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もう誘拐なんてしない
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もう誘拐なんてしないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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『謎解きはディナーのあとで』で本屋大賞を受賞した著者の本に、初挑戦しました。 おもしろいです、これ。 登場人物の会話の中には笑いあり、謎解きあり、涙あり……いや、涙はあまりないかも。 著者の趣味なんでしょうが、野球ネタや下関・門司などのご当地ネタが多数盛り込んであって、知る人はニヤリと笑えるんでしょうね。 (私はあまりその辺りの地理に疎いのでけっこう読み飛ばしてしまいましたが。) ぜひ著者の他の作品にも手を広げてみようと思いました。 | ||||
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ほんの手助けのつもりで関わった女子高生が、実は組長の娘だと分かり・・・狂言誘拐へとお話が続いていきます。 ミステリーというかサスペンス作品ではあるのですが、とてもユーモア溢れる展開で楽しめます。 それでもって、少し恋愛要素もあり。いろいろ詰め込んだ感じです。 でも、意外にマッチしていて最後までわくわく読めました。 良かったですよ。 | ||||
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ほんの手助けのつもりで関わった女子高生が、実は組長の娘だと分かり・・・狂言誘拐へとお話が続いていきます。 ミステリーというかサスペンス作品ではあるのですが、とてもユーモア溢れる展開で楽しめます。 それでもって、少し恋愛要素もあり。いろいろ詰め込んだ感じです。 でも、意外にマッチしていて最後までわくわく読めました。 良かったですよ。 | ||||
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普通の小説かなと。 脱力系?ユーモア系?というジャンルのミステリーらしいのですが得になにも響かなかったです。 個人的な私見としては、激ダークでどっぷり世界観に浸れる作品を好むので相性が悪かったりタイプ違いもあるとは思うんですが……… 『笑わせよう!』と狙っている様に見える箇所も、せいぜい『クスっ』と含み笑い未遂位までしか起きませんでした。 何処か、惜しい作品だという感想です。 | ||||
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普通の小説かなと。 脱力系?ユーモア系?というジャンルのミステリーらしいのですが得になにも響かなかったです。 個人的な私見としては、激ダークでどっぷり世界観に浸れる作品を好むので相性が悪かったりタイプ違いもあるとは思うんですが……… 『笑わせよう!』と狙っている様に見える箇所も、せいぜい『クスっ』と含み笑い未遂位までしか起きませんでした。 何処か、惜しい作品だという感想です。 | ||||
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登場人物はマンガやゲームで出てくるような愛すべきキャラが満載。 頼りない組長としっかりした長女、組長の父に溺愛されている次女、 おとぼけ組員、次女を守るヒーローな?主人公など。 キャラ同士の掛け合いは漫才のようにギャグが飛び交い、 思わず、フフフって笑ってしまった。 しかも場面切り替えのテンポが速いので、飽きないで最後まで いっきに読み切った。 念のため、推理小説なので、推理のネタももちろんある。 これから連載できそうな終わり方なので、この主人公で話が続くのか楽しみ。 | ||||
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登場人物はマンガやゲームで出てくるような愛すべきキャラが満載。 頼りない組長としっかりした長女、組長の父に溺愛されている次女、 おとぼけ組員、次女を守るヒーローな?主人公など。 キャラ同士の掛け合いは漫才のようにギャグが飛び交い、 思わず、フフフって笑ってしまった。 しかも場面切り替えのテンポが速いので、飽きないで最後まで いっきに読み切った。 念のため、推理小説なので、推理のネタももちろんある。 これから連載できそうな終わり方なので、この主人公で話が続くのか楽しみ。 | ||||
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夏休みに、先輩からたこ焼きの屋台を借りて バイトをしていた下関の大学生・樽井翔太郎。 ある日、九州の門司港で営業していた翔太郎は、成り行きで、 ヤクザの組長の娘だという女子高生・花園絵里香と知り合う。 絵里香には、離れて暮らす離婚した母と、重病の妹がいるのだが、その妹 の手術費用を、父親である組長が援助することは期待できないのだという。 翔太郎と絵里香、そして翔太郎の先輩である甲本の三人は、手術費用を得るため、 絵里香を誘拐した態にして、組長から身代金をせしめる、狂言誘拐を行ったのだが……。 誘拐ミステリの最大の見せ場ともいえる、身代金受け渡しのハウダニットが秀逸。 現場のロケーションを活かすことによって心理的盲点を巧みにつくり出しています。 そして何より、そのトリックが、狂言誘拐の裏で秘かに進行して いた事件の“仕込み”に過ぎなかった、という点に唸らされます。 狂言誘拐が終了した段階で発動するギミックとして、なかなかよくできています (そのたくらみを見破るための手がかり――“海”という場ならではの――も巧妙)。 結末が尻切れトンボで、投げっぱなしで終わった点もいくつか目につきますが、 誘拐をテーマにしたユーモアミステリとして、十分楽しめる佳作だと思います。 | ||||
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夏休みに、先輩からたこ焼きの屋台を借りて バイトをしていた下関の大学生・樽井翔太郎。 ある日、九州の門司港で営業していた翔太郎は、成り行きで、 ヤクザの組長の娘だという女子高生・花園絵里香と知り合う。 絵里香には、離れて暮らす離婚した母と、重病の妹がいるのだが、その妹 の手術費用を、父親である組長が援助することは期待できないのだという。 翔太郎と絵里香、そして翔太郎の先輩である甲本の三人は、手術費用を得るため、 絵里香を誘拐した態にして、組長から身代金をせしめる、狂言誘拐を行ったのだが……。 誘拐ミステリの最大の見せ場ともいえる、身代金受け渡しのハウダニットが秀逸。 現場のロケーションを活かすことによって心理的盲点を巧みにつくり出しています。 そして何より、そのトリックが、狂言誘拐の裏で秘かに進行して いた事件の“仕込み”に過ぎなかった、という点に唸らされます。 狂言誘拐が終了した段階で発動するギミックとして、なかなかよくできています (そのたくらみを見破るための手がかり――“海”という場ならではの――も巧妙)。 結末が尻切れトンボで、投げっぱなしで終わった点もいくつか目につきますが、 誘拐をテーマにしたユーモアミステリとして、十分楽しめる佳作だと思います。 | ||||
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最初から最後まで笑わせていただきました。 と言ってもさりげないギャグが進みながらも中身はきちんと伏線が張られている立派な推理小説としても楽しめるという一冊で二度美味しい本です。 とにかく楽しみたいという人にはおススメ。 | ||||
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最初から最後まで笑わせていただきました。 と言ってもさりげないギャグが進みながらも中身はきちんと伏線が張られている立派な推理小説としても楽しめるという一冊で二度美味しい本です。 とにかく楽しみたいという人にはおススメ。 | ||||
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「とにかく最初の30頁だけでも立ち読みしてみて!」みたいな帯文句があるが、それだとゆるめのユーモアミステリとしか判断されないのではないだろうか。話はここまでは類型的だし。もしそこで迷っている人がいたら、ここからもっともっと面白くなりますと言ってあげたい。 ぐっと盛り上がってくるのはまさに30頁以降、視点が花園組サイドとのカットバックになってからで、身代金受渡しのトリックはシンプルで豪快、その後のツイストも鮮やかだ。特徴的なのは珍しく背景を実在地名で固めていることもあって、ロマンティックな映像効果が効いていること。真夜中の海峡が眼前に浮かぶようだ。それもあって、二組の男女をもう一刷毛だけ描きこんでおいたら余情とユーモアを兼ね備えた理想のミステリになったのになあと残念に思う。エピローグ抜きでスッパリ断ち切ったラストも生きただろうに(しかし実際こりゃ事件の収拾つけるだけであと1冊分かかりそうだが。超人的に的はずれな警部とか登場させたりして)。 | ||||
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「とにかく最初の30頁だけでも立ち読みしてみて!」みたいな帯文句があるが、それだとゆるめのユーモアミステリとしか判断されないのではないだろうか。話はここまでは類型的だし。もしそこで迷っている人がいたら、ここからもっともっと面白くなりますと言ってあげたい。 ぐっと盛り上がってくるのはまさに30頁以降、視点が花園組サイドとのカットバックになってからで、身代金受渡しのトリックはシンプルで豪快、その後のツイストも鮮やかだ。特徴的なのは珍しく背景を実在地名で固めていることもあって、ロマンティックな映像効果が効いていること。真夜中の海峡が眼前に浮かぶようだ。それもあって、二組の男女をもう一刷毛だけ描きこんでおいたら余情とユーモアを兼ね備えた理想のミステリになったのになあと残念に思う。エピローグ抜きでスッパリ断ち切ったラストも生きただろうに(しかし実際こりゃ事件の収拾つけるだけであと1冊分かかりそうだが。超人的に的はずれな警部とか登場させたりして)。 | ||||
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これも割りと面白かったかな。 なんていうか、 ところどころにギャグをちりばめ、 最後までクスリとさせることを忘れない作者のサービス精神に脱帽。 しかも時間のトリックも完璧で なかなかの出来でした。 いたるところに張られた伏線も しっかりと後で生きてくる。 サクサクっと読めるし、 肩も凝らないし、 エンターテイメント作品としてはいい作品でした。 が、が、 結局絵里香の妹の件はどうなったの? そこが中途半端で 解決されてないし・・・。 警察にも追われていた翔太郎&絵里香はどうなるの? 事件の謎はしっかり解いているけど、 その背景が最後でぼやけてしまったのが残念でした。 何よりも皐月さん(絵里香の姉)のカッコよさが目立った作品でした。 | ||||
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これも割りと面白かったかな。 なんていうか、 ところどころにギャグをちりばめ、 最後までクスリとさせることを忘れない作者のサービス精神に脱帽。 しかも時間のトリックも完璧で なかなかの出来でした。 いたるところに張られた伏線も しっかりと後で生きてくる。 サクサクっと読めるし、 肩も凝らないし、 エンターテイメント作品としてはいい作品でした。 が、が、 結局絵里香の妹の件はどうなったの? そこが中途半端で 解決されてないし・・・。 警察にも追われていた翔太郎&絵里香はどうなるの? 事件の謎はしっかり解いているけど、 その背景が最後でぼやけてしまったのが残念でした。 何よりも皐月さん(絵里香の姉)のカッコよさが目立った作品でした。 | ||||
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ユーモアミステリ作家の贈る,ひさびさの書きおろし作品です. 特別におもしいろなにかがあったり,ギャグがあるわけではないのですが, わざと『はずして』いるかのようなセンス,掛け合いに何度も笑わされます. また,地方都市が舞台のため方言が多く,これも会話にいい味を与えています. 反面,この雰囲気が楽しめないようだと,「サムい」でおわってしまいそうです. とはいえ,中盤以降はミステリの流れとなり,それまでのユーモアもしずかに. 決して派手さはなく,「やっぱりアレか」というところもあるにはあるのですが, その『アレ』をはじめとし,何気ないところにあった伏線が拾われていくところは, それまでのやり取りからはまるで想像もつかず,よい意味でまさかの展開になります. ただ,『締め』がキレイ過ぎるというか,弱く感じてしまうのがなんとも残念で, 騒動のきっかけになったあることなど,いくつかが置かれたままの印象が残ります. 登場人物たちのその後など,エピローグ的なものが少しでもあればよかったような…. なお,単行本の扱いですがソフトカバーで,電車などでも読みやすくなっており, また,ノンシリーズの作品なので,はじめての方にもおすすめの1冊だと思います. | ||||
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ユーモアミステリ作家の贈る,ひさびさの書きおろし作品です. 特別におもしいろなにかがあったり,ギャグがあるわけではないのですが, わざと『はずして』いるかのようなセンス,掛け合いに何度も笑わされます. また,地方都市が舞台のため方言が多く,これも会話にいい味を与えています. 反面,この雰囲気が楽しめないようだと,「サムい」でおわってしまいそうです. とはいえ,中盤以降はミステリの流れとなり,それまでのユーモアもしずかに. 決して派手さはなく,「やっぱりアレか」というところもあるにはあるのですが, その『アレ』をはじめとし,何気ないところにあった伏線が拾われていくところは, それまでのやり取りからはまるで想像もつかず,よい意味でまさかの展開になります. ただ,『締め』がキレイ過ぎるというか,弱く感じてしまうのがなんとも残念で, 騒動のきっかけになったあることなど,いくつかが置かれたままの印象が残ります. 登場人物たちのその後など,エピローグ的なものが少しでもあればよかったような…. なお,単行本の扱いですがソフトカバーで,電車などでも読みやすくなっており, また,ノンシリーズの作品なので,はじめての方にもおすすめの1冊だと思います. | ||||
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