フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人

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評判

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人の評価:

3.44/5点 レビュー 36件。 D ランク

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平均点3.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(3pt)

ミステリ?×文学?×ライトノベル?

正直この小説を読んで面白いと言える人間は余程ひねくれているか、
既存の物語の形式に飽き飽きしていると思う。
最後まで読んで小説を壁に投げつけるのが普通の反応な気がする。
理由はこの小説がどのジャンルの文法にも属していないからだと思われる。
ミステリかと思いきや事件の謎を謎とすることもなく、
読者の期待を裏切る前に形成させておく予想すら立てさせない。
ライトノベル的なキャラクタ造詣をするかと思えば、主人公が文学的に苦悩する。
文学かと思いきや反則的とも感じられるオチで読者の視界をぐらつかせる。
どれかのジャンルにある程度習熟してから他のジャンルの要素を取り入れるならわかるが、
作者はどのジャンルに習熟しているわけでもないと思う。
そのせいで怪奇小説ならぬ、どれも半端な奇形小説になっているというのが正直な感想。
面白さ基準で言えば星二つが妥当な気もするが、
他の小説にはない眩暈を感じさせてくれるのも事実なので星三つ。
ただこのクレイジーな小説を出発点とする作者の将来期待は星五つ。
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)より
4062753197
No.18
(3pt)

著者はヲタクなのでしょうね。

カバーの折り返し部にこんな文句がある『本書は「ああっお兄ちゃーん」という方に最適です(嘘)。」
何が(嘘)なものか。「何だか通い妻みたいだね」と言って兄の家に押しかけて朝食をつくる妹を登場させておいて。下品な言い方になるけれども、著者は明らかにドSのロリコンだ。本書を読めばわかる。主人公を通して著者は自分の欲望を満たし、主人公を打ちのめすことで懺悔の代わりにしているように見える。
レイプされ自殺してしまった妹。兄は復讐のためにレイプ犯の娘を拉致監禁する、というのが大まかな内容だが、要素として予知能力、地方信仰、猟奇殺人などオカルト的なものが多分に含まれていて、そのあまりの濃さに胸焼けするほどだった。
こんなに色々詰め込み、話も方々に展開させておいて最後はきちんとオチるのだろうかと心配していたが、何のことはない。ラストでは下手な推理ドラマみたく当事者の真相告白大会になり、全て収まるところに収まってしまった。なんだかなー…。
描写がグロいこともあり、読後どっと疲れる作品だがメフィスト系デビュー作としては秀作の部類に入るのではないだろうか。それが正直な感想だ。
フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)より
4061821962
No.17
(2pt)

好きに書いたという感じで

軽い語り口で読者をいらいらさせる。残酷、陰湿な展開があるわけだが、想像の範囲内で、リアリティは皆無。
連続殺人犯が出てくるが、まず現実には前例のない話だ。この小説に書かれる異常者は現実には到底現れそうにない。
所詮人物などは作者のキャラクターであり、漫画であると痛感させられる。話の展開は短絡的で、深い意味がない。スーパーナチュラルの要素が出てくるが、はっきりいっていらないと思う。
自分の求めている作品と違い、得るものもなかった。がっかりだ。あらすじを読んで期待したのがいけなかったんだろうが。
フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: フリッカー式 <鏡公彦にうってつけの殺人 > (講談社文庫)より
4062753197
No.16
(5pt)

暗黒の新青春エンタ

舞城王太郎、西尾維新に挟まれ一時期はまるで目立たずにいたように思われた佐藤友哉にも、再評価の気運が高まってきた。読者よ、おそれずに手に取れ。本書――フリッカー式を。突如、自殺した妹、佐奈。兄の公彦は妹をレイプした者たちへの復讐を開始する。一方では少女を狙った連続殺人鬼、突き刺しジャックが世間を騒がせており、その突き刺しジャックと視界が接続してしまう奇病(?)をもつ少女、明日美の話が語られる。メフィスト賞にふさわしき破天荒な設定で綴られる暗黒の鏡家サーガ。文体の完成度では舞城に劣り、ラノベ的美少女ゲーム的世界観の構築では西尾におよばない故か、まだ大きな話題を呼ばないユヤタン(作者の愛称)だが、ブレイク間近なのは間違いない。
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4062753197
No.15
(5pt)

ついに文庫化

とうとうあの佐藤友哉のメフィスト賞受賞作が文庫化!
内容は、私は楽しめましたが、好き嫌いが分かれる本だと思います。
特に、トリックに論理性を求める方はご注意ください。
最後の展開には驚かされますよ。
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4062753197
No.14
(3pt)

オチがちょっとね

妹のレイプシーンを撮影したビデオを見せられて発狂する主人公。
妹を犯した男達の顔は覚えてはいるが、なぜか彼らに対しては直接手を下さない。主人公は彼らの娘達に照準を定め、犯行を計画する。
救いようのないストーリー。そしてどこか狂ってるキャラクター達。こういう作品大好きですね。そしてこれは個人的な事なんですけど、この作者の用いる文体は非常に好みですね・!
この作品、猟奇的な人物が数人登場していて、度々視点が変わります。それが面白いです。
で、後半になってそれらの人物の視点が徐々に収束されていくんですけど肝心のオチが・・・それをオチにしたらどうにでもなるじゃんよって感じで、非常に残念でした。
ラストに至るまでの過程は非常に素晴らしいものがあったのですが、オチはどうしても納得できませんでした。
だけど自分好みの文章を書く作者なので、他の作品を読んでみたいと思います。('-,_ω-`)プッ
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4061821962
No.13
(2pt)

アニメ世代が描いた異形のミステリと言えるのでは?

私の印象はさらに壊れた浦賀和宏小説というところです。
(きっとこの作者にとっては壊れたは最大の賛辞なんだと思います。)
登場人物がもはや人間らしさを感じない。そういう作品なんでしょうが、私は生理的に受け付けませんでした。
人間ではないものの犯罪動機、そのプロットがミステリーとしてのアクロバティックさを演出しているような気はします。
アニメ世代が描いた異形のミステリと言えるのでは?
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4061821962
No.12
(2pt)

なんかこの人危ないかも・・・

関わりたくないけど見てしまう人間の心理この人なんか危なぁと気配を感じ、遠めに覗きたい人そんな方にこの本いいと思います兄と妹の萌え、殺人、低いレベルの題材なのに最後まで読めるのはその危ない人の気配が充満してるから・・・
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4061821962
No.11
(3pt)

あれ? 

 何だろう? この微妙なつまらなさは。この作者は僕の好きになりそうな要素を全て備えているはずなのに、このつまらなさは。 西尾維新があまりに面白く、それに触発され佐藤友哉を読んだが、何だか期待はずれ。あまりにオタク発言が多いからだろうか? ストーリー自体が全然好みじゃないからだろうか? いくらなんでも、そのオチはないだろう、と一瞬思ってしまったのが駄目なのか。 駄目だ、理由が多すぎる。いつか、本当に花開くときを待とう
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4061821962
No.10
(4pt)

後味最悪(褒め言葉として)

やっぱりメフィスト賞の作品っていうのはクセモノだと実感。妹が自殺。公彦の前に現れた男が見せたものは、妹がレイプされた場面。普通のミステリならば、なぜレイプされたのか、男達は何者なのか…みたいな方向へ行くのだろうが、この作品ではそうではなくて、そのレイプ犯の娘達を監禁するという復讐劇へと話が展開。そして並行して起きる突き刺しジャックによる連続殺人事件と、その現場が見える公彦の幼馴染・明日美も絡んできて…。後味は最悪だし、ギャグ(?)もマニアック。ネタバラシもある意味では唐突で、しかも多少、ご都合主義的な感がないでもない。が、なぜか後を引く魅力があるのも確か。明らかに万人向けではないのだけれども、好きな人はとことん好きになる素養はあるのはわかる…気がする。そんな感想を持った。
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4061821962
No.9
(5pt)

さいっこーのイカレ具合

ちょっと登場する漫画なんぞを知ってると。にやりと口の端で笑ってしまう。そんな話。大塚英志が絶賛するのも頷ける。だって、イカレてる。このイカレ具合がまたたまらなく癖になる。それにしても。何でこんな作品が書けるんだか。90年代を消費?ああ、確かに。マニアックなネタで笑ってしまう私は。彼等の世界に足を踏み入れているのだろう。内容について言及すると、これまたおかしな世界だ。現実から乖離しすぎているから、逆に手を触れたくなるのだろう。人間、近い存在には意外と手は触れない。手を伸ばした先にあるのは。地獄?天国?どっちでもいいさ。お気に召すままに。本書に適応できるのは。多重人格探偵サイコが好きだとか、渡辺浩弐が好きだとか。そんな人だろう。
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4061821962
No.8
(5pt)

どろどろだらだらな作品っすね。

レビュータイトル通り、さっさと言うとドロドロだらだらな作品でした。「ヲタク作者」な佐藤さんの作品3部作の第1作目。偶然目に入ったのを図書館で適当に借りた中にあった本でした。(笑変な期待がなかった分、スラスラ読めました。最後が何ともすっきりしてないのが気に掛かるけど非ミステリ好きの方が面白く読めると思いますよ?余談ですが、佐藤作品の男性って何でこんなんしか居ないんでしょうかね?
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4061821962
No.7
(4pt)

気持ち悪くてサイコー

こんな後味の悪さは久々です。同人誌とかギャルゲーの気持ち悪さってこんな感じですか?ペドフィリア、ネクロフィリア、インセスト、とくれば、『アッシュベイビー』(読んでないけど)ですか?『青春と変態』『ミュータント花子』(会田誠) も良いですよ。でも、最後はなんだか、『狂い咲きサンダーロード』あるいは『アカルイミライ』または『ゆきゆきて、神軍』みたいなポジティブさ?狂ったまんまでゴー!
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4061821962
No.6
(2pt)

評価ほどでは!?

何かの雑誌で評価が良かったし変わってそうだったので購入してみたが低脳な私には理解不能・・・(それ以前に脇役の名前も凝りすぎていて読めないし)自分的には古本屋で購入すれば良かったという思いです。
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4061821962
No.5
(4pt)

せっかく壊れてあげたのに君ってやつは。

読破した時に訪れたのはビミョーな心境風景僅かに吐き気。ここまで後味が悪い小説は逆に珍しい(笑)。本書のサブタイトル、「鏡公彦にうってつけの殺人」。少し人をクったような感じの文体が可愛さ余って奇妙さ3乗というか、この本自体をうまいこと包容した?ああ、その通りだね。と笑い飛ばしたくなるような如実さ?如何せん昨日読了したばかりなので登場人物たちのキチガイが感染して自分でも何を言っているかわかりませんが(笑)。この小説、ぶっちゃけ一般受けするかどうかはわかりません。なぜって、何ですかこのヲタな描写は。台詞は。思わず作者の写真を眺めてしまいましたよ(笑)。20歳でこれか、と。そしてこれがメフィスト賞受賞作か、と。いや、悪い意味ではなく(笑)。やたらとカッコの中で笑ってますが、気にしないで下さい。まだ毒されているのかもしれません。しかし、最後の一行でそれまでの絶望的なオチからなんとなく救われた感があります。これはどっちかというと「ああっ、妹ー」という方に最適なのでは?まあ、冗談ですが(笑)。ハッピーエンドとは言えません。ただ、どこかオカしいハッピーエンド。救いようがないハッピーエンド。どうぞ召し上がれ。どこにでもある、最高の毒を。
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4061821962
No.4
(4pt)

無題

ある企みがあって、それを本来なら脇役になりそうなキャラの視点で描いてあるところが、なんとも不思議な感じの小説。妹の死因については、ある程度ミステリを読みなれている人ならすぐわかってしまうのが少々残念なところでしょうか。しかし登場人物が総じてこわれていて、そんなキャラたちのおりなす物語は思いもよらない終着点にたどりつきます。新しいものや、ガツンとくるものが読みたい人におすすめです。
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4061821962
No.3
(5pt)

無題

ずっと足りなかった精神の一部に、この本を読むことで漸く出会えました。友哉さんの本は全てシンクロ率が高くて好きです。一度読んだら次の作品を読みたくなる麻薬効果。鏡家という名のコールタールから抜け出せない。読んでいる間の恍惚感はなにものにも変えられない快楽。「フリッカー式」、是非お勧めします。読了後はもっと友哉さんの世界が読みたくなりますよ。
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4061821962
No.2
(5pt)

壊れた玩具がぼくたちの世界だから

凄いショックを受けた。2001年、裏ベスト1。「2001年のライ麦畑でつかまえて(暗黒バージョン)」 って感じっすよ!いきなり萌えな妹が「おにーちゃん、おは」と合鍵を使って入ってくるオープニングからすでに壊れていて、モードが小説じゃなくて、ギャルゲー。が、この萌え妹が自殺。現れた男が見せるビデオは、妹のレイプ盗撮ビデオ。始まるのは復讐劇。レイプ男の娘たちを拉致監禁する主人公。 出てくる奴等が、みなキャラクターでありすぎるほどキャラクター。ケロちゃん×さくらちゃんの鬼畜同人なんか描いてるの姉、しかも予知能力あり、ときたもんだ!拉致監禁している主人公がピュアに描かれる構造は、 うそ世界の上にグラグラと積み上げられた妄想サブカル世界で、穢れをしらぬ少女を壊していく酷いギャルゲーそのもので、でも、それがぼくたちの現実だと叫ぶキャラが自分の中にいる気がしたり。そして、怒涛の展開と、場外乱闘のような結末。 万人にオススメはできないが、一点突破の衝撃力が巨大。
フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)より
4061821962
No.1
(4pt)

これは21世紀の小説だ!

なんだろうか、この文体は。このある種不愉快になりそうな文体は、だがしかし読み進むうちに心地よく快感となって読者に迫ってくるはずだ。 日本で、恐らく最も若い小説家であろうが、この著者のこの感覚は末恐ろしい気がする。ついに新たな時代の小説家誕生を予感させる作品が出た。
フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)より
4061821962