■スポンサードリンク


恋する組長



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
恋する組長
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)

恋する組長の評価: 3.75/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

恋する組長

“おれ”は、東西の指定広域暴力団と地場の組織が鎬を削る街に事務所を開く私立探偵。やくざと警察の間で綱渡りしつつ、泡銭を掠め取る日々だ。泣く子も黙る組長からは愛犬探しを、強面の悪徳刑事からは妻の浮気調査を押しつけられて……。しょぼい仕事かと思えば、その先には、思いがけない事件が待ち受けていた!
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.7:
(3pt)

まあまあでした

軽くて、流し読みにはいいかも。心に響かないので星3つです
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.6:
(3pt)

完全な著者買い

東・西及び地場ヤクザに半堅気の私立探偵と電話番の女事務員と言えば、
ナニワ・ノワールの怪作『疫病神シリーズ』(黒川博行)を思い出すが、
こちらは至ってライトなソフト・ボイルド連作集。

タイトルからして大して期待はしていなかったが、可も無く不可もない出来栄え。完全な著者買い。
可能な限り虚飾を排した骨太の山岳小説『還るべき場所』の著者であり、絶滅危惧種とも言える冒険小説の孤塁を独り、
いや樋口明雄と二人で守る貴重な書き手である。

偶にはこういうのも良いが、著者には古臭くて、分厚く、ストレートな作品を書き続けてほしい!!
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.5:
(4pt)

ソフトハードボイル小説

冷酷だがどこか愛嬌のある東西の広域暴力団と地場の暴力団の組長、フィリピン人妻に熱愛の汚職刑事、双方から脅かされたり、頼りにされる貧乏探偵の物語。組長のインテリ若頭や、はすっぱだけど意外と純真な事務所のアシスタント、お金に執着する和尚等、探偵と組長以外も個性的。6編の短編構成となっているが、それぞれに意外な展開やオチもあり飽きずに読める。
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.4:
(5pt)

爆笑間違いなし!

電車の中で読んでいた私は、何度声を出して笑いそうになったことか。車中で一人にやつく怪しい女、それは私でした(^^ゞ軽快な文体に、おもしろ可笑しい会話の連続。個性的な登場人物の面々も魅力的。笹本稜平作品初体験にして、私的にはかなりの大受けだった。
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.3:
(4pt)

笑えるハードボイルド

私もタイトルに惹かれて手にした一人ですが、期待を裏切らない、いやそれ以上に面白い作品でした。主な取引先が暴力団というアコギな探偵「おれ」に舞い込む、おかしな6つの依頼。虎のように恐ろしい組長からは行方不明になった愛犬「ベルちゃん」を捜してくれと頼まれ、ド近眼のインテリヤクザからは一年前に死んだ筈のムショ仲間が幽霊になって現れると相談され、ゴリラ顔の悪徳刑事からは愛妻の浮気調査を頼まれ、頬に傷のある絵に描いたようなヤクザ顔の組長からは一目ぼれした女性との仲を取り持つように頼まれ...もう先の予測不能のとんでもない依頼ばかり。もちろんちゃんとそれなりの顛末も用意されていて、どの話も良く出来てました。一つだけ難を言えば、主人公のキャラをもっと強く出しても良かったのでは...と言うより脇役のヤクザ達やゴリラ顔の刑事や電話番の女や生臭坊主などの面々のキャラの方が強烈過ぎて、時に主人公よりも目だってしまっていたような感じを受けました。これで主人公のキャラが際立っていたら、文句無く五つ星です。なので、評価は限りなく五つに近い四つ星です。
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.2:
(4pt)

女性受けするタイトルと内容

本屋でこのタイトルだけで立ち止まった女性はけして少なくないのでは。「恋する組長」・・・「恋する組長」もう、かなり、絶対!可愛い!組長にはダークな仕事より、ぜひ恋をしていて欲しいものです。内容もくたびれたヤクザのような探偵のもとに転がり込んでくるあれこれですが、人情味があり読みやすかったです。持ち込まれてくる依頼は手に汗握るという話ではありませんが、登場人物がみなひとくせ、ふたくせあってそれぞれに魅力的です。面白いと思いこの作者さんの「太平洋の薔薇」を読み今度は完全にはまりました。どの話もスケールが大きく緻密かつ大胆、でも、一番の魅力は人物描写の暖かさではないかと思います。それらの作品からはいったファンには「恋する組長」はやや物足りなさが残ると思いますが、「天空への回廊」や「フォックス・ストーン」には手が伸びにくい女性ファン層を確実に広げた作品だと思います。
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X
No.1:
(4pt)

ハードボイルドというよりコミカル

この人の本ははじめて読んだが、面白かった。主人公の探偵、女子事務員、対立する3つの暴力団員たち、悪徳刑事といった個性的な登場人物がとある田舎街で「そんなことあるのか?」といった珍妙な事件や難問を引き起こす。この解決が飯の種の探偵は、しくじったら命がないというプレッシャーにもめげず、なんとか解決する姿がおもしろく、よくできていると思う。なお内容紹介に「ハードボイルド」とあるが、むしろ「コミカル」。おもろいジョーク表現がたっぷりでたくさんネタがもらえた。くそ暑い夜の気分転換にどうぞ。 ○面白表現/福沢諭吉の大脱走(お金が出て行くさま)/(和尚がキャバクラ遊びを攻められると)それも功徳だよ。わしは現世の観音様に喜捨しとるんだ。/(暴力団に海底に沈められたのか)漁港に揚がるタイやヒラメが美味くなったとの評判もたっている などなど
恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)Amazon書評・レビュー:恋する組長 (光文社文庫 さ 21-7)より
433474740X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!