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【この小説が収録されている参考書籍】
終戦のローレライの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 1~20 1/9ページ
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依然読んだことがありましたが、昔でしたので本を売却…。 また思い出したくなり購入しました。 また機会がありましたら、宜しくお願いいたします。 | ||||
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依然読んでいたものの下。 これから読んでいこうと思います。 また機会がありましたら、宜しくお願いいたします。 | ||||
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福井氏の文章は熱い。 私もアツい人間を自負しているが、根負けしそうなくらい熱い。 そして、私の精神を支える考え方・感じ方のベクトルと同じ方向で、さらに熱いのだから、食い入るように読んでしまう。 この本の作中に出てくる浅倉大佐の心の動きを見ていると、いかに日本国が当時追い詰められ、 そこから未来を切り開いていったかがわかる。 今の我々がしなくてはいけないこと。 この書を読めば、明確になる。 最高の本と言ってよい。 私は、愛読書の筆頭にこの本を挙げる。 | ||||
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戦記ものによくあるような、何が起こって何が残ったか、というような時系列的な内容ではありません。 というのも、描かれている内容が、戦争ものにしては非常に短期間なためです。 では何を語ったかといえば、物語りの背景にある第二次大戦の基本的な流れを随所にはさみ、その中で翻弄され続けた人々が、ローレライを巡る策謀の中、戦争と自分との関係性を昇華させることとなりましょうか。 戦争は個人にとっては奪われ続けるものでしかない、というのが小説の骨子にあり、奪われた個人は胸に空虚を宿す。 ローレライの渦にかき回されるうちに、空虚を人間的なものに変えて、虚ろだった胸を心で満たす物語りです。 見る人が見れば実に小さなもので満足するものだと思えるかもしれませんが、本人にとってはそんなことはどうでもよいのでしょう。 この小説はそういった物語りを登場人物ひとりひとりに焦点をあてながら、書き続けたものであると感じました。 小説の書き味は以上ですが、技術的な面でも実に上手く書かれています。 まず、結構な難しい内容を書いているにも関わらず案外読みやすいです。 序章だけは意味のわからない難しさですが、10分経つ頃には止めるところを見失います。 また盛り上げどころというのを知っているようで、必要なところできちんと戦闘描写に入りますし、その戦闘描写が実に上手い。 潜水艦戦闘なぞほとんどの人が想像もできないようなことですが、それを簡単に想像できるような文章に仕立てています。 説明文の挿入の仕方が上手いのかもしれませんし、登場人物の配役が上手いのかもしれませんが、なかなか真似できることではありません。 ただ戦闘方法が特殊すぎて、本当にできるのか疑問という点ではドラマ的すぎた感はあります。 前述のように盛り上げ方が上手いのと併せて、中だるみしないよう作られているのがすぐに感じられると思います。 一定の文章量でひとつひとつ書かれていき、物語りの山場をいくつも超えていく様は確かな技術のあらわれでしょう。 多くの登場人物をそれぞれ適切に振り分けて描写しきるので、気分良く読み進められました。 最初に書いたとおり、戦記ではなく人文に寄っている内容なので、大切なことでしょう。 戦争ものとしての作風は基本的に批判的な立場です。 様々なことの背景を書いたうえで、果たしてこれでいいのだろうか? と問いかけ続けます。 無条件な批判というよりも中庸な範囲を超えない程度で、という形ではありますが、説教臭いと感じる人もいると思います。 ひとつの見解ではなく、これが絶対に正しいと無邪気に信じてしまうような無知な人に、教養として読ませるにはちょっと危ないかもしれませんね。 少々脱線しましたが、総合的に上手い小説です。 戦争ものに興味はあるが、戦記はちょっとという人におすすめです。 | ||||
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16歳女子です。私は塾の先生に紹介され、学校の図書館においてある文庫版をてにとりました。最初はこんなに古くて奥に置いてある本なんてはたてして面白いのだろうかと半信半疑でした。そもそも私が愛読する本は有川浩さんなどの割と軽いタッチで書かれたのものが多かったので、こんなにお堅い本を読めるのか不安でした。それでも読み始めると、最初は堅い文章を読むのと次々と出てくる人物を追うのとが大変でしたが、だんだんとその世界へと引き込まれていきました。主人公とその周りの人々の人間味あふれる葛藤と陰謀が読みごたえがありました。戦争という極限場状態の悲惨さ、死と隣り合わせの恐怖、生きることへの執着などあらゆる場面で考えさせられました。ぜひ私と同じ高校生にも読んでいただきたい。一回読み始めると、どうしても止まらなくなり結局最後まで読んでしまいます。 | ||||
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文庫版(講談社文庫:原作)をkindleで購入しました。紙の本は持っていましたが、とても好きな作品なのでkindleに入れたいと思って探していました。 やっと見つけたと思ってレビューを見てみたら、みなさんマンガの方についてのコメント・・・ おまけにサンプルがなぜかダウンドードできず、バクチで購入しました。欲しい方のやつでよかった。 購入を検討されているみなさん、このレビューは文庫版・漫画版ともに同じものです。講談社文庫となっているのが原作の小説版、アフタヌーンKCとなっているのが漫画版です。それぞれ4巻までかぶっています。お買い間違えなさらぬよう・・・ ちなみに私は原作のファンです。漫画版は読んだことがありません。映画版はCGクオリティの低さに愕然として30分で観るのをやめました。 | ||||
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終戦のローレライ(3)のレビューに書いたとおりです。面白いです。 | ||||
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終戦のローレライ(3)のレビューに書いたとおりです。面白いです。 | ||||
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映画も見ました、亡国のイージスは原作が圧倒的にいいと思いました。ローレライはどちらもいいですね。 | ||||
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とんでもなく重厚で、最高の充実感。 一か月くらい、普通の小説では満足できなくなってしまいました。 ぜひ、一読を! | ||||
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福井晴敏氏原作「終戦のローレライ」漫画版二巻 この巻で、ようやく今作のヒロインであり、ローレライシステムの核であるパウラが登場します。 私は映画版から入ったので、香椎さんのショートカットのクールビューティ(笑)なパウラを想像していたのですが、 漫画版のパウラも素敵でした。 やっぱり兄妹なのでフリッツと似ていて(意図的にそう描かれてますよね) それでいて17の少女らしい柔さも描けていて、 防水スーツも映画版のデザインを取り入れたのはとても良かったです。 本編でも、パウラの過去、映画版では殆ど省かれてしまっていた「白い家」からUF4(後の伊507)まで、彼女達がどんな過酷な数年を送ってきたかを、小説を忠実に描きながら、そこに漫画ならではの手法(コルビオとパウラの暖かな触れ合いの日々を、殆ど台詞なしで描く部分等)で描いてくれて、原作に彩りを加えてくれます。 ただ一つ不満なのは…パウラの能力発覚の部分。 原作だと、婦長と同時に零れた水差しに手を触れて、そこで婦長の内面を読み取ってしまうのですが、 この漫画版だと「パウラだけ」が水に触れて、婦長は触れてません。 後のプール実験の時もそうです(原作では、プールから上がって濡れた手で看護婦に触れてしまい、そこでルツカの安否を知る) パウラの能力は、感知対象者も水に触れていなければ思考を読み取る事は出来ないのに、 これじゃあパウラ一人が水に触れただけで感知できちゃう描写になっちゃってますよ… 上記の描写が原作どおりに描かれていれば★五つなのに… それ以外はとても良かったです | ||||
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福井晴敏氏原作「終戦のローレライ」の漫画版第三巻です。 今巻は、「しつこいアメリカ人」との決戦と、 ウェーク島での僅かな休息、次巻への新たな展開の前振り…という内容です。 前巻がパウラの過去や登場人物の心理描写に重点を置いてたのに対して、 今巻は、潜水艦同士の決戦が七割を占めてます。 二杯に囲まれた伊五○七 一度の戦闘でローレライシステムが使えるのは一回きり、ここで絹見艦長が実行した作戦とは…!? 潜水艦同士の戦闘描写もさることながら、清永、フリッツ、田口、征人ら登場人物の描写もきちんと描かれてます。 中でも折笠征人とパウラの触れ合い、これはラストへの大きな伏線になってます。 筆致的に見ても、前巻まで少年ぽさが残っていた征人が、大きな闘いを経て、身体も肩幅や首もとが大きくなり、顔つきも子供っぽさは薄れ、成人男性のそれに近くなってます (これも意図的なんでしょう。) 絹見に敬礼した場面なんかは、少年ではない、立派な男の仕草に描かれてます。 艦一体となって歌う「椰子の実」 浅倉の再登場、 広島と長崎への原爆投下、 不穏な動きを見せる新キャラ、 新たな闘いへと赴く伊五○七… 征人は、パウラは、どう動くのか、次巻も目が離せません | ||||
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福井氏の作品は「川の深さは」から読ませていただいており、亡国のイージスではまさに「覚醒」させられた日本人としてこの作品の秀逸さは饒舌に尽くしがたいものがあります。戦後の日本の経済発展と表裏一体と化してしまった、日本人としての自我の喪失、それを防ぐために浅倉大佐があの計画を実行したことは現実であれば許されることは無い行為でしょう。しかしながら、現在の日本の現状はどうでしょう。奇跡的とも言える経済発展をとげ復興を果たしたにも関わらず、先人が身命を賭して守ろうとした日本、日本人の姿はあまりにも少ないのではないだろうか。絹見少佐、高須大尉、田口曹長、木崎大尉、岩村大尉、清永上等兵、時岡大尉、フリッツ少尉、伊507の乗員たちが信じて守り抜こうと決めた未来、浅倉大佐の残酷なまでの未来予想を受けてもなお、如何に腐りきった未来であろうと、折笠上等兵とパウラ、未来を信じて守り抜こうと決めた現在の日本の姿はあまりに情けないものではないだろうか。日本人としての誇りを抱けば右翼だと蔑まれ、先人に倣い自ら国を守るために軍事の知識を身につけることは、軍事オタクのレッテルを貼られ、国を憂う者が蔑まれ、与えられたに過ぎない平和に胡坐をかく者がとがめられもしない。先人の墓参りですら胸を張って行えない。今の日本が、先人が身命を賭して守った結果だとすればあまりに無様だ。 しかし、それでもなお、彼等がそうだったように、どれほど現在が絶望的で腐敗していても、変わらず腐りきった未来が待ち受けているかもしれずとも、変わる変えることが出来る未来を信じて出来る限りのことをする。我々に求められているのは、そういった「未来を信じる力」なのかもしれない。 | ||||
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ちょっと全体小説的な書き方で、必ずしもテンポ良く物語が進行するわけでは無いのですが、その部分を読み飛ばしてはいけません。読むことによって「彼女」の存在がいつの間にか胸の奥底に沈殿していきます。 書き込んだだけのことはあるのです。二人の幸せを強く願うのです。だからその後の描写は少し物足りない。途中であの映画のあのシーンを連想するところがでてきますが、本作の重みの中では許容範囲でしょう。 因みに映画「ローレライ」は全く別物と私は考えています。 | ||||
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登場人物全員にドラマがあり、それを丁寧に描いた長編戦史小説。 1945年、大東亜戦争末期。 不利な戦況へと追い込まれた日本。 もはや形勢逆転が不可能なのは、誰もが心に秘めたる想い。 やがて気たるべき終戦を、あるべき形へ。 未来へつなぐ、日本の姿へと導くために招聘された男たちが、そこにいました。 何のために生きて、何のために戦うのか… 各々の葛藤が渦巻く中、彼らに与えられたのは、その存在すらも秘匿された特殊潜水艦<伊507> 海中を眺めるように索敵できる秘密兵器「ローレライ」を搭載したこの戦艦。 謎に包まれた真実を知るのは、同乗するドイツのSS将校のみ。 このソナーシステムを巡る攻防が、終戦直前の太平洋内で、文字通り 縦横無尽に繰り広げられます。 登場する人物すべてに、それぞれの戦争があります。 己の持つ真実と、眼前にある現実とが織り成す葛藤の連続は、時代が違っても全ての人生に当てはまるものなのでしょう。 自分の人生を生き切った男たちだからこそ、最期に振り返る余裕を与えられたのかも知れません。 かつての日本人を知るための、良いフィクションになっていました。 | ||||
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アマとプロの差で資料の裏付けが必要という想いが強い作品 夜勤の警備員をしていて、作家になる時、きっかけになった作品 この小説の良さは、テンポの良さ 最後の戦いは、映画になったシーン。 | ||||
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話の筋としてはアルマゲドン やディープ・インパクト 系なのですが、舞台設定として 終戦直前を取り上げている点がまず斬新でした。ですがこの小説の最大の見所は際立った 登場人物、静と動の臨場感(特に戦闘シーンの描写は圧巻です)の織り成す圧倒的な物語の 展開にあると思います。 そして艦長をはじめとする男達のメランコリーなかっこよさ。この潜水艦に乗っていたら 私も皆と一緒に戦って死ねるな、と本気で思いそうです。 上下でかなり分量はありますが、時間を忘れて読めると思います。 | ||||
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エンターテイメント作品として最高の出来だと思う。冒険小説であり、恋愛小説であり、青春小説であり、反戦小説であり、SF小説であり、歴史小説である。ただ、長い・・・。この小説は映画化を前提に書いたそうだが、これを映画化するのは長すぎるでしょ・・・。でも面白い。でも長い。 | ||||
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福井作品は、ガンダムと戦国自衛隊を除き、C-blossomに至るまで全て読みました。 この作品については、最初、読むつもりはありませんでした。 正直言って、第二次世界大戦を扱ったものというだけで敬遠し、 水を媒介として周囲のものが見通せるという設定にしてもリアリズムの欠ける設定だな、としか思っていませんでした。 が、前に読んでいた本を読み終え、地下鉄の中で時間を潰すものがなくなったので、しょうがなく、と言った風に手に取ったのが、今作でした。 今作では、福井晴敏視点での『第二次世界大戦』そして『戦後』が書かれています。 そして、守るべきものや人間の業などといった、今までの福井作品にも見られたものがより濃く、鮮明に、美しいと言えるまでに描かれています。 この小説は、単なる戦争賛美の物でも、逆に反戦という言葉で括られるような物でもありません。 人間讃歌、といっては大仰かもしれませんが、似たような物をこの作品には感じました。 ただ残念なのは、少々冗長なことと、この作品を原作としながら残念な出来になった映画版のことでしょうか。 | ||||
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福井作品は、ガンダムと戦国自衛隊を除き、C-blossomに至るまで全て読みました。 この作品については、最初、読むつもりはありませんでした。 正直言って、第二次世界大戦を扱ったものというだけで敬遠し、 水を媒介として周囲のものが見通せるという設定にしてもリアリズムの欠ける設定だな、としか思っていませんでした。 が、前に読んでいた本を読み終え、地下鉄の中で時間を潰すものがなくなったので、しょうがなく、と言った風に手に取ったのが、今作でした。 今作では、福井晴敏視点での『第二次世界大戦』そして『戦後』が書かれています。 そして、守るべきものや人間の業などといった、今までの福井作品にも見られたものがより濃く、鮮明に、美しいと言えるまでに描かれています。 この小説は、単なる戦争賛美の物でも、逆に反戦という言葉で括られるような物でもありません。 人間讃歌、といっては大仰かもしれませんが、似たような物をこの作品には感じました。 ただ残念なのは、少々冗長なことと、この作品を原作としながら残念な出来になった映画版のことでしょうか。 | ||||
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