さよならの代わりに

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評判

さよならの代わりにの評価:

3.75/5点 レビュー 36件。 B ランク

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平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21〜35 2/2ページ
No.15
(4pt)

絶対に過去は変わらないのか…

正直、この話の結末である殺人のトリックは、あれほど思わせぶりに書いていたにも関らず、「あれっ??」って感じで拍子抜けするものでした。そういう意味ではこれはミステリーではなくSF青春小説って感覚で読んだ方がいいのかな。
この小説のSFチックさは、他の貫井作品には見られなかったもの。しかもそれがすごく面白い!それだけでなく、主人公の所属する劇団に関する描写も演劇の世界を知らない僕でも見事に惹きこんでくれました!
また、片思い一直線な主人公と、未来から来たというミステリアスなヒロイン。リアルさが売りの貫井さん(僕の勝手な解釈)の書いたこの2人の結末には正直胸が締め付けられました…
ただ、この小説で少し残念に思ったのはあの「解説」。私は、自分の解釈を確認するため、他人の解釈を知るために、必ず解説は読むんですが、あれはマジで理解不能。
「…だから、軽重、現実的/非現実的を問わず貫井作品では、モティーフもプロットもキャラクターもディティールも文体も、すべて等価の必然性となって、その主題に奉仕する。そこでは、アイディア/トリックとテーマ性もまた等価に一体化する。…」
…なんのこっちゃ?自分の知ってる横文字の多さをひけらかすためじゃなく、もっと読者に分かりやすく解説を書いてほしい。最後にちょっと後味の悪さが残りました…
さよならの代わりに (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: さよならの代わりに (幻冬舎文庫)より
4344409981
No.14
(4pt)

ミステリ+SF+青春小説

「タイムスリップ」というSF仕立てのミステリ小説。
劇団の仲間が殺される事件を、劇団員である主人公の和希の視点で描いている。
ミステリの部分は別に荒唐無稽ではなく、謎の少女祐里とともに真犯人を探すストーリーになっている。
それとともに主人公の片思い・劇団での人間模様などが青春小説風に描かれている。
そして切ないラスト・・・。
軽妙な語り口でぐいぐい読み進むことができるのだが、ミステリとしてもSF、青春小説としても、それぞれ少し物足りない。
たとえば殺人の動機や犯人探しの動機が弱いと思う。主人公と祐里の関わりももう少し深いほうがラストが生きたと思う。
そういう弱点はあるが、休暇に楽しいひとときを過ごせた小説だったので、ちょっと甘めだが星4つ。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.13
(4pt)

ミステリ+SF+青春小説

「タイムスリップ」というSF仕立てのミステリ小説。
劇団の仲間が殺される事件を、劇団員である主人公の和希の視点で描いている。
ミステリの部分は別に荒唐無稽ではなく、謎の少女祐里とともに真犯人を探すストーリーになっている。
それとともに主人公の片思い・劇団での人間模様などが青春小説風に描かれている。
そして切ないラスト・・・。
軽妙な語り口でぐいぐい読み進むことができるのだが、ミステリとしてもSF、青春小説としても、それぞれ少し物足りない。
たとえば殺人の動機や犯人探しの動機が弱いと思う。主人公と祐里の関わりももう少し深いほうがラストが生きたと思う。
そういう弱点はあるが、休暇に楽しいひとときを過ごせた小説だったので、ちょっと甘めだが星4つ。
さよならの代わりに (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: さよならの代わりに (幻冬舎文庫)より
4344409981
No.12
(4pt)

タイムスリップ?

キーマンとなる少女(祐里)は、ほんとに未来から来たの?
和季(主人公)は新條さんを救くえるの? 結局真犯人は誰?
と 一気に読めるストーリーです。
貫井氏の作品の中では『迷宮逆行』に似てる感じ?。
恋愛物ではないし かといってバリバリの推理小説でもありません。
読み終えた時の気持ちは........あなた次第です。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.11
(5pt)

代わりの言葉は…

いつか別れるとわかる相手とのほろ苦い思い出.
もっとSFチックなものかと思っていましたが青春もの.
お話はとある殺人事件を軸に回ります.
そこへ未来から来たという美少女が主人公の青年を引っ張りまわし,
結果,彼女たちが犯人やそのトリックを明かしていくわけですが,
それ(事件)は大きな意味を持たずこのふたりの物語という感じです.
また,この美少女の時間移動やそのトリックがいい感じのスパイスになっています.
強すぎず弱すぎず,その上で物語に重要な意味合いを持たせて.
そしてついに訪れる別れ.
これから起こることを知っていて引き留められないもどかしさ.
それなのに別れたあとの青年のさわやかさがこれまたニクい.
読み終わったあとにタイトルを眺めると改めて切なくなります.
また,ページを戻してふたりの出会いのシーンを確認するとさらに.
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.10
(5pt)

ノベルス版

『さよならの代わりに』のノベルス版です。が、ただのノベルス版じゃありません。作者自身のホームページにも書かれてましたが、プロローグが若干変わってます。作者自身が最初に書いた形に戻っているそうです。私は親本を持っているにもかかわらず、買いました。ノベルス版と四六版を読み比べて、どこが変わったかを探すのも面白いかもしれません。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.9
(5pt)

ミステリとしては弱いけど

読み終わって、ボーっとしてしまいました。なんという喪失感、切なさ・・・読みながら、読み終えてから、いろんなことを考えました。お願いだから映像化しないでくださいね。イメージが壊れます。登場人物が多少、類型的かなとも思いますが、そんなことはどうでもよし。貫井作品は、もちろん「慟哭」もよかったし、驚愕したけれど、この本もまったく別なタイプとして、大好きな貫井作品の一つです。ミステリとしての要素は少ないかもしれませんが、それはそれで、別の作品を読めばよいだけのこと。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.8
(4pt)

ミステリーとしてはちょっと強引かなあ。。。

光と影の誘惑を読んでこれを読んで愕然、おんなじ人が書いてるのか??続編を意識したエンディングになってるような気も。プロローグエピローグで出てきた年上のお姉さんも実は祐里と同じ能力を持っていてまとめて和希の前に再来再会 なんて続きもこれだけ強引な展開なら可能かも。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.7
(4pt)

違った一面

個人的に「貫井作品」は「ドロドロしたものが多い」と思っている。勿論、例外はこれまでにもある。青春モノという意味では『転生』だとかもそうだし、『被害者は誰?』みたいに、ギャグを前面に押し出した作品もあるわけだから。でも、同じ青春モノでも、『転生』とは全く別物だなぁ…という風には感じた。多分、それはミステリとしての部分に主眼が置かれていないからだと思う。劇団に所属している青年・和希はある日、劇団のファンだと名乗る少女・祐里に出会う。そして、その祐里は和希に「公演の楽日、看板女優の部屋に誰も出入りできないようにして欲しい」と頼む。そして、楽日…。勿論、この作品中の事件にも一応の説明はつけられている。が、あくまでもそれは主題ではなくて、むしろおまけ的な要素が強い。むしろ、祐里を巡る青春SFモノてきな部分が強いというか…。その辺りに重きが置かれていることも影響しているのだろう。作品全体として、これまでの作品には無かった爽やかさ、切なさのようなものが溢れている。確かに、貫井作品としては異色だ。他の貫井作品を好む人間としては戸惑うかもしれない。ただ、作品を通してみれば完成度は高いと思う。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.6
(5pt)

心温まる物語

貫井氏の作品は全体のムードが暗いという印象がありました。今回もそのような雰囲気を味わいたいと思い読んだのですが、不覚にも読み終わった後に涙がこぼれました。こんな心地よい雰囲気をだせるとは・・・。厳密には本格物とは言えないと思うしそれを期待するとがっかりする人もいると思いますが、そんなことをとやかく言うのは野暮というもの。この優しくて痛いミステリーを堪能してもらいたいです。未来への連鎖が感じられる作品です。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.5
(5pt)

大好き!

私は殆ど何の事前情報もなく読んだのですが、主人公にめちゃくちゃ共感できました。別に劇団に入っているわけではないですが、主人公の周りに人へのつきあいかた、女性へのスタンスなどがまさに「そうなんだよな~」という感じなのです。智美さんとの関係など、共感というか、分かりすぎて、ちょっと泣けてくるかも…。殺人とその捜査、という体裁ではミステリのそれなのですだが、本作がミステリかというと、そんなのはどうでもいい(まあ正直なところ、本格ミステリとしてみると、謎解きは「うーん」という感じではあるのですが)。小説として部類に面白いのです。村上冬樹的エンターテイメントですが、村上冬樹のような嫌らしさ(勝者の視点というのか)がないのがいいですね。ミステリとしてはともかく、小説としては貫井徳郎全作品中(『殺人症候群』だけはまだ未読なのですが)で最も好きな作品でした。ということで、いい小説であるがゆえに、先入観なしで読んで頂きたい!私は一気に読んでしまいました。いい!タイトルを「凄い」とか「素晴らしい」とか「驚愕」とかにしなかったのは、そういうわけです。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.4
(4pt)

最近の貫井作品のベスト。。。

タイムスリップ物です。本作は謎解きミステリー(中盤以降に仕掛けが。。。)というよりも、事件を挟んだ劇団の主人公 和希と祐里の出会い、会話、結末までの絡みが本作の読みどころだろう。作者のよい部分が出た、ここ最近の貫井作品のベスト、読後感がよい。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.3
(5pt)

よくある話?

最初は、内容はありきたりでどこかで読んだ気がしていました。内容も予想通りの展開だったし。だが!最後は、きちんと予想を裏切ってくれました!やっぱりこの作者の作品は面白い!読み終わった後、何だが爽やかな気分になれます。
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.2
(5pt)

大好きなタイムスリップもの、とにかく仕掛けがすごい

劇団《うさぎの眼》の団員和希は、落としたコンタクトレンズを探した縁で劇団のファン祐里と知り合う、何度か会ううち和希は彼女から今回の公演の楽日に劇団のナンバー2の圭織の楽屋を見張る様にという不思議な依頼を受ける、そして事件は起こる。出ました大好きなタイムスリップもの、事件そのものはちょっと安易でしたがとにかく仕掛けがすごい、脱帽
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906
No.1
(5pt)

良質な読後感でした

~昨日、読了いたしました。良い意味で、今まで持っていた著者のイメージが変わった作品となりました。私が今まで持っていた著者のイメージというのは、ストーリーは全体的に灰色のトーンで、テーマもどちらかといえばマイナス志向というか、人間の黒い部分が主題になっている気がしていました。一言で言うと、ドロドロしているといったところでしょうか。~~(著者の作品をすべて読んでいるわけではないので、あくまで現在の私が持っているイメージです)しかし、この作品の場合は、全体のトーンは表紙の青空のように爽やかで、タイトルにも書きましたが読後感は非常に良いものでした。久しぶりに良い作品に出会えたと思います。~~また、女性にもお勧めできる内容だと思います。帯に長谷川京子さんのコメントが記されているのも、解るような気がします。ピュアでファンタジックなミステリ(?)を求めている方に。~
さよならの代わりに Amazon書評・レビュー: さよならの代わりにより
4344004906