が好きでした。 行っていた学校に歯科衛生士さんの学科があったので なんか親しみのおけるジャンルでした。 基本的には、ホテルジューシーとリンクしている部分があり、 読みながらにやけていました。 坂木さんの温かい雰囲気の描写はそのままで良かったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!