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亡国のイージス



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亡国のイージスの評価: 4.45/5点 レビュー 204件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(3pt)

残念なオチ

上巻下巻読んでて面白いと思ってたけど、途中の展開で少し萎えてしまった。
 
 主人公サイドが葛藤して、情報を駆使して、戦っている。そういう展開のうちは面白いと思ってた。
それらの戦いは、第三者の国の手のひらの上で転がされているだけ。というのが終盤で分かった時、一気に萎えてしまった。
いくら途中の描写が面白かったとしても、
戦っていた主人公たち(敵も)はただの道化だったなんてオチ、面白い訳がない。
亡国のイージス 下  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 下 講談社文庫より
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No.15:
(3pt)

ミリタリー小説としてなら星5つ

兵装、軍事ファンは、単語の羅列だけで陶酔すると思われる。
一般人には映画がおすすめカナ。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.14:
(3pt)

久しぶりの長編です。

かなり戸惑った。 というのが本音です。 作品が作品だけに専門用語や文章そのものに戸惑い読むを中断した事もある。 正直、自衛隊や軍事物に疎い立場で言えばもう少し背景特に専門用語に関して注釈があるべきかと。 正直にこの本に対して評価するのは難しいです。 ストーリー自体が自体だけに専門用語がよくわからない。 また、読んでいて面白い作品だけにその方面に疎い自分には心から楽しめたか?と聞かれれば、 星3つとしか答えられない。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.13:
(3pt)

後半は面白いけれども…

後半の艦内に渦巻く陰謀が見え隠れした辺りは話の中にグッと引き込まれていきました
しかし、本筋に入る前の人物紹介や細かい場面の切り替わりで集中力が切れたりもしました
一人一人の人物像の構築と様々な事情が織り交ざった結果、イージス艦乗っ取りといったところへ行くのでしょうが…
少々長すぎる感は否めません
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.12:
(3pt)

私には合わないなぁ

いまさら「賞を取ったからといって面白いとは限らない」なんて、言うつもりはないけれど、少なくとも私には合わない小説でした。
 まず、ディテールが細かすぎ、本筋を追うのがかなりつらかった。
 物語の前半で、人物の紹介にかなりのページがさかれており、何度も読むのを止めようと思いました。
第2章の後半(ここまでですでに約200ページ経っている)から、それまであった断片的なエピソードがつながりはじめ、なんとかそこからは、物語の波にのりきれましたが、それでも登場人物の多さと、あまりなじみのない装置・設備の説明や、船内でのパワーゲームのエピソードに邪魔され、一気読みとは行きませんでした。
 また、私には、艦長が反逆にいたる感情もあまり納得できるものではありませんでした。
 物語の本筋自体はわかりやすく、スリルも楽しめたので、何とか読みきることはできましたが、
私のように「シンプルな筋立てで、主人公に感情移入できるような小説」が好みの人にとっては合わないのではないかと思います。
 国防や、自衛隊について詳しい人、興味のある人にとっては、私の感じた欠点が逆に好ましく感じるかもしれません。
まあ、読者を選ぶ小説と思いますので、実物を読んで購入するのがよろしいでしょう。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.11:
(3pt)

面白いし、よく描けてるとは思うんですが・・・

 読んでる最中は他の方同様、夢中でしたし、艦内の動きやアクションの仕掛けも描写が細かくて、よく出来た小説だとは思うんですが・・・。さて、読み終わったあとに何が残るかというと・・・何も残らない。
 ある種、カタチを変えた架空戦記モノの一ジャンルとでも思えば良いでしょうか。そうすれば、自衛隊にイージス艦乗っ取ってまでクーデタ起こす程の政治的信念の持ち主が実在するだろうか?とか、だからって、そのための手段として、よりにもよって北朝鮮と結託するか?
とか、幾らなんでも、防衛大生の一論文で暗殺まで謀るなんて、中国、ロシア並の言論弾圧する根性が日本政府にあるか?とか、そんな論文に影響されるほど、日本国民の政治的動向が不安定か?といったリアルな検証をすっ飛ばして、読後に何も残らなくても、お話として面白ければ、それでいいじゃんと割り切れます。
(もし、仮にこの物語が韓国での出版だったり、在日の方が執筆されていたら、確実に、こんな自衛官や政府官僚はいない、と「トンデモ小説」の烙印を押されていたかと思います)
 まさに、映画の為の原作と言えるでしょう。(映画化は原作以上にヘタれでしたが・・・)
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No.10:
(3pt)

天の配剤か ?

イージス艦を盾にして日本に反旗を翻す。この設定は、漫画「沈黙の艦隊」を想起させ、作品にマイナスのイメージを与えていると思う。更に、反乱の首謀者の動機が私的かつ信念のないものである事が作品の迫力を弱めている。
これが首謀者の変節を産む原因になり普通なら構想の失敗になる所だが、分からないものである。この結果、北のスパイと自衛隊との戦闘になるのだが、昨今の東アジア情勢を考えると誠に時宜を得たものである。これが、最初からの計算づくなら感服の一言に尽きる。今が"旬"の作品と言える。現在の情勢で本作を読めば、国防、核武装、東アジアの軍事バランス等の問題を考える人が増えるキッカケになるのではないか。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.9:
(3pt)

浪花節なんだけど・・・

やっぱぁ福井さんの書く物語はぁ
それなりの感動があります。しつこい程のベタな感情描写を
厚いパイのよーに繰り出すからでしょーか?
展開、描写にマンネリ臭(笑)を微妙に感じさせないトコロには作者の技巧を
感じさせますが・・・。
何冊か福井さんの作品を読んできて思ったことはぁ
浪花節をちょと現代風に扱うのが上手な人だなぁって。
ある程度先がわかってるんだけど、感動もするし惹きこまれるんだけど
ポテチのうす塩って「うす塩」なのに普通のより塩分高けーんだよ。みたいな感じ??(なんだそれ・・・汗)
作品の最後はまぁ・・・って感じで。執筆する際にこれはこれで多分勇気がいったと思うので。。
亡国のイージス 下  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 下 講談社文庫より
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No.8:
(3pt)

惜しい・・・

映画を見てから原作を読みました・・が、映画の方が出来が良いと感じました。全体に話は面白いと思うのですがちょっと語り過ぎかと。そもそも覚悟している人間はそう己のことをぺらぺらしゃべりません・・映画の方がそのあたりを削ぎ落としていてかえって印象に残ります。題材は面白いので星3つです。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.7:
(3pt)

ともかく無駄に長い。

劇場公開を観て、?がいっぱい飛んだので、小説も読みました。ともかく無駄に長い。もう切りシロだらけです。終章がむちゃくちゃ長いので、そりゃねぇ~だろ、という感じで最後まで一応読みました。あと、ま、ある程度しょうがないんでしょうが、映画やドラマの脚本じゃないんだから、もうちょっと「原稿用紙の使い方のお作法」を考えて欲しかったですね。意図してやっているんでしょうが、不快でした。映画観てから小説読むといろいろ映画で切るに切れなかったところ、とか、削った話とか、れれれ?な話がいろいろ見つかったので、対比する意味では非常に面白いと思います。小説読んでから映画観ると、怒り心頭で映画館を出ることになるのかな?一気に読んでしまわないと登場人物の関係やら、前後関係やら、きっと訳分からなくなるだろうな、と思い、一気に読んでしまいました(したがって、購入するときは、夏休みや年末年始など、ある程度まとまって読書できる時間が確保できる状況でないと危険かもしれません)。内容的には、そりゃねぇーだろ~(民間機飛行機事故)、とほほ(敢えて記さず)、的なことも多いのですが、そんなひどい内容でもないので、★4としたいところですが、長さで一つひいて、★3とします。最後に、「ローレライ」こちらは映画を観ただけですが、どうも福井さんの女性の趣味、へんじゃない?
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.6:
(3pt)

あえて苦言を・・・

ぶ厚いミステリー好きかつミリタリー好きの私ですが、日本の小説界ではレアな現代軍事ミステリーとして、高く評価できるし、また実際にこの厚い大作を相当な熱意を持って短期間に集中して読み切ったのですが、敢えて苦言を呈したいのです。(同じ著者の「ローレライ」も読んでいます)・こんなに厚くしなくても良いのではないか?たぶん、1/3はカットしても大丈夫です・エピソードを詰め込みすぎ(読者サービスの域を超えて過剰)・ストーリー展開がご都合主義・女性を登場させる必然性が感じられない・登場人物の行動の動機が弱い(矛盾する行動が多すぎ)・ヒーローは不死身過ぎ軍事おたく振りは、トム・クランシーを思わせましたが、まだ彼の作品の主人公のほうが(すべてとは言いませんが)、感情移入できると思います。あるいは、潜入観念なのかもしれませんが、ガンダム世界の、ハードテクノロジーのうえに情念が渦巻くドロドロ世界観にも通じる暑苦しさも感じました。(それが良いんだ!という気持ちもわかります)読んで損はありません、たいへん面白い大作ですが、「腹八分」という言葉を思い出しました。小説は難しい。これを2時間の映画に縮めるのは、えらい苦労でしょうね。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.5:
(3pt)

面白いことは面白いが・・・

他のレビュアーの方々のように、大絶賛出来るほどではありませんでした。所々お涙頂戴なところが気になるし、作者がそれに酔ってる風にも感じられる。人物の描き方も典型的。お話自体は面白いし、作者の言いたいことも良く分かるがもう少し文章力を磨いた方が良いのではと思います。まあ、エンターテイメントなんだからこれでよいと言われればそれまでですが。原案:福井晴敏で司馬遼太郎が書いてくれていたら、今頃「如月行ってかっこいい!」「最後は泣けた」とか言っているかも知れません。
亡国のイージス 下  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.4:
(3pt)

フィクション・エンターテイメント

フィクション・エンターテイメントとして楽しめました。グイグイと読ませます。しかし事実と異なる設定・記述が多く、登場人物の行動にも?が付くところが多々あります。軍事・技術に造詣の深い方が読まれると、がっかりするかも知れません。
亡国のイージスAmazon書評・レビュー:亡国のイージスより
4062096889
No.3:
(3pt)

カタルシス感じる?

キャラクタの描き込みは丁寧ですが、今ひとつ浮かび上がってこない、というか中心となる数名以外は冒頭の登場人物リストを見返さないと誰だっけ?っていうカンジです。組織を描くのである程度キャラクタの多さは仕方がないですが、ちょっと登場人物多すぎ?ネタばれになるので書きませんが、最後近くの「ドンデン返し」もなんかご都合主義的に感じました。悪役の冷徹さがあまり伝わってこないのも残念。ただ映画化は楽しみです。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.2:
(3pt)

どうしても

どうしてもこの作品を読むとかわぐちかいじ先生の作品「沈黙の艦隊」を思い出してしまいます。よい作品には間違いありませんが。もう一つオリジナリティが欲しかったかなと思います。
亡国のイージス 下  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.1:
(3pt)

前半は実写、後半はアニメ

この物語を読みながら、多くの読者は映画のスクリーンを思い浮かべるのではないだろうか。自分も映画を見るような感覚で読み進めていったが、前半は実写版、後半はアニメ版だった。「事件」が起こるまでを描く前半には、そんな事件が起こりうる土壌が、現在の自衛隊、ひいては日本の置かれた環境には実際に存在すると思わせるだけの迫力とリアリティがあるが、「事件」が起こってからのストーリー展開は、その前半に比べるとあまりにアニメチック、特に如月行のキャラクターがガンダムチックに思えてしまい、その落差が残念だった。にもかかわらず、「親が、子供のためにできないことなどあるものか」というセリフ以降の終盤のあるシーンにはちょっと涙ぐんでしまった。実写であろうとアニメであろうと、相当に読みごたえのある作品である事は否定出来ない。作品全体に対する満足度という意味では少なくとも四つ星は付けて良いとも思うが、前半と後半の落差に対しての落胆の度合いは一つ星分では済まないという意味で、あえて三つ星という辛い評価になった。
亡国のイージス 上  講談社文庫Amazon書評・レビュー:亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931

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