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空を見上げる古い歌を口ずさむ
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空を見上げる古い歌を口ずさむの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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「のっぺらぼう」というオビ文にひかれて 中身も見ずに購入。 ノスタルジックな感動作的な 雰囲気で売ってたけど、 誰が犯人なんだろう・・・と 考えながらよみ進めるミステリーだった。 で、最後の最後で、 まるで恩田陸のSFミステリーのようなオチ。 これはこれで、楽しかったけど。 | ||||
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「のっぺらぼう」というオビ文にひかれて 中身も見ずに購入。 ノスタルジックな感動作的な 雰囲気で売ってたけど、 誰が犯人なんだろう・・・と 考えながらよみ進めるミステリーだった。 で、最後の最後で、 まるで恩田陸のSFミステリーのようなオチ。 これはこれで、楽しかったけど。 | ||||
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恋愛ものかと思ったらミステリー?ファンタジー? 小学生の息子が「みんなの顔がのっぺらぼうに見える」と言い出した。 そのとき僕は20年前にいなくなった兄に連絡しなくては、と思った。 なぜなら兄がそう言ったからだ。 誰かが「のっぺらぼうに見える」と言ったら俺に連絡しろ、と。 その後、僕の家にやってきた兄は 彼が家を出た理由を語りはじめる。 兄は息子と同じように人の顔がのっぺらぼうに見えるのだった。 なぜ? その理由を話し出す兄。 そして事実が明らかになっていく。 本当にファンタジーなんだけど、 ちょっとミステリー仕立てで 読んでいてかなり面白く感じられた。 それまで小路さんの作品は 『東京バンドワゴン』と『東京公園』しか読んでいなかったので その作風の違いに驚きましたが、 でも、面白いものは面白いんですよね。 人の顔がのっぺらぼうに見える。 その背後に隠された事実。 微妙に展開が読めそうな感じもしますが、 最後まで一気に読めましたね。 ものすごく悲しい事実なのに、 淡々とした感じが、余計に静かな怖さ、を引き出しているような気がしました。 | ||||
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恋愛ものかと思ったらミステリー?ファンタジー? 小学生の息子が「みんなの顔がのっぺらぼうに見える」と言い出した。 そのとき僕は20年前にいなくなった兄に連絡しなくては、と思った。 なぜなら兄がそう言ったからだ。 誰かが「のっぺらぼうに見える」と言ったら俺に連絡しろ、と。 その後、僕の家にやってきた兄は 彼が家を出た理由を語りはじめる。 兄は息子と同じように人の顔がのっぺらぼうに見えるのだった。 なぜ? その理由を話し出す兄。 そして事実が明らかになっていく。 本当にファンタジーなんだけど、 ちょっとミステリー仕立てで 読んでいてかなり面白く感じられた。 それまで小路さんの作品は 『東京バンドワゴン』と『東京公園』しか読んでいなかったので その作風の違いに驚きましたが、 でも、面白いものは面白いんですよね。 人の顔がのっぺらぼうに見える。 その背後に隠された事実。 微妙に展開が読めそうな感じもしますが、 最後まで一気に読めましたね。 ものすごく悲しい事実なのに、 淡々とした感じが、余計に静かな怖さ、を引き出しているような気がしました。 | ||||
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テスト期間にも関わらず、一気読みしてしまいました。 パルプ町でののっぺらぼう現象。 非現実的なんだけど、引き込まれます。 「誰かがのっぺらぼうを見るようになったら呼んでくれ」 といって家を出たお兄さんのお話です。 面白いので、読んでみて下さい。 | ||||
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カラフルなカバーと冒頭に惹かれて手にとってみました。凌一の息子・彰と同じ「のっぺらぼう」の症状(?)を持つ凌一のお兄さんの視点から過去を語るような形で話が進んでいきます。普段普通の日常的な話ばかり読んでいた私にとって、こういう非現実的な話は目新しく、最後までワクワクしながら読むことが出来ました。先の展開が全く読めないところが良かったです。友達や家族、近所の人たちの存在の温かさ、有難さを改めて感じさせられる作品でもあります。最後、全てが明らかになるところがよく解らなくてやや残念でしたが、最後までスリリングで、ちょっと不思議な雰囲気を楽しめました。 | ||||
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カラフルなカバーと冒頭に惹かれて手にとってみました。 凌一の息子・彰と同じ「のっぺらぼう」の症状(?)を持つ凌一のお兄さんの視点から過去を語るような形で話が進んでいきます。 普段普通の日常的な話ばかり読んでいた私にとって、こういう非現実的な話は目新しく、最後までワクワクしながら読むことが出来ました。 先の展開が全く読めないところが良かったです。 友達や家族、近所の人たちの存在の温かさ、有難さを改めて感じさせられる作品でもあります。 最後、全てが明らかになるところがよく解らなくてやや残念でしたが、最後までスリリングで、ちょっと不思議な雰囲気を楽しめました。 | ||||
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20年も姿を隠したままの兄との再会によって、謎が解きあかされていきます。「ぼく」・凌一が出だしを語りますが、ほとんどは兄・恭一(39歳)のモノローグによって、一部始終が語られていきます。“のっぺらぼう”がキーワード。そこに、かつて住んだ町での不可解な出来事が重ねられて、謎が謎を呼び、最後まで引っぱっていきます。当然、子供時代の話ということになり、時代は昭和30年代~40年代に設定されています。どこかノスタルジックで、のんびりしたトーンが、却って好ましく思えました。(これは、私が生まれ育った時代と重なっていて、理解しやすかったせいかもしれませんが)一風変わった町で、起こる事件。しかし、昭和30~40年代の頃なんて、本当にまだ、どこもよそに対しては閉鎖的な感じだったことを考えれば、この物語の町の性格は、不思議でも何でもなく、小路氏はよく特徴を掴んでいると思います。兄の語りが、読み手を引っぱっていくのですが、謎解きにかかって、少し性急な感を受けます。謎に関わる者が「三者」である、としかここでは言えないのですが、その三者を読み手が理解するための、兄の語りが、少々回りくどいのかもしれません。が、心優しく、愛や人を信じる気持ちが真っ直ぐで、“謎”に関すること以外は歪んだところのない、この『空を見上げる古い歌を口ずさむ』は、ほっと温かな気持ちを連れてきました。次に繋がる伏線の要素もうまいですね。 | ||||
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皆の顔がのっぺらぼうに見えるって、どういうことだろう…まず初めにそのことについて考えてみました。話の展開が少しわかりにくいなーと感じるところもありましたが、とても不思議な感覚にとらわれ、夢中になって読んでいました。最後の締めくくり方がイマイチはっきりとせず、少し難しくも感じました。しかし、とても興味を持ったまま最後まで読むことが出来ました。普通とは少し違った雰囲気を醸し出しているので、普通のストーリーに飽きてしまった、という人にオススメしたい一冊です! | ||||
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なんなんだろう、とにかく読みやすかったです。書き方が独特なのかな?内容はとくにコレといって新しいわけでもないかもしれないんですが、とにかく読みやすかった。そして想像が働いた作品だと思います。大人でも子供でも楽しめそうな一冊。ちなみに続編もあるので、そちらといっしょに読むといいかも。私は続編を読んでまた読み返したくなりました。(笑) | ||||
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