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アルケミスト - 夢を旅した少年



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アルケミスト - 夢を旅した少年の評価: 4.25/5点 レビュー 767件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全602件 381~400 20/31ページ
No.222:
(5pt)

もう少し本書にはやく出会えていたら

世界的なベストセラーと言われながらも、今まで手にする機会がなかなかありませんでしたが、今こうやって読み終えると、今まで読まなかったことを強く後悔させるほどの素晴らしい一冊でした。

主人公は羊飼いの少年。
父親から神父になることを望まれて育ちましたが、狭い世界にとどまることを好まず、自由に世界を旅したいと考え、羊飼いに。
羊とともにあちこちを旅しながら見聞を拡げ、羊飼いの生活を楽しんでいますが、あるとき全く同じ内容の夢を2度見ます。
それは「隠された宝物のありか」を示す夢。
少年はその夢に従い、大切にしていた羊をすべて売り払い、体一つでヨーロッパからアフリカへと旅に出ます。

その旅の途中で出会うのは、泥棒、無一文になった自分の面倒を見てくれたクリスタル店の店主、本ばかり読んでいるイギリス人、らくだ使い、オアシスの少女、そして錬金術士。

少年は旅、そして出会う人を通じ、少しづつ、しかし多くのことを学びます。
とくにイギリス人との対比は秀逸で、イギリス人は目の前の事象を見ようとせず、学問から知識を得ようとします。たった数行から成る文章を解明するために、たくさんの本を読もうとします。
反対に少年は、学問は学べば学ぶほどシンプルなものであり、すべての事象はたったひとつの真理に集約される、と考えます。そして、目の前の事象から、物事の真理を学ぼうとします。

ほんとうは物事がシンプルなのに、なにかと理由をつけては「複雑」にしたがるイギリス人と、どんなに複雑と思えることでも実はシンプルなのだと考える少年。
ふたりとも、求めるものは同じはずなのに、その「手法」が正反対で、しかも出発点と終着点すらも真逆なのです。

そして少年が迷った時に彼を支える人々も素晴らしく、常に前を見る人ばかりです。
「人は、必要と希望を叶える能力があれば、未知を恐れることはない」「後戻りができないのであれば、これから先に起こることだけを心配していれば良い」と言うらくだ使い。
「マクトゥーブ」、すべてのことは予め書かれている(大いなる意志によって定められている)、と言うクリスタル店の店主。

そして本書は、旅に出ることの重要さも説いています。
殆どの人が旅に出たいと願いながらも、「お金が溜まってから」「時期が来たら」と考える。
そうこうしているうちに、どんどん自分は年を取り、捨てることが出来ないものに囲まれ、そしてとうとうたびに出ることが出来ない自分に気づく。
そして、「自分は旅にでようと思えばできたのだ」「これが自分の人生なのだ」と後悔と自分を偽る日々を過ごすことになる。
やろうと考えたことを、理由をつけて行わなかった人々の後悔もそこには描かれます。

たとえば、子供の頃に旅をしたかったパン屋の店主。
まずはパン屋をはじめてお金を貯め、年をとってからアフリカに旅をしようと考えていますが、彼は「自分がやろうとしていることをいつでも実現 できること」に気づいていないわけです。
羊飼いになって旅をしようと考えたことがあったけれど、パン屋の店主は羊飼いよりもパン屋のほうが立派な仕事だと思い、結局は旅には出なかっ た。
自分がやりたいことよりも、人が自分をどう思うか。家を持たず外で寝なくてはならない羊飼いよりも、パン屋のほうが立派だと思ってくれるので はないか。そう考えているうちに、いつの間にか自分のやりたいことを忘れてしまうのです。
らくだ使いの言うように、「必要と希望を叶える能力さえあれば、未知を恐れる必要はない」のに、彼は未知を恐れてしまったのですね。

読み進めているうちに、やはりぼくも自分に訪ねてみたくなります。
「ぼくは、自分自身に正直か?自分を偽っていないか?なにか理由をつけて自分が行うべきことを先送りにしていないか?」と。

ぼくらの前には現実があり、ぼくらの中には理想があります。
理想を追求しようと考えても、ついつい現実を考えたとき、ぼくらは冒険に踏み出すことを躊躇してしまいます。
そして、時が過ぎたとき、こう思うのです。
「自分だって、やろうと思えばやれた」。

この本には人生とを旅するのに必要な「すべて」が詰まっており、1ページ1ページ、そこに書かれる言葉がずっしりと重く心に響く文章で埋め尽 くされた、素晴らしい一冊だと思います。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)Amazon書評・レビュー:アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)より
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No.221:
(5pt)

睡眠導入本

寝る前読むと2・3ページですぐに安眠できます(笑)とても良い本です。
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No.220:
(5pt)

ちょっと哲学

小説をよむのは久しぶりですが、人生とは何か、どう生きるか、といった哲学的な意味合いと、深い世界観を携えたすてきな物語でした。エメラルドタブレットも、リアル世界とシンクロしましたよ!
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No.219:
(5pt)

ご対応が速かったです

全く問題なく、迅速にご対応くださいました。
本も評価の通りでした。
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No.218:
(5pt)

すばらしい

読みやすく、いっきに読んでしましました。
大人の童話?的感じですか。
なんか、心が洗われた感じ。
もう、いいから、さっさと読んで!って感じですかね 笑
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No.217:
(4pt)

普遍的な哲学

普遍的な哲学ともいえないほど、簡単なこと、でも忘れてしまいがちな感覚、
これが、物語を通して語りかけてくる。
夢を持ってそれに邁進すれば、道は開ける。
そして、そう思う自分をいかにして、発見するか。
いかに、未来を信じる自分でいられるかだ。
それは、神にゆだねることと同じくらい重要なことなのだ。
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No.216:
(5pt)

ありがとう御座いました。

子供の頃の夢はなんだったか?凄く思い出したい。(ちなみに学生時代は音楽家だった。今でも少し音楽をやりたい気持ちはある。DJなら一人で出来るから良い。)なんだか忘れてしまった事が残念でならない。なにをするにも夢は必要だと思った。夢を持った事自体が導きの手であり、その手を引く事が、全宇宙から支えられ、助けられる一番の方法。現代の人間社会にある全てと言っても過言では無い情報は、夢をあきらめる方向に導いてしまう。
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No.215:
(5pt)

少年のひたむきな心

ちょっとふしぎな、大人の寓話。主人公の少年のまっすぐさが心地よいです。
もっとスピリチュアル系かと思いましたが、読んでみるとわざとらしい感じはせず、とてもいい話だと思いました。
世界的な超ベストセラーですし、一度読んでみる価値はあるかと思います。

同じ著者の作品を何冊か読んでみたのですが、やはりこの作品が一番いいですね。
デビュー作『星の巡礼』はかなり読みにくかったのですが、『アルケミスト』はまぐれかと思うほどよくできています。
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No.214:
(4pt)

果報は寝て待て。

夢を叶える為には、ただ待つだけではなく、今できる事・やるべき事を、淡々とこなすことが求められる。

自ら行動し、努力しなければ、前兆(チャンス)に気付くことすらできない、況してやGETは。

夢が実現する可能性があるから、人生は面白くも有り、虚しくも有り。

人は、自分が見たいと思うものしか見ず、また、見たいように世の中を見ているが、目の前で起こる全てのことに、意味がある。

心の声(直感)を聞き取れるように感性を磨き(鍛える程、精度UP)、今この一瞬一瞬を大切に(簡単に思えるものほど、難しい)。

数多ある誘惑に負けぬよう(後悔先に立たず)、鏡に向かって、この魔法の言葉を唱えよう 「なぜベストを尽くさないのか」(上田次郎)。
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No.213:
(5pt)

不朽の名作

数年前、インターン先の方に薦められて通読したものを、久々に読み返したくなったのでセール時にkindle版を購入。何度読んでも学びのある作品ですね。
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No.212:
(5pt)

今私は36歳、子供の頃に出会いたかった本です。鉛として役目を果たしたら金にならなければならないという言葉が心に突き刺さりました。
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No.211:
(4pt)

風のシーンがおもしろかった

少年が成長するための、一つ一つの過程は、勉強になりましたね。
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No.210:
(5pt)

パワーチャージ

興味を駆り立てるタイトルで、レビューを見ていても楽しそうだったから。
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No.209:
(5pt)

失い、探し、手にいれる少年の勇気の物語

砂漠にある貝殻の化石から、太古の海鳴りを聴くことかできる、そんな神秘的な感覚を思い起こしてくれる作品でした。
自分の中には、遠い過去から脈々と続いている何かがあり、あらゆる要素が内在している。自分の中にあらゆる要素が含有しているから、自分は何かになることができる。自分の声を信じ続ける本当の勇気があれば。
生きるために叶うと確約されない夢を諦めるのか、生きるために明日訪れるかもしれない夢を追い求め続けるのかの狭間で葛藤する少年。
少年が旅の果てに、何を本当に手に入れたか、お手にとって御覧になってみてください。人によっては思いやりの愛の物語であったり、箴言を星のように散りばめた啓蒙的な寓話であったり、私のように勇気の物語に映ったりするかもしれません。
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No.208:
(5pt)

心の中に輝く黄金

夢をみた少年はその夢を追ってみようと行動し始める。。
そんな童話タッチの物語ですが、自分の夢を追い求めるそのひたむきさに打たれます。
少年が本当に求めた宝とはなんだろうか。
夢を追ってあきらめない、その懸命さと共に自分の心に何かを問いたくなる物語です。

読む人ごとに思うことはきっと違うでしょう。
でも何かを心に引き起こさずにはいられない、そんな物語です。
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No.207:
(5pt)

宝探し・錬金術とは

世の中にはこんなにも意味のある世界なのかもしれません。
気づくこと、行動することをすれば、宝物はみつかる。
錬金術の意味。
小説の中の話なのに、現実にも多々あてはまるものがあり、
とてもいい本でした。
良い夢を見たような、そんな後味の小説です。
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No.206:
(4pt)

もう一度

大切な事が所々に散りばめられて書かれている。
もう一度読もう。
いや、多分何度か読まないと私にはなかなか腑に落ちないような。
でもそれが人生を、今を熱中して生きるってことに。。。
やっぱりもう一度読もう!
アルケミスト―夢を旅した少年Amazon書評・レビュー:アルケミスト―夢を旅した少年より
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No.205:
(5pt)

オールタイム ベスト小説100からセレクト

我ながら「アルケミスト」と「錬金術」が一致しなかったのはMMORPGプレーヤーとして失格ではありましたが、非常に良書へ巡り合う事が出来ました。

本書いわゆる抒情詩です。

>人生とはなにかという問題が羊飼いにとってそれほど大切だとは、想像したこともなかった。
個人的には、この一文が同書を要約しているように感じました。
人生を迷った時読んで欲しい一冊です。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)Amazon書評・レビュー:アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)より
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No.204:
(5pt)

中高生に読んで欲しい本の一つ

私が、この本を読んだのは、かなり前で、読んだ後に感動があった。
感動というか、英語で言うMOVE,心が動いた読後感であった。

何年か経ち、最近キンドル版が出ているのを知り、感動をもう一度と買い直した(私は本は読んだら売る派なので手元には資料的な本しかない)

読み直したが、あの時の感動は得られなかった。

もう私は、人生の中で良い事も悪いことも知り、しらっと嘘も言える大人になってしまった。
再読に耐えられない本ではなく、何度読んでも名作だろうが、私がねじまがってしまい、何を読んでもあまり感動しなくなったのだ。

児童期、青年期のときに、この本にぜひ巡り会って欲しい。

初期青年期(20代)でも構わない、初期青年期のこの世に存在しうる質問。

「愛することが出来るか?」

に、イエスと言える人間になってもらいたい。

毎度の毒舌だが。

本書を読んで、「ベロニカは死ぬことにした」に進まない方がいい。
映画化もされているが、ベロニカの方は、よりスピリチュアルで、感動は、「アルケミスト」だけにとどめおいた方がいい。
良い思い出にしたいのであれば。
アルケミスト―夢を旅した少年Amazon書評・レビュー:アルケミスト―夢を旅した少年より
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No.203:
(5pt)

大切なこと

周りの人の事を気にして、変化を起こせないでいる自分に、勇気をくれた一冊です(^_^ゞ

様々な前兆をどう読みといて、進んでいくのか、ワクワクしながら、あっという間に読み終わりました★

大切なことを学びながらの冒険、楽しかったです

結末まで書いてあるレビューは控えて欲しくもあります。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)Amazon書評・レビュー:アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)より
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