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(短編集)
シンデレラ・ティース
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シンデレラ・ティースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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期待せずに読み始めたものの、歯科医院で起こる”日常の謎”がとても新鮮♪ (ヒロインと異なり)歯医者さん恐怖症でなくても、なんとはなしに共感はできるせいか? 但し、ヒロインをはじめとして、歯科医院のメンバーが類型的なのがいまひとつ。 | ||||
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歯科恐怖症の女子大生叶サキが、ひょんな事から叔父が努める歯科でアルバイトをすることに…!? ☆青春ミステリです。こんなほんわかした歯科があれば…とついつい歯医者が苦手なので思ってしまった…。ミステリも歯医者を訪れる患者さんにまつわるちょっとした謎を解く形式となっています。そして、サキの恋のお話しもありです。 クールででも好きな子に弱いそんな四谷君が結構良かったです。 | ||||
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大学生のサキが、お母さんの策略で大嫌いな歯医者の受付でバイトをするハメになることから 物語がスタート。 そのバイトは期間限定で夏休みだけですが、叔父・唯史さんが勤めているところでもあると いうことで、断るきっかけを逃して働き始めます。 そして、そこで歯医者嫌いの認識が変わっていくようなできごとが起こります。 その内容は、 ・苦悩が深くて歯医者さんをダシにする「シンデレラ・ティース」 ・悪気ない一言がきっかけでマイナス思考「ファントムVS.ファントム」 ・ナンパにご用心「オランダ人のお買い物」 ・恋する乙女心が揺れに揺れる「遊園地のお姫様」 ・心配ご無用「フレッチャーさんからの伝言」 の5つ。 一人称での物語りなので、読み始めはちょっとキツイと感じましたが、主人公サキがバイトを 始めてからは、ぐぐっと物語に引き込まれていきます。 歯医者さんって、あの独特の音と治療中の痛みから嫌いな人って大多数だと思うけど、この本を 読むと、ちょっと認識が変わるかも・・・・・。 そんな気がするくらい良い歯医者のスタッフたちと、素直で前向きで一所懸命なサキちゃんが 素敵です。 | ||||
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大学の夏休みをそれぞれアルバイトにいそしんで過ごす主人公サキと、姉妹編「ホテルジューシー」の主人公ヒロちゃん。私はヒロちゃんのほうがずっと好感がもてました。しかしそれはサキの性格などによるものではなく、置かれたシチュエーションの問題です。 サキは一人っ子のお嬢様育ちで、そのサキを溺愛している父親と、しっかりものの母親。その母親のコネですんなり決まってしまった、都心にありながら自宅から30分程度で行けてしまう歯科医院の受付嬢のアルバイト。医院の受付嬢なんてまともに探したらすごい倍率だろうに。医院のスタッフもすべて善人、患者さんたちもほとんどすべてが善人。何か起きても、必ず両親が助けてくれる、スタッフが救ってくれる。 その中でサキはあっさりと、理想の王子様、四谷さんを手に入れる。この恋の行方を阻むかに見えたのは唯一、品川知花ちゃんだけだが、それもほんのつかの間のこと。 そして、四谷さんと知花ちゃんのキスシーン(実際はそうではなかったのだが)をサキが目撃したのは「偶然」。ホテルジューシーでも気になっていたのだが、この作者のストーリーには偶然が多すぎる。 私はシンデレラじゃない、待っているだけでは理想の王子様なんて現れない、四谷さんに自ら告白して受け身の人生をちょっとだけ変えたといいながらも、サキは結局ほとんど何の苦労もなしに自分の欲しいものを手に入れている。 うらやましいなあ、こういう人。 | ||||
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描き方が浅いのでいま一つ強い魅力が感じられなくて。 どのエピソードもなんだか盛り上がらない気分(私にとって)。それは舞台が歯科医院だからかも。でも、こんな歯科医院が現実にあったら行きたいかも。 | ||||
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別のアンソロジーに収録されていた 『ホテルジューシー』の姉妹作品。 ぎりぎりのところまで甘い展開は同じだが 歯科クリニック内という特殊な舞台設定と その設定を利用したミステリーという 小道具をうまく導入することにより、 より魅力的な作品となっている。 個性的な登場人物を数多く配しながら 個別にそれが十分に生かされていない点は残念。 望むらくはシリーズ化され、その後の姿が 描かれれば楽しい。 | ||||
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坂木さんの作品は大好き。 感情描写がとても上手です。 そこにミステリが加わるので余計楽しめます。 今回の作品もほのぼのしていてとても良かった。 ただ47歳のオバサンにはちょっと甘すぎました。 ロマンチックな展開なのでスィートティースな方にお薦めします。 | ||||
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登場人物がみな個性的で でも、狭い場所が舞台なので あまりその個性が活かされてないような気がしました。 そこが残念。 歯に関する知識も織り交ぜながら 患者の抱える秘密、謎を 歯科技工士である四谷と受付の咲子が解き明かしていく。 これは・・・ って言うか四谷が『引きこもり探偵』シリーズの鳥井に 雰囲気が似ている・・・。 後半、咲子との仲が進んでいくにつれて その印象も減っていきましたが、 ちょっと恋愛物に流れて言ってしまったのが残念。 でも、面白かったですよ。 | ||||
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人間関係のトラブルの元凶は歯?口? 歯医者を舞台に、歯や口が招くトラブルという面白い角度からアプローチする作品。 しかしここで働いているのは一癖ある個性的な面々ばかり。 主人公は小さい頃から歯医者が大嫌いなのに 歯医者の受付でアルバイトをすることになった女子大生です。 軽く楽しめて、歯医者さんの患者の恐怖心へのケアが伝わります。 この本を読んで歯医者嫌いを克服できる人もいるかもね♪ ただし、変わり者で通っている技工士・四谷さんと 主人公との恋が進展していく過程はいま一つ。 四谷さんは変わりもののはずなのに恋は当たり前の男女のように スムーズに進んでいくのがつまらない! 四谷さんに限らず、せっかくの個性的な面々の個性がうまく引き出されてないのには残念です。 | ||||
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この物語は『ホテルジューシー』とのリンクしている。それを知らず、嬉しい驚きだった。 歯医者嫌いの大学生が、歯医者でアルバイトをすることになった、ひと夏。ただし、アルバイト先は、昔ながらの歯医者ではない。都心にあり、サービスを重視した、進化形のデンタルクリニック、だ。 デンタルクリニックに来る患者さんは、症状もそれぞれ、背景も様々。解せない患者さんも来る。 前半は、歯科技工士の四谷の慧眼が冴えて、謎解きの要素が強い。後半は、徐々に恋愛の要素が濃度を増してくる。この作者にしては結構、甘めな印象。 個性的なスタッフの揃った職場なので、それぞれの出番がもっとあるといいな、と思った。ものすごく豪華な猫まんまが垂涎。 | ||||
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自分のタイトルだけの印象ではティースを涙と解釈していたので 第1話を読んで「歯」じゃん!!と自己突込みをしました。 ありえないくらい勘違いしていました。 内容は読みながらもだえるような恋愛模様でした。 なんとなくくっつきそうだなと思っていたら案の定くっついた・・・。 いえ、それが悪いわけではないですが・・・。 ナンパの注意点などある意味勉強にもなったりw 個人的にはお色気歯科衛生士のお姉さまの性格と、変な院長、 探偵歯科技工士の指の描写が好きでした。 行っていた学校に歯科衛生士さんの学科があったので なんか親しみのおけるジャンルでした。 基本的には、ホテルジューシーとリンクしている部分があり、 読みながらにやけていました。 坂木さんの温かい雰囲気の描写はそのままで良かったです。 | ||||
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幼児期の体験から歯医者嫌いになった20の大学生叶咲子が、母の策略にはまり夏休み歯医者の受付をする1ヶ月を描いた。 坂木ワールドと呼ぶべき、ホームズとワトソンのコンビを今回は男女にした。 主人公叶咲子に対し、歯科技巧士の四谷謙吾。(余談・四谷怪談の四谷ですねぇ) このコンビを主体に、歯医者にやってくる患者さんのミステリーから、その人たちの悩みを解決してゆく。 舞台の品川デンタルクリニックで、人を大切にする気持ちだけでなく、歯も大切にする気持ちが芽生える。ただ、今回は舞台が歯医者だけにか、ユートピア感は否めません。 | ||||
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歯医者嫌いなのに、よりによって歯医者でバイトすることになった女子大生が主人公 のミステリー。新たなる「日常系」ミステリー誕生という感じです。探偵役のぶっき らぼう技工士が、最後に留学してしまうのには驚きましたが、近々、続編が出るそう なので、楽しみです。 | ||||
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今回の舞台は歯医者さん。 歯医者恐怖症の女子大生・咲子はひょんなことから夏休みの間だけ 歯科医で受付のバイトをすることに…。 個性的な医師や衛生士、技工士たちとお客様(患者)の問題を 解決していく…というお話。 坂木さんの小説はいつもやさしい人たちがいっぱいで、人間まだまだ 捨てたもんじゃない、と思えるから好きです。 今回は初の女性主人公で、ホームズ役の技工士・四谷とのロマンスも見もの。 ただ、終わりがちょっとあっけないような気がしました。 まだ続くからかなあ…。 | ||||
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