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(短編集)
東京バンドワゴン
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【この小説が収録されている参考書籍】
東京バンドワゴンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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「東京バンドワゴン」シリーズの4作目。 語り部のサチさんのルーツと、堀田家との縁が綴られている。 相変わらずのぶっ飛び設定で、登場人物全員が超人。 昭和レトロのアベンジャーズか。ひねくれ者の私は、そんな醒めた目で傍観しているのだが、何故か家族がいたく気に入ってしまい、次々と続編を注文するはめになっている。 側にあるからには手に取ってしまう、貧乏性の悲しいサガ。 もしかして、縁切りのきっかけをつかむために、読んでるのかもしれないなんて思ったりもする。 | ||||
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確かに、楽しいし、登場人物も魅力的。沁みる台詞も沢山あるし、一読の価値はあるんだろう。 だけど、みんなが思い通りに生きてる気がして、何となく僻んじゃうんだよね。冷めた自分の目線が、持たなくていいがもしれない、コンプレックスを感じてしまう。 | ||||
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他の方も言われてますが、サザエさんですね。 サザエさんを観たって、実生活に何の影響も及ぼさないし、人生観が変わるようなことは一切ない。 それと一緒で、0カロリーで読める小説という感じでした。 著者もそういう読み方を望んでるような感じがします。 | ||||
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内容は家族のことを書いていてアニメのサザエさんのようなもの。面白いのかと言われたら何とも微妙ではある。 | ||||
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キャスティングやり直して2時間ドラマでSPみたいな感じで季節事に放送するってのもいいのでは? 紺とサチさんの会話はカット無しで | ||||
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ドラマを見たあとで読んだため、わくわく感がちょっとなかったのですが面白かったです。 続きが気になります。 | ||||
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大家族というだけでもう、いろんな事が起こるよなぁ、 と思いながら読み進めました。 全く嫌な所は無いんです。 ただ、私にはすごく大好きな所も無かったです。 大家族を知らない人が、大家族に理想を乗せているような、 そんな気がしてしまいました・・・・・。 せっかく、良いキャラと良い設定なのに、と少し残念にも思いました。 みんなが良い人過ぎるのかな。 読後感は良いのに、いまいちのめり込む事は出来ませんでした。 大家族って、人それぞれだろうけど、もっと色々大変だよ?と思ってしまいました。 | ||||
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古き良き昭和を彷彿とさせる大家族のドタバタ群像劇です。 一つの確固たる筋があるわけではないので、ズシリとした読み応えはありませんが、家族のそれぞれのイベントが同時に進行しながら、最終的で各話ごとの大オチが語られるという展開はなかなかおもしろいです。あっちはどうなった、こっちはどうなったと振り回されるうち、気がつくとあっという間に読み終えてしまう。小説というよりはテレビドラマを見ている感じがしました。 ストーリーにはひねりも利いており、キャラクター付けが分かりやすいので、エンターテインメントとしてなかなかの逸品だと思います。幽霊になって家族を見つめるおばあちゃんが、ストーリーテラーの役を果たしていて、いいアクセントになっています。 | ||||
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多幸感に満ちた内容。 ひたれる世界が描かれているが、悪く言ってしまえば、それだけともいわれても仕方のない内容でもある。 第二章の「お嫁さんはなぜ泣くの」では、女性の微妙な感情をあまりにもあっさりと描いているのが気になる。 藍子とすずみ、花陽の関係は非常にデリケートなもので簡単に親しくなれるものなのだろうか。 リアリティがあまり感じられない。 ぶつかり合いがない。葛藤がない。 花陽がすずみに反感を抱いていたのは事情を知らなかったとすると設定として変なのだが。後々に種あかしがあるのだろうか。 それぞれの章ごとに小さな謎が仕掛けとしてあり、それが解かれるという構成になっているようだ。 そのあたりは物語のつくりとして学ぶべきものがあるとは思った。 というのが途中まで。 読了。 途中まで読んだ印象のまま読み終えた。 伏線と謎かけは常に意識してかかれているので退屈せずには読める。 各章は複数(だいたい二つという印象)の大きなエピソードで進む流れとなっている。 嫌な奴、怒る奴のいない世界。 破綻なくすすむのだが物足りなさはある。 このシリーズ、全編この調子なのだろうか。 まあ悪い話ではないので、 あと一冊読んでみようかな。 | ||||
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うーん。 東京バンドワゴンシリーズ名物のどたばた劇は、 こっちで動いてあっちで動いてそれが1つの結末になって一件落着! っていうのが持ち味だが今回は話が順々に進んで行くので あまり驚きもなく終わってしまった気がして残念だった。 ほかの3冊は、読後にぽかぽかしてやさしい気持ちになれたが この本だけはどうも消化不良だったので星3つ。 | ||||
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東京下町の古本屋『東京バンドワゴン』が舞台。家族4世代が同居していて、昔あったテレビドラマの『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』を思い出した。なんだか懐かしい感じがした。 語り手のサチの落ち着いた物言いが好感が持てた。 青の本当の母親が大女優だったり、みすずが本当は花陽と異母姉妹だったり、話ができすぎていて、少し興ざめしてしまう感は否めないが、全体的には読みやすくいい作品だったと思う。 | ||||
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読み進むにつれて面白くなった。 愛すべきキャラとストーリーは良かった。 でも、これはほんとドラマの脚本。 小説ではない。なにしろ文章力が、、、。 ドラマ化したらテレビで見れば良い。 ドラマ化は希望。 | ||||
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70代の亡くなった祖母を語り手に古本屋を営む彼女の家族の話だが、小路幸也のこれまでの作風と文体を変えてきた。 落語を好きな人には愉しめる。 | ||||
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登場人物の多さ、設定の安易さに最初はちょっとたじろぐ。 だけど、この世界が居心地良いのは確かで、 毎章ごとの謎解きは物足りないもののお話としては 楽しめるレベルになっている。 どこかで読んだ事のあるような、あるいはいつか見たことのある ドラマのようなそんな話なんだけど、それが不快かというと そうでもない。それが作者の狙いなのかもしれない。 自分がプロデューサーになったつもりで、各登場人物に 役者を当てていく作業も楽しいだろう。 | ||||
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東京の下町にある老舗の古書店を舞台に、悲喜こもごもの人情噺を、情緒あふれる 家並にふさわしい登場人物たちが鮮やかに織り上げる、エピソードの数々。 一徹な親父、奔放なロッカーの倅。三人の孫は真面目にちょっと軽いのと、 あとはシングルマザー。 登場人物の性格付けは、なかなか考えてあってご苦労様と言いたい。 一見バラバラで破綻しそうな家族だが、著者の手腕によって見事にまとまり、 面白そうなことには皆が首を突っ込みたがり、トラブルに対しては結構真面目に 解決の道を探る。 出てくる人はみんな良い人で、昔の「お笑い三人組」や「一丁目一番地」的感じ。 「なんじゃ?それ。」とおっしゃる向きには「オールウェイズ三丁目の夕日」と 言った方が分かりやすいかも。 古書店だけに、みんな結構インテリで実は真面目なのがちょっと面白みに欠けるかな、 という嫌いはあるが、誰もが嫌いではない世界だろう。 そういう意味では、安心して読める一冊だ。 | ||||
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