愚行録

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愚行録の評価:

3.60/5点 レビュー 104件。 B ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全111件 1〜20 1/6ページ
No.111
(5pt)

松本若菜の出世作の原作だけど

映像化ではここまでおぞましいのが実写で可能だったのでしょうか。
妻夫木聡とか最初から出てくると、それだけでネタバレだと思う。
帯で杏が「読みやすいのに読みにくい」と書いているように、
わざとのように読みにくいのは著者の仕掛けだし、
最初から最後まで手抜きのない作品です。すごい。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.110
(4pt)

映画がいかによくできているかが分かった

映画を見てからこの原作小説を読んだ。結論から言うと、映画がいかによくできているかが分かった。原作小説は映画以上の情報がある。ただし、読者を真実から遠ざける「余計なこと」も書かれている。

小説の構成は以下のとおり。インタビューと告白が延々と続く。インタビュアーがどんな人かの説明は一切ない。
第0章 新聞記事
第1章 近所の人(女) 女の告白その1
第2章 妻の近所の友達(女) 女の告白その2
第3章 夫の会社の同僚(男) 女の告白その3
第4章 妻の大学時代の知人(女) 女の告白その4
第5章 夫の大学時代の恋人(女) 女の告白その5
第6章 妻の大学時代の恋人(男) 女の告白その6
第6種の後半の「女の告白その6」を読む前に、「一家惨殺」の犯人を(根拠も含めて)当てれば読者の「勝ち」である。犯人のなまえはこの長編小説のどこかに書かれている。

さきほど、「映画がいかによくできているかが分かった」と書いたが、映画では被害者と犯人との接点が理解できない。小説では「なるほど」と誰もが納得できる理由が書かれている。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.109
(4pt)

映画がいかによくできているかが分かった

映画を見てからこの原作小説を読んだ。結論から言うと、映画がいかによくできているかが分かった。原作小説は映画以上の情報がある。ただし、読者を真実から遠ざける「余計なこと」も書かれている。

小説の構成は以下のとおり。インタビューと告白が延々と続く。インタビュアーがどんな人かの説明は一切ない。
第0章 新聞記事
第1章 近所の人(女) 女の告白その1
第2章 妻の近所の友達(女) 女の告白その2
第3章 夫の会社の同僚(男) 女の告白その3
第4章 妻の大学時代の知人(女) 女の告白その4
第5章 夫の大学時代の恋人(女) 女の告白その5
第6章 妻の大学時代の恋人(男) 女の告白その6
第6種の後半の「女の告白その6」を読む前に、「一家惨殺」の犯人を(根拠も含めて)当てれば読者の「勝ち」である。犯人のなまえはこの長編小説のどこかに書かれている。

さきほど、「映画がいかによくできているかが分かった」と書いたが、映画では被害者と犯人との接点が理解できない。小説では「なるほど」と誰もが納得できる理由が書かれている。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.108
(4pt)

誰しも愚行

プライムビデオで観て面白かったので読んでみました 登場人物のイメージも内容も若干違いましたが、どちらイヤな感じを楽しめました
家庭環境、家系、容姿、運、器用さなどの諸々の事情が絡み合い、たまたま巡り逢ってしまった人間によって人生が変わってしまう怖さ
誰もが場面に沿って良い人を演出しながら、どうしようもない悪の感情を隠し持っていて、何かの拍子で漏れ出てしまう… 誰もが愚行してしまう… 
だって、もともと持ってるから 
巡り合わせが悪くて極端になると人は怖いってことね、と思いました
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.107
(4pt)

誰しも愚行

プライムビデオで観て面白かったので読んでみました 登場人物のイメージも内容も若干違いましたが、どちらイヤな感じを楽しめました
家庭環境、家系、容姿、運、器用さなどの諸々の事情が絡み合い、たまたま巡り逢ってしまった他人によって人生が変わってしまう怖さ
誰もが場面に沿って良い人を演出しながら、どうしようもない悪の感情を隠し持っていて、何かの拍子で漏れ出てしまう 誰もが愚行してしまう 
だって、もともと持ってるから 
巡り合わせが悪くて極端になると人は怖いってことね、と思いました
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.106
(4pt)

見えない悪意が浮かび上がる

日常に潜む悪意。目を凝らさないと見えてこない。
ぼんやりとした黒い蜃気楼。
それが一つの事件をきっかけに浮かび上がってくる。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.105
(4pt)

見えない悪意が浮かび上がる

日常に潜む悪意。目を凝らさないと見えてこない。
ぼんやりとした黒い蜃気楼。
それが一つの事件をきっかけに浮かび上がってくる。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.104
(4pt)

サラッとも読めるし深くも読める

光子が自分と重なって身につまされたことが、第一印象でした。
人が見る面の違いや主観によって、こんなにも違うということを改めて気づかされました。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.103
(4pt)

サラッとも読めるし深くも読める

光子が自分と重なって身につまされたことが、第一印象でした。
人が見る面の違いや主観によって、こんなにも違うということを改めて気づかされました。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.102
(4pt)

最後の一行まで続く衝撃。一人称視点の構成が緊張感を生む。

冒頭からインタビュー形式で証言者の独白の形式をとって進んでいきます。徐々に見えてくる被害者の人物像、そして語る証言者の人物像。それぞれの過去で感情が入り交じり多面的に被害者夫婦の姿が見えてくる。「愚」なのは誰か?読み進めていくとその答えた見えてきます。

 読み進めていくと見えてくる人間の「愚」。被害者の人生と証言者の人物像がどんどん浮かび上がってきて人間の闇の部分が見えてきます。
 そしてこの事件の結末はどこに向かうのか。是非最後の一行まで読んでほしい。

オススメの方
1.斬新な小説を読みたい方。
2.深く人間の業を感じたい方。
3.貫井徳郎さんの作品を読んだことのない方。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.101
(4pt)

最後の一行まで続く衝撃。一人称視点の構成が緊張感を生む。

冒頭からインタビュー形式で証言者の独白の形式をとって進んでいきます。徐々に見えてくる被害者の人物像、そして語る証言者の人物像。それぞれの過去で感情が入り交じり多面的に被害者夫婦の姿が見えてくる。「愚」なのは誰か?読み進めていくとその答えた見えてきます。

 読み進めていくと見えてくる人間の「愚」。被害者の人生と証言者の人物像がどんどん浮かび上がってきて人間の闇の部分が見えてきます。
 そしてこの事件の結末はどこに向かうのか。是非最後の一行まで読んでほしい。

オススメの方
1.斬新な小説を読みたい方。
2.深く人間の業を感じたい方。
3.貫井徳郎さんの作品を読んだことのない方。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.100
(5pt)

至高のイヤミス

久しぶりに読み返したくなり購入しました。
読後にジワリと嫌な気分になるようなイヤミスが好みなのですが、最後までじわじわとくるこの作品は絶品だと思います。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.99
(5pt)

至高のイヤミス

久しぶりに読み返したくなり購入しました。
読後にジワリと嫌な気分になるようなイヤミスが好みなのですが、最後までじわじわとくるこの作品は絶品だと思います。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.98
(4pt)

作家ってすごいなー

ミステリー、あるいは物語としては、どうなの?!ってくらいつまらないと思います。でも、人間の心情や行動をここまで文章で書けることに感動を覚えました。自分のこれまでの人生でモヤモヤ感じていたいろいろなことが、鮮やかに文章化されていました。作家ってすごい。あと早稲田/慶応/その内部生、というブランドついて熱く書かれてますねw・私自身は早稲田慶応やその内部生でもたいしたことない人をたくさんみているので違和感を感じましたが、でもそういう一般的な視点もまた興味深かったです。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.97
(4pt)

作家ってすごいなー

ミステリー、あるいは物語としては、どうなの?!ってくらいつまらないと思います。でも、人間の心情や行動をここまで文章で書けることに感動を覚えました。自分のこれまでの人生でモヤモヤ感じていたいろいろなことが、鮮やかに文章化されていました。作家ってすごい。あと早稲田/慶応/その内部生、というブランドついて熱く書かれてますねw・私自身は早稲田慶応やその内部生でもたいしたことない人をたくさんみているので違和感を感じましたが、でもそういう一般的な視点もまた興味深かったです。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.96
(4pt)

一方的な主観だけで構成されている不思議なミステリ

家族が惨殺された事件があり、その事件を調べているルポライターが惨殺された夫婦の関係者に
インタビューしている、という体裁の内容。

1、2番目のインタビュイーは奥さんの知人の主婦で、とりとめのない話。
次に夫の同僚。最初の主婦に比べてインタビューの内容に違和感を覚えてくる。
中身があるようで、何もないような。
奥さんの大学時代の主婦のインタビューになると、殺された主婦どうこうというより
インタビューされている主婦への嫌悪感みたいなのがはっきりと出てくる。

合間に語り合ってる兄妹の話は事件に関係あるのだろうが、グロテスクな話で
「なんなんだろう」と思いながら読み進めていくと最後に驚いた。

映画化されているのは読み終わった後に気づいた。映像化されたらどうなるか、というのも興味深いです。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.95
(4pt)

一方的な主観だけで構成されている不思議なミステリ

家族が惨殺された事件があり、その事件を調べているルポライターが惨殺された夫婦の関係者に
インタビューしている、という体裁の内容。

1、2番目のインタビュイーは奥さんの知人の主婦で、とりとめのない話。
次に夫の同僚。最初の主婦に比べてインタビューの内容に違和感を覚えてくる。
中身があるようで、何もないような。
奥さんの大学時代の主婦のインタビューになると、殺された主婦どうこうというより
インタビューされている主婦への嫌悪感みたいなのがはっきりと出てくる。

合間に語り合ってる兄妹の話は事件に関係あるのだろうが、グロテスクな話で
「なんなんだろう」と思いながら読み進めていくと最後に驚いた。

映画化されているのは読み終わった後に気づいた。映像化されたらどうなるか、というのも興味深いです。
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.94
(4pt)

映画も観たい!

いやミスとしておすすめされていたので読みました!たしかにいやな気持ちになる....!
でも変に感動モノみたいな殺人事件よりずっといいです
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038
No.93
(4pt)

映画も観たい!

いやミスとしておすすめされていたので読みました!たしかにいやな気持ちになる....!
でも変に感動モノみたいな殺人事件よりずっといいです
愚行録 Amazon書評・レビュー: 愚行録より
4488023878
No.92
(5pt)

単なる不幸さだけでなく、ハイクラス人種の策略人間模様にイライラ、そういう別角度も持つ嫌ミス。

最終的には僕好みの暗~い話なんですけど、中盤はずっとハイクラスの人たちの計算高くあざとい駆け引きに基づいた人間関係や階級社会性などが描かれます。もちろん表面上はそんな事おくびにも出さない御上品な金持ちたちの御姿という、そういう方面での嫌な話なのでとてもムカつきました。僕は嫌なお話(フィクション)は概ね好きな方なのですが、駆け引きとか策略とか見せかけだけの上品さとか、そういう話は嫌いなのでウンザリしました。

やっぱり僕はハイクラスの奴らのハイクラスな嫌な話より、ロウライフや敗残者や不満分子がジクジクと復讐したり、自滅していったり、がんばっても虐げられて不幸になったり、くすぶり続けて言い訳と愚痴だけは立派だがやがて灰になって終わりとか、まぁあとは品行下劣なド底辺たちのどうしようもない下品な話(ただし実害なし)でゲヘヘとか、そういうタイプの嫌なお話の方が好きかなと思いました(どちらにせよ嫌な話前提)。

映画もありますが、小説の方がより細かくネチネチと嫌な部分が描かれています(映画は時間的制約もあり、露骨な開き直りなどで瞬発力的に不快さを表現してくる)。計算高い金持ちたちの嫌らしく不愉快な人間関係(様々な愚行)が見たい人にお勧め。ムカつきますが非常に良く書かれていて読ませます。最後は『普通』に暗いタイプの嫌な終わり方なので、その向きも『うん、納得』でしょう。

ここから少しネタバレもありますので、気になる人は読まないでください。こんな酷い境遇で生きてきて、その結果知識や情操にも欠け、その行きついた場所が犯罪というこの犯人をどう裁くのか、犯人が捕まった際にはその部分も読んでみたく思いました。多角的に嫌な気持ちになりました。おわり。
愚行録 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 愚行録 (創元推理文庫)より
4488425038